全国の桜・花見が楽しめる公園おすすめ15選

全国

近場で桜を見たい人におすすめの公園の桜。ピクニックはもちろん、園内を歩きながら桜鑑賞をするのもおすすめ。そこで今回は、全国の桜が見られる公園の中から「ウォーカープラス・花見特集」でアクセス数の多かった人気の15スポットを紹介。2025年の花見スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2025年9月15日~2025年9月17日)

※イベントが中止になっている場合があります。また、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。

さくら堤公園の桜/埼玉県比企郡吉見町

さくら堤公園の桜
菜の花と桜のコントラストを堪能できる画像提供:吉見町

埼玉県比企郡吉見町にある、公園。ふるさと歩道の設置とともに桜の木が約500本植えられ、この1.8キロにおよぶ桜堤に、秋ヶ瀬公園(さいたま市)と森林公園(滑川町)を結ぶサイクリングコースがあり、サイクリングやジョギング、散歩を楽しむ人の姿が見られる。春には桜のトンネルができあがる。

見どころ

例年、3月下旬~4月上旬頃にかけてが、桜の見頃の時期となる。早春には菜の花が辺りをおおい、桜とのコントラストを楽しめる。

例年の見頃 3月下旬4月上旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 ソメイヨシノ

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

隅田公園の桜/東京都墨田区

隅田公園の桜
遊歩道沿いをピンク色に染める桜並木画像提供:墨田区観光協会

「日本さくら名所100選」にも選ばれている花見の人気スポット。江戸時代に4代将軍・徳川家綱の命により植えられたのが始まりと言われ、1717年(享保2年)には8代将軍・徳川吉宗が100本の桜を植え足した記録が残っており、現在では墨田区側に約300本、対岸の台東区側に約600本の桜が植えられている。駅から近く、隅田川の両岸を約1キロにわたって桜並木が続き、東京スカイツリー(R)とのコラボレーションを楽しめる。

見どころ

隅田川の屋形船に乗って両岸の桜並木を眺めるのもおすすめ。夜には園内の桜がライトアップされ、幻想的な雰囲気が広がる。2025年の墨堤さくらまつりは3月中旬~4月上旬で開催予定。※詳細は公式サイトなどでご確認ください。

例年の見頃 3月中旬4月上旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 ソメイヨシノしだれ桜、神代曙、ほか

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

弘法山古墳の桜/長野県松本市

弘法山古墳の桜
ピンク色の海のように桜が山を覆う画像提供:松本市

長野県松本市に位置する弘法山古墳は、3〜4世紀頃築造された東日本最古級の前方後方墳。古の歴史を今に伝える厳かな遺構として、訪れる人々に深い感銘を与える。春になると、その古墳を囲むように咲く約4000本もの桜が、一斉に淡いピンク色の花を咲かせ、歴史の重みと春の儚い美しさが見事に融合する。

見どころ

墳頂からの眺望も抜群で、松本市街と北アルプスを桜とともに一望でき、写真家にも人気がある。

例年の見頃 4月上旬4月中旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 ソメイヨシノ大山桜、など

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

鶴ヶ城公園の桜/福島県会津若松市

鶴ヶ城公園の桜
桜の開花時期は夜間ライトアップで夜桜も楽しめる画像提供:会津若松観光ビューロー

鶴ヶ城は、日本で唯一の赤瓦の天守閣を持つ城。春には約1000本のソメイヨシノが開花し、「日本さくら名所100選」にも選ばれている。2025年4月上旬~5月上旬までの期間には夜間ライトアップが行われ、夜桜も楽しむことができる。また、堀や土塁は約400年以上前からのものが残り、城郭全体が国の史跡に指定されている。

見どころ

2025年4月上旬から5月上旬には、鶴ヶ城桜さくらまつりが開催される。なお、鶴ヶ城天守閣は2023年春に内部のリニューアルを行い、歴史に秘められた物語を楽しむことができる。詳細や最新情報については、鶴ヶ城公式サイト(https://www.tsurugajo.com/tsurugajo/)を参照。

例年の見頃 4月中旬4月下旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 八重桜ソメイヨシノ、高遠小彼岸

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

高遠城址公園の桜/長野県伊那市

高遠城址公園の桜
長野県内でも有数の桜の名所として知られている画像提供:伊那市観光協会

「天下第一の桜」と称され、日本三大桜の名所でもある高遠城址公園の桜。固有種・タカトオコヒガンザクラを楽しむことができる。花はやや小ぶりで赤みが強く、樹齢140年を越える古木を含め約1500本が咲き誇る。満開時には公園全体が薄紅色に染まり、毎年多くの観光客が訪れる。

見どころ

桜の咲き始めから散り終わりまで「さくら祭り」が開催され、高遠囃子の巡行などが行なわれる。夜はライトアップされ、昼間とは違う幻想的な雰囲気が広がる。

例年の見頃 4月上旬4月中旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 タカトオコヒガンザクラ

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

円山公園の桜(京都府)/京都府京都市東山区

円山公園の桜(京都府)
祇園の夜桜画像提供:京都市都市緑化協会

回遊式日本庭園を中心に、料亭や茶店が散在する、京都市内最古の公園。桜の名所として名高く、特に「祇園枝垂桜(ぎおんしだれざくら)」で知られている。推定樹齢90年以上のこのしだれ桜は、公園のシンボルとして圧倒的な存在感を放ち、春になると優雅に垂れ下がる枝いっぱいに淡いピンクの花を咲かせる。夜間にはライトアップされ、幻想的な夜桜の美しさも格別だ。広々とした園内にはソメイヨシノなど多くの桜が咲き誇り、京都らしい情緒あふれる風景が広がる。京都随一の桜の名所で、開花時期には約650本の桜が満開に咲き誇る。

見どころ

「祇園の夜桜」で有名なしだれ桜は例年4月上旬までだが、八重桜は中旬過ぎまで楽しめる。2025年3月下旬~4月上旬頃の日没~22時頃には桜のライトアップが行われる。

例年の見頃 3月下旬4月上旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 八重桜ソメイヨシノしだれ桜

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

松前公園の桜/北海道松前郡松前町

松前公園の桜
城郭と桜のコラボレーション画像提供:北海道まつまえ観光物産協会

松前には250種1万本の桜があり早咲き、中咲き、遅咲きと次々と時差開花していく。桜の種類を学ぶ教育植物園として造られたのが「さくら見本園」である。見本園には日本各地から集められた140種類の桜が植えられ、まさに生きた図鑑である。公園内には、ここでしか鑑賞できない松前生まれの桜が約100種類ある。お花見売店広場横と松前藩屋敷そばで、バーベキューが楽しめる。

見どころ

2025年4月19日(土)~5月11日(日)の23日間は、第77回松前さくらまつりを開催。例年のイベントとして松前神楽(国指定重要無形民俗文化財)のほか、郷土芸能公開、松前藩屋敷こどもの日イベント(子ども対象の抽選会など)が行われる。また、期間中は日没から午後9時まで、桜の開花状況に合わせ、夫婦桜他、桜専用LEDライトによるライトアップを実施(2025年のさくらまつりの最新情報は、公式サイトなどでご確認ください)。

例年の見頃 4月中旬~5月中旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 ソメイヨシノ、蝦夷霞桜、糸括、関山、雨宿、鬱金、南殿桜

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

弘前公園(鷹揚公園)の桜/青森県弘前市

弘前公園(鷹揚公園)の桜
弘前城天守の周りを満開の桜が覆う※2025年現在天守は石垣修理に伴い、本丸内で約70メートル移動しています。画像提供:弘前市

弘前公園二の丸にあるソメイヨシノは、旧藩士の菊池楯衛が1882(明治15)年に寄贈し植栽されたもので、現存するソメイヨシノでは日本最古級といわれる。ソメイヨシノは成長が早いわりに寿命が60年から80年とされていたが、弘前公園には樹齢100年を越えるソメイヨシノが400本以上あり、多くの専門家から管理技術が日本一と称され、「日本さくら名所100選」にも選ばれている。

見どころ

2025年4月18日(金)~5月5日(祝)には、弘前さくらまつりを開催。敷地面積が約49万2000平方メートルの弘前公園には、しだれ桜八重桜など52種、約2600本の桜が咲き、さくらまつりの開催時期に合わせてライトアップを実施。光り輝く弘前城天守と夜桜の対比は圧巻だ。

例年の見頃 4月中旬5月上旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 八重桜ソメイヨシノ山桜しだれ桜寒緋桜大島桜エドヒガンザクラ、カスミザクラ、弘前雪明かり(弘前発祥の八重桜)、など全52品種

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

夙川河川敷緑地(夙川公園)の桜/兵庫県西宮市

夙川河川敷緑地(夙川公園)の桜
「日本さくら名所100選」にも選ばれた桜並木が楽しめる画像提供:西宮市公園緑地課

河川全体が公園として整備されている都市公園。1949年(昭和24年)に、辰馬卯一郎市長の提唱で1000本の桜が植栽され、川の両岸に南北2.8キロに桜並木が続く。現在はソメイヨシノを中心に約1660本の桜があり、「日本さくら名所100選」にも選ばれている。ソメイヨシノのほかに、山桜大島桜、関山も楽しめる。

見どころ

川のせせらぎと桜の優雅な姿が調和し、穏やかな春の情景を作り出している。桜のトンネルの下をゆったりと散策したり、芝生でお花見を楽しんだりと、訪れる人々を魅了する絶景が広がる。

例年の見頃 3月下旬4月上旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 ソメイヨシノ山桜大島桜、関山

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

上野恩賜公園の桜/東京都台東区

上野恩賜公園の桜
不忍池そばの桜並木は花見客で賑わいを見せる画像提供:上野恩賜公園

上野の山は、江戸時代から桜の名所として知られ、四季を通じて自然を存分に満喫できる。桜は天海僧正が吉野山から移植させたといわれ、公園さくら通りを中心に約800本の桜が園内を彩る。最寄り駅からも近く、美術館や博物館、動物園などもあって子どもから大人まで楽しめる。

見どころ

2025年3月下旬から4月上旬ごろには、うえの桜フェスタを開催予定。竹の台広場(噴水広場)でさまざまなイベントが催され、上野のお店を始めとした50店舗以上の物産展も大集合する。イベントの詳細については公式サイトを参照。

例年の見頃 3月中旬4月上旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 河津桜八重桜ソメイヨシノ山桜しだれ桜彼岸桜寒緋桜大島桜寒桜エドヒガンザクラ、十月桜、ほか約50種

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

浜離宮恩賜庭園の桜/東京都中央区

浜離宮恩賜庭園の桜
富士見山からの桜画像提供:公益財団法人東京都公園協会

潮入の池と二つの鴨場をもつ徳川将軍家の庭園で、江戸時代は江戸城の「出城」としての機能を果たしていた。11代将軍家斉の時にほぼ現在の姿の庭園が完成した。明治維新後は皇室の離宮となり、名称も浜離宮となった。1945年(昭和20年)に東京都に下賜され、整備のうえ1946年から一般公開。1952年11月には周囲の水面を含め、国の特別名勝および特別史跡に指定された。園内には約26種、80本の桜が植えられている。

見どころ

ソメイヨシノの見頃は3月下旬から4月上旬、八重桜の見頃は4月中旬となっているため、3月下旬から4月中旬まで色とりどりの桜が楽しめる。

例年の見頃 3月下旬4月中旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 八重桜ソメイヨシノ山桜しだれ桜冬桜寒緋桜大島桜、鬱金(うこん)

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

臥竜公園の桜/長野県須坂市

臥竜公園の桜
水面に写る鮮やかな桜画像提供:信州須坂観光協会

「日本さくら名所100選」に選ばれている臥竜公園は、池の周りに約160本、臥竜公園に約260本、公園周辺で約600本の桜が咲き誇り、春には多くの花見客が訪れる。池に舞い散る花吹雪や水面に映る夜桜は幻想的。公園内にある須坂市動物園は、カピバラやベンガルトラなどがおり、家族で楽しめる。臥竜公園の名物「真っ黒おでん」や「お団子」を片手にお花見もできる。ボートに乗って池から桜を観賞するのもおすすめ。湖面に浮かぶ花いかだを間近で眺められるのがうれしい。

見どころ

2025年4月1日(火)~4月20(日)には臥竜公園さくらまつりが開催。また、夜桜のライトアップは竜ヶ池に移し出される桜が幻想的(見頃期間中)。

例年の見頃 4月上旬4月中旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 八重桜ソメイヨシノエドヒガンザクラ

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

大阪城公園の桜/大阪府大阪市中央区

大阪城公園の桜
「平成の大改修」によりよみがえった天守閣画像提供:大阪城パークセンター

大阪城を中心に広がる緑豊かな公園で駅からも近い都会のオアシス。重要文化財に囲まれた西の丸庭園は、ソメイヨシノを中心に約300本の桜の名所として知られている。桜を眺めながら大阪城を知るには、谷町四丁目駅から大阪城公園への約3キロのゴールデンルート(大手門~ミライザ大阪城~大阪城天守閣~青屋門~ジョー・テラス・オオサカ)がおすすめだ。また、2025年3月22日(土)から4月13日(日)は「西の丸庭園 観桜ナイター」を開催し、18時ごろからライトアップが行われる。(※詳細は公式サイト等でご確認ください)

見どころ

歴史のロマンあふれる天守閣を中核に据えている大阪城公園では、随所で四季折々の花と緑を鑑賞できる。105品種約1245本の梅の花が咲き競う梅林も人気が高く、早咲きの梅は1月下旬から楽しめる。

例年の見頃 3月下旬4月中旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 八重桜ソメイヨシノ山桜しだれ桜大島桜、サトザクラ

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

五稜郭公園の桜/北海道函館市

五稜郭公園の桜
復元された奉行所とともに満開の桜を望める画像提供:一般財団法人函館市住宅都市施設公社

榎本武揚や土方歳三らが明治新政府軍と戦った戊辰戦争最後の地。張り出した五つの稜堡が美しい星形を形作る,我が国初の西洋式城塞だ。25.2ヘクタールという広大な五稜郭全域は公園として整備され、春には満開の桜が咲き誇る。例年、花見期間中は、火気の使用および飲食が可能。また、提灯によるライトアップも行われる(2025年の花見期間、ライトアップは未定。詳細は公式サイトなどでご確認ください)。

見どころ

例年、4月下旬~5月上旬に見頃を迎え、約1500本の桜が咲き誇る。見頃の終わりに、散った花びらが堀の水面を桜色に埋め尽くすさまも美しい。

例年の見頃 4月下旬5月上旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 八重桜ソメイヨシノしだれ桜

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

県立芦野公園の桜/青森県五所川原市

県立芦野公園の桜
満開の桜のトンネルを昔懐かしい列車が駆け抜ける景観が人気画像提供:金木商工会

県立芦野公園は、青森県五所川原市金木町にあり、太宰治文学碑や銅像、津軽三味線発祥之地の碑などが立っている公園。ソメイヨシノなどの約1500本を超える桜と約1800本の黒松の老木松の美しいコントラストが楽しめる。また、昭和初期から続く、金木桜まつりは2025年4月23日(水)〜29日(祝)に開催、春の北津軽最大のイベントとして毎年30万人以上の観光客が県内外から訪れる。

見どころ

例年、4月中旬~4月下旬頃にかけてが、桜の見頃の時期となる。芦野公園駅付近の線路を覆うように広がる桜のトンネルと、列車の景観も人気が高い。隣接する「オートキャンプ場」でバーベキューをすることができ、桜の木があるので、お花見バーベキューをすることができる。

例年の見頃 4月中旬4月下旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 ソメイヨシノ

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

※新型コロナウイルス感染対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。

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