(2023年1月16日更新)
河津桜(カワヅザクラ)
は、一般的なサクラの品種であるソメイヨシノに比べて早い時期に開花する早咲き桜のひとつ。名前の由来となった静岡県河津町では、町内に咲く
河津桜
でひと足早く春の訪れを楽しもうと例年多くの人でにぎわう。
河津桜
の花の特徴や開花情報、第33回(2023年)河津桜まつりの開催内容など、知っておきたい情報をまとめて紹介!
本州でひと足先に咲く河津桜。普通の桜との違いって?

河津桜(カワヅザクラ)
は、静岡県の河津町で発見された早咲きの桜。沖縄などを中心に咲くカンヒザクラ系と早咲きオオシマザクラ系の自然交配種と考えられており、例年1月下旬になると花が咲き始める。
花そのものも、一般的な桜の品種であるソメイヨシノに比べ、
河津桜
は花が大きめ。色も濃いピンク色になるのが特徴だ。
静岡県河津町は本州の一大名所。河津桜の開花時期・見頃はいつ?
全国でも屈指の名所が、名前の由来にもなった静岡県河津町。
河津桜
の原木や、河津川沿いに咲く
河津桜
並木など、各所で桜を楽しむことができる。
開花が始まるのは毎年まちまちだが、河津町での開花はおおむね1月下旬から2月上旬の時期。その後、約1カ月間という長さで咲き続ける。

河津桜
が一番の見頃といわれているのは、満開になる前の六~八分咲きだ。河津町での例年の見頃は2月中旬から3月上旬頃で、例年この時期に「河津桜まつり」が開催され、多くの人でにぎわう。
2023年の河津桜まつりの開催期間は2月1日~28日!
「河津桜まつり」は、2月上旬から約1カ月間、桜並木のある河津川を中心に河津町内各地でイベントが行われ、来訪者100万人を数える人気のお祭り。2023年は昨年と同様、2月1日(水)から28日(火)の期間で開催予定となっている。

見どころのひとつである夜桜ライトアップは、2月1日(水)~28日(火)の期間中、18時から21時の間、町内6カ所の名木と、河津川沿いの桜並木の上流(峰温泉桜トンネル)と下流(館橋付近)で実施される。
このほか、河津桜まつり期間中は、河津川沿いでの地場産品の販売や、ふるさと案内人の桜コースガイド(10時・13時出発。料金1人500円。2人以上が対象)など、さまざまな催しが行われる予定だ。
川沿いに850本の河津桜!桜並木を愛でよう
町内各所で
河津桜
を見ることができる河津町だが、中でも
河津桜
が咲き誇る様子を楽しめるポイントは、町内を流れる河津川沿いの桜並木。河津川上流にかかる峰大橋から河口側の浜橋まで約4キロの区間に、850本もの
河津桜
が立ち並ぶ。徒歩の目安時間は峰大橋から浜橋まで約45分。ゆったりと川沿いを散策しながら桜を眺めるのもおすすめだ。

また、河津町役場方面に向かって約1.3キロの場所には、
河津桜
の原木が植えられている。今に続く
河津桜
の歴史を感じられる名木もぜひチェックしたい。
伊豆に河津桜を見に行こう!玄関口は河津駅
伊豆半島の南東に位置する河津町。公共交通機関では、東京駅から河津駅まで直通の特急「踊り子」号で片道2時間40分程度で到着する。東海道新幹線を利用する場合は、熱海駅で「踊り子」号やJR伊東線に乗り換えて向かうことになる。
自動車でのアクセスでは、東名沼津ICから約80キロ(約1時間20分)、東名厚木ICからは約113キロ(約2時間30分)。なお、例年河津桜まつり期間、特に桜の見頃の時期や週末は周辺道路の渋滞が予想されるため注意が必要だ。
伊豆の早咲き桜で、ひと足先に春の訪れを楽しもう!
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この記事で紹介された桜名所・お花見スポット
詳細情報
■河津桜まつり会場:河津川周辺他町内一帯
住所:賀茂郡河津町笹原72-12
アクセス:【鉄道】伊豆急行線「河津」駅よりすぐ 【車】東名「沼津」IC、または、新東名「長泉沼津」ICより修善寺経由1時間20分
駐車場:あり(有料)
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