桜祭りは様々な趣向で桜を鑑賞できる春のイベント。楽しみながら桜を鑑賞しよう!そこで今回は、京都府の桜祭りが楽しめる名所の中から「ウォーカープラス・花見特集」でアクセス数の多かった人気の15スポットを紹介。2024年の花見スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2024年7月24日~2024年7月26日)
※イベントが中止になっている場合があります。また、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。
七谷川・和らぎの道の桜/京都府亀岡市
桜色のグラデーションが魅力画像提供:(一社)亀岡市観光協会
七谷川周辺は約1kmにわたって約1500本の桜が咲き乱れる桜並木が続き、丹波地方随一の桜の名所として連日花見客が訪れる。隣接したさくら公園には28種約280本の桜が植樹されている。
見どころ
周辺には、丹波七福神めぐりの寺や出雲大神宮などの観光スポットがある。2024年3月23日(土)~4月7日(日)には亀岡さくらウィークが開催され、期間中にはライトアップも行われる。七谷川野外活動センターでは花見をしながらバーベキューを楽しめる(要予約。別途センター利用料あり。詳細は七谷川野外活動センター公式サイトをご確認ください)。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
醍醐寺の桜/京都府京都市伏見区
国宝・五重塔としだれ桜が境内を彩る画像提供:醍醐寺
駅から徒歩10分と近い、京都の「さくら名所100選」スポット。山上の上醍醐と山麓の下醍醐からなる、山全体を寺域とした真言宗醍醐派の総本山。貞観16(874)年に弘法大師の孫弟子にあたる聖宝理源大師によって開創された。境内には、国宝の五重塔や金堂など歴史的建造物が立ち並ぶ。
見どころ
平安時代から「花の醍醐」と呼ばれる桜の名所で、しだれ桜、ソメイヨシノ、山桜、八重桜など、約700本に及ぶ桜が咲き誇る。豊臣秀吉が晩年、贅を尽くした「醍醐の花見」を行ったことでも知られ、毎年4月第2日曜には、「醍醐の花見」の故事にならい「豊太閤花見行列」が催される。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
淀川河川公園背割堤地区の桜/京都府八幡市
全長1kmを超える桜の堤画像提供:淀川河川公園
木津川と宇治川の合流地点となる背割堤は、春になると咲き誇る桜でほのかなピンク色に包まれる。自然の大パノラマが広がる川沿いに、約220本の満開のソメイヨシノが約1.4kmにわたってつくる桜のトンネルは圧巻だ。
見どころ
2024年3月23日(土)から4月7日(日)の期間に「令和6年 背割堤さくらまつり」を開催。期間中は、美味しいものが集う「さくらマルシェ」や、「さくらであいクルーズ」「お花見船Eボート」「さくらのお話ツアー」など、イベントも盛りだくさんだ(※背割堤さくらまつり期間中は入場に運営協力金100円が必要(6歳未満は除く)。詳細は公式サイト等でご確認ください)。
例年の見頃 |
3月下旬~4月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
桜祭り |
あり
2024年3月23日(土)~4月7日(日)9:00~17:00 令和6年 背割堤さくらまつり[問合せ先:淀川河川公園管理センター大阪分室06-6994-0006]
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桜の種類 |
ソメイヨシノ |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
淀水路の桜/京都府京都市伏見区
水路沿いで咲き乱れる河津桜画像提供:淀観光協会
2002年に伊豆から取り寄せた2本の苗木を植樹したのが最初で、今では淀の町に300本、そのうち約200本の河津桜が1.1kmの淀緑地の水路沿いに咲き誇る。早咲きの河津桜は、濃いピンク色が鮮やかで2月中旬頃から咲き始め、3月末近くまで楽しめる。近年は多くの花見客で賑わうようになり、京都の春を呼ぶ風物詩として親しまれている。2024年3月9日(土)・10日(日)には、さくらまつりが開催。
見どころ
地元住民を中心に植樹した約200本の河津桜が、2月中旬から見頃となる。淀水路の遊歩道を散策しながら、のんびりと桜を観賞できる。水面に桜の花びらが浮かぶ様子も風情があり、満開の時期を過ぎても花見を満喫できるのがうれしい。
例年の見頃 |
2月中旬~3月下旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
桜祭り |
あり
2024年3月9日(土)・10日(日) さくらまつり[問合せ先: 淀さくらを育てる会事務局080-4391-4182]
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桜の種類 |
河津桜 |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
御室(仁和寺)の桜/京都府京都市右京区
満開の桜から五重塔がのぞく画像提供:仁和寺
金堂前のソメイヨシノ、観音堂前のヨウコウザクラや緑色の花を咲かせる御衣黄(ぎょいこう)が咲き誇り、中門以北(伽藍)の西側一帯には遅咲きで有名な御室桜(おむろざくら)がある。古くは江戸時代の頃から庶民の桜として親しまれ、数多くの和歌に詠われている桜で、樹高が約2mと低いため目の前で桜を楽しむことができる。
見どころ
五重塔をバックにした御室桜は、江戸時代から変わらない美しさであり壮観だ。2024年3月23日(土)~5月6日(振休)には、御室花まつりが開催される。
例年の見頃 |
4月上旬~4月中旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
桜祭り |
あり
2024年3月23日(土)~5月6日(振休) 御室花まつり[問合せ先:総本山仁和寺拝観課075-461-1155]
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桜の種類 |
八重桜、ソメイヨシノ、山桜、彼岸桜、御室有明、御衣黄、コウヨウザクラ |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
平野神社の桜/京都府京都市北区
格式ある社殿を桜が彩る画像提供:平野神社
794年桓武天皇の命で大和国から遷座したのが起こりの平野神社。現在の社殿は寛永年間の造営で平野造とよばれ、本殿は重要文化財に指定されている。伊勢神宮、松尾大社などとならぶ格式ある名社で、江戸時代には桜の名所「平野の夜桜」として全国に知られていた。珍種が多く、苑内には、平野神社の代表的名桜の魁桜、寝覚桜、平野妹背、手弱女、突羽根など約60種類、400本の桜が咲く。
見どころ
早咲きの品種は3月中旬に咲き始め、遅いものは4月20日頃に咲く品種があり、約1ヶ月間も桜を楽しむことができる。2024年4月10日(水)は桜花祭が10時から開催され、13時から約200名の時代行列が氏子地域の巡行する。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
平安神宮 神苑の桜/京都府京都市左京区
しだれ桜と朱色の建築が織りなす雅な風景画像提供:平安神宮
広大な池泉回遊式庭園で、国の名勝に指定されている京都の平安神宮 神苑。四季折々に風光明媚な姿を見せるが、春は谷崎潤一郎の「細雪」にも登場する紅枝垂が美しく咲き誇る。神苑に足を踏み入れると、天蓋のように空を覆う圧倒的な光景が広がるが、足を進めて東神苑の栖鳳池の水面に浮かぶ景色も必見だ。また、地下鉄東山駅から近く、期間限定で夜桜鑑賞が楽しめるほか、観桜茶会も行われる(※今後の状況により中止となる可能性があります。詳細は公式サイト等でご確認ください)。
見どころ
八重紅枝垂、ソメイヨシノ、彼岸桜、山桜、里桜、鬱金等、約20種類、300本の桜が咲き誇る。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
天龍寺の桜/京都府京都市右京区
境内の各所で多様な桜を観賞できる画像提供:天龍寺
「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている歴史深い寺社。史跡・特別名勝に指定されている曹源池庭園の奥には、後醍醐天皇を祀る多宝殿を取り囲むようにしだれ桜、ソメイヨシノが咲き乱れる。境内には山桜を含め約200本の桜があり、望京の丘から見下ろす景色は一見の価値ありだ。
見どころ
境内には山桜を含め約200本の桜があり、望京の丘から見下ろす景色は一見の価値ありだ。2024年4月2日(火)には、多宝殿の桜の下で野点席が行われる。
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高台寺の桜/京都府京都市東山区
白砂の庭園に咲く桜は一見の価値あり画像提供:高台寺
豊臣秀吉の正室、ねね(北政所)が秀吉の菩提を弔うため、1606年に開創した寺。江戸後期より、方丈の前に広がる波心庭のしだれ桜が有名で、現在は4代目のしだれ桜が大きく咲き誇っている。
見どころ
2024年3月15日(金)から5月6日(振休)の期間はライトアップされ、春の夜間特別拝観を実施する。高台寺の門前通りである「ねねの道」の桜も見どころ。2024年で最後となる狐の嫁入り行列は、4月3日(水)から7日(日)の夕方に行われる。
例年の見頃 |
3月下旬~4月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。 |
桜祭り |
あり
2024年3月15日(金)〜5月6日(振休) 春の夜間特別拝観[問合せ先:高台寺 075-561-9966]
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花見の屋台 |
なし |
桜の種類 |
八重桜、ソメイヨシノ、山桜、しだれ桜 |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
向日神社の桜/京都府向日市
参道に咲く桜も見もの画像提供:向日市観光協会
向日山に鎮座された、向日神を奉る上ノ社(向神社)と火雷大神を奉る下ノ社(火雷神社)。本殿は室町時代の流造様式の代表的な建築物で、重要文化財に指定されている。例年、3月下旬~4月上旬頃にかけてが、桜の見頃の時期となる。2024年3月30日(土)・31日(日)には、向日市商工会主催の桜まつりを開催。
見どころ
桜のトンネルとなった参道を上れば、境内を覆い尽くさんばかりの見事な桜に出会うことができる。
例年の見頃 |
3月下旬~4月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
桜祭り |
あり
2024年3月30日(土)・31日(日)桜まつり[問合せ先:向日市商工会 075-921-2732]
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桜の種類 |
ソメイヨシノ |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
宇治市植物公園の桜/京都府宇治市
多種多様な桜を一度に見られるのがうれしい画像提供:宇治市植物公園
京の桜といえば円山公園の祇園枝垂が有名だが、その血縁関係にあるとされる樹齢約70年のしだれ桜はシンボル的な存在で、見頃時期にはライトアップを行う。2024年は3月20日(祝)~31日(日)まで夜間のみ無料で開放される(昼間は有料)。また八重桜ライトアップも4月中旬に開催予定。期間中は開園時間が20時まで延長されるため、夜桜を楽しむことができる。
見どころ
田舎の段々畑をイメージして造成された春のゾーンには、ソメイヨシノの花が終わる頃から約20品種150本の八重桜が咲き誇り、陽だまりの桜の下でゆっくり弁当を食べることもできる。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
妙顕寺の桜/京都府京都市上京区
境内を彩る桜を満喫画像提供:妙顕寺
境内地に広がる桜の他、メインの庭である四海唱導の庭には通称「妙顕寺の一本桜」と呼ばれるしだれ桜が咲き、訪問者を和ませる。境内や拝観場所では三脚を使った撮影が可能で、桜の写真をじっくり撮ることができる(他の拝観者に迷惑をかけないこと)。そのほか、2024年3月23日(土)~4月7日(日)は春の特別公開が実施され、現代アーティストの展示が行われる。また夜には、境内の桜や庭園のライトアップが楽しめる。
見どころ
妙顯寺はかつて秀吉によって改築され二条城と呼ばれ、時の天皇や尾形光琳などの芸術家にも愛されていた。特別公開時には宝物の公開、夜間は境内の桜と4つの庭がライトアップされ幻想的な雰囲気を作り出すほか、現代アーティストの作品展示なども行われる。
例年の見頃 |
3月下旬~4月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
桜祭り |
あり
2024年3月23日(土)~4月7日(日) 春の特別公開[問合せ先:妙顕寺075-414-0808]
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桜の種類 |
ソメイヨシノ、しだれ桜 |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
鞍馬寺の桜/京都府京都市左京区
鞍馬寺の本殿前などを桜が彩る画像提供:鞍馬寺
自然豊かな鞍馬山は、桜の開花頃は多くの参拝者が訪れる。牛若丸の史跡も点在し、見どころも多数。鞍馬山の桜は雲珠(うず)桜と呼ばれるが、品種のことではなく常緑の木々の間から桜が点々と咲く様子が、平安時代の馬の鞍飾りである雲珠に似ているところからついた名称。
見どころ
例年、4月中旬~4月下旬頃にかけてが、桜の見頃の時期となる。本殿をはじめ、鞍馬山の各所で桜が楽しめる。2024年4月7日(日)~14日(日)には、花供養が行われる。
例年の見頃 |
4月中旬~4月下旬 期間は例年の見頃、気象条件により前後する場合あり |
桜祭り |
あり
2024年4月7日(日)~14日(日) 花供養[問合せ先:鞍馬寺075-741-2003] ※詳細は公式サイト等をご確認ください
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桜の種類 |
八重桜、ソメイヨシノ、山桜、しだれ桜、大山桜、鬱金 |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
玉川の桜/京都府綴喜郡井手町
ソメイヨシノが玉川を覆うように花をつける画像提供:井手町産業環境課
「平成の名水百選」に選ばれた玉川の両堤は、約500本のソメイヨシノが桜のトンネルをつくる。また、古くから多くの和歌や絵画に登場する玉川の山吹も、4月上旬から5月上旬頃まで、川堤を黄金色に染める。2024年3月23日(土)~4月3日(水)には「井手町さくらまつり」を開催。19:00~21:00には、ライトアップも一部行われる。
見どころ
近くにはしだれ桜で知られる地蔵禅院や史跡が数多く点在し、桜見物を楽しめる。また最寄り駅からも近いため、気軽に訪れることができる。
例年の見頃 |
3月下旬~4月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
桜祭り |
あり
2024年3月23日(土)~4月3日(水) 井手町さくらまつり[問合せ先:井手町役場産業環境課0774-82-6168]
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桜の種類 |
ソメイヨシノ |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
法金剛院の桜/京都府京都市右京区
『紫の桜』は一見の価値がある画像提供:法金剛院
平安初期、右大臣清原夏野が建てた山荘が前身で、平安末期に鳥羽天皇の中宮、待賢門院が再興し寺名を法金剛院と定めた。国の特別名勝である(五位山附)青女の滝、名勝の浄土式庭園は四季折々の景観が人々を楽しませている「関西花の寺二十五ヶ所」の一つ。その苑池の端に立つ待賢門院桜は彼岸桜系の紅枝垂変種で待賢門院のゆかりの品種といわれる。
見どころ
2020年に国宝指定された阿弥陀如来座像や、特別名勝で日本最古の人口の滝「青女の滝」(五位山付)なども見どころだ。2024年の春の特別拝観は3月24日(日)から4月7日(日)に開催。
例年の見頃 |
3月下旬~4月上旬 期間は例年の見頃、気象条件により前後する場合あり ※公式サイトで確認 |
桜祭り |
あり
2024年3月24日()~4月7日(日)春の特別拝観 受付9:30~16:00、閉門16:30
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桜の種類 |
ソメイヨシノ、しだれ桜、待賢門院桜 |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
※新型コロナウイルス(COVID-19)などの関係により、今年の桜・花見情報、観覧情報に変更が生じる場合があります。
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。