桜祭りは様々な趣向で桜を鑑賞できる春のイベント。楽しみながら桜を鑑賞しよう!そこで今回は、京都府の桜祭りが楽しめる名所の中から「ウォーカープラス・花見特集」でアクセス数の多かった人気の15スポットを紹介。2025年の花見スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2025年6月26日~2025年6月28日)
※イベントが中止になっている場合があります。また、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。
七谷川・和らぎの道の桜/京都府亀岡市
桜色のグラデーションが魅力画像提供:(一社)亀岡市観光協会
京都府亀岡市にある七谷川・和らぎの道は、桜の名所として知られる美しい散策スポット。春になると、七谷川周辺は約1キロにわたって約1500本の桜が咲き乱れる桜並木が続き、丹波地方随一の桜の名所として連日花見客が訪れる。隣接したさくら公園には28種約280本の桜が植樹されている。
見どころ
周辺には、丹波七福神めぐりの寺や出雲大神宮などの観光スポットがある。2025年3月25日(火)~4月10日(木)には亀岡さくらウィークが開催され、期間中にはライトアップも行われる。また、3月29日(土)・30日(日)には亀岡さくらマルシェが開催。七谷川野外活動センターでは花見をしながらバーベキューを楽しめる(要予約。別途センター利用料あり。詳細は七谷川野外活動センター公式サイトをご確認ください)。
例年の見頃 |
3月下旬~4月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
桜祭り |
あり
2025年3月25日(火)~4月10日(木) 亀岡さくらウィーク[問い合わせ先:亀岡市役所都市整備課0771-23-5071]
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花見の屋台 |
2025年3月25日(火)~4月10日(木) 亀岡さくらウィーク期間中は飲食ブースあり。3月29日(土)・30日(日)亀岡さくらマルシェ開催時には、別途キッチンカーも出店(予定) |
桜の種類 |
ソメイヨシノ、山桜、しだれ桜、大島桜、寒桜、エドヒガンザクラ |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
平安神宮 神苑の桜/京都府京都市左京区
しだれ桜と朱色の建築が織りなす雅な風景画像提供:平安神宮
広大な池泉回遊式庭園で、国の名勝に指定されている京都の平安神宮 神苑。四季折々に風光明媚な姿を見せるが、春は谷崎潤一郎の「細雪」にも登場する紅枝垂が美しく咲き誇る。神苑に足を踏み入れると、天蓋のように空を覆う圧倒的な光景が広がるが、足を進めて東神苑の栖鳳池の水面に浮かぶ景色も必見だ。また、地下鉄東山駅から近く、期間限定で夜桜鑑賞が楽しめるほか、観桜茶会も行われる(※今後の状況により中止となる可能性があります。詳細は公式サイト等でご確認ください)。
見どころ
八重紅枝垂、ソメイヨシノ、彼岸桜、山桜、里桜、鬱金等、約20種類、300本の桜が咲き誇る。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
淀川河川公園背割堤地区の桜/京都府八幡市
全長1キロを超える桜の堤画像提供:淀川河川公園
木津川と宇治川の合流地点となる背割堤は、春になると咲き誇る桜でほのかなピンク色に包まれる。自然の大パノラマが広がる川沿いに、約220本の満開のソメイヨシノが約1.4キロにわたってつくる桜のトンネルは圧巻だ。
見どころ
2025年3月22日(土)から4月12日(日)のうち、桜が見頃である7日間程度、「令和7年 背割堤さくらまつり」を開催。期間中は、美味しいものが集う「さくらマルシェ」や、「さくらであいクルーズ」「お花見船Eボート」「さくらのお話ツアー」など、イベントも盛りだくさんだ(※背割堤さくらまつり期間中は入場に運営協力金100円が必要(6歳未満は除く)。詳細は公式サイト等参照)。
例年の見頃 |
3月下旬~4月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
桜祭り |
あり
2025年3月22日(土)から4月12日(日)のうち桜が見頃である7日間程度9:00~17:00 令和7年 背割堤さくらまつり [問合せ先:淀川河川公園管理センター大阪分室06-6994-0006]
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桜の種類 |
ソメイヨシノ |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
御室(仁和寺)の桜/京都府京都市右京区
満開の桜から五重塔がのぞく画像提供:仁和寺
金堂前のソメイヨシノ、観音堂前のヨウコウザクラや緑色の花を咲かせる御衣黄(ぎょいこう)が咲き誇り、中門以北(伽藍)の西側一帯には遅咲きで有名な御室桜(おむろざくら)がある。古くは江戸時代の頃から庶民の桜として親しまれ、数多くの和歌に詠われている桜で、樹高が約2メートルと低いため目の前で桜を楽しむことができる。
見どころ
五重塔をバックにした御室桜は、江戸時代から変わらない美しさであり壮観だ。2025年3月22日(土)~5月6日(振休)には、御室花まつりが開催される。
例年の見頃 |
4月上旬~4月中旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
桜祭り |
あり
2025年3月22日(土)~5月6日(振休) 御室花まつり[問合せ先:総本山仁和寺拝観課075-461-1155]
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桜の種類 |
八重桜、ソメイヨシノ、山桜、彼岸桜、御室有明、御衣黄、ヨウコウザクラ |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
醍醐寺の桜/京都府京都市伏見区
国宝・五重塔としだれ桜が境内を彩る画像提供:醍醐寺
駅から徒歩10分と近い、京都にある「日本さくら名所100選」スポット。山上の上醍醐と山麓の下醍醐からなる、山全体を寺域とした真言宗醍醐派の総本山。874年(貞観16年)に弘法大師の孫弟子にあたる聖宝理源大師によって開創された。境内には、国宝の五重塔や金堂など歴史的建造物が立ち並ぶ。
見どころ
平安時代から「花の醍醐」と呼ばれる桜の名所で、しだれ桜、ソメイヨシノ、山桜、八重桜など、約700本におよぶ桜が咲き誇る。豊臣秀吉が晩年、贅を尽くした「醍醐の花見」を行ったことでも知られ、毎年4月第2日曜には、「醍醐の花見」の故事にならい「豊太閤花見行列」が催される。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
向日神社の桜/京都府向日市
参道に咲く桜も見もの画像提供:向日市観光協会
向日山に鎮座された、向日神を奉る上ノ社(向神社)と火雷大神を奉る下ノ社(火雷神社)。本殿は室町時代の流造様式の代表的な建築物で、重要文化財に指定されている。例年、3月下旬~4月上旬頃にかけてが、桜の見頃の時期となる。2025年3月29日(土)・30日(日)には、向日市商工会主催の桜まつりを開催。
見どころ
桜のトンネルとなった参道を上れば、境内を覆い尽くさんばかりの見事な桜に出会うことができる。
例年の見頃 |
3月下旬~4月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
桜祭り |
あり
2025年3月29日(土)・30日(日) 桜まつり[問合せ先:向日市商工会 075-921-2732]
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桜の種類 |
ソメイヨシノ |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
宇治橋上流の桜/京都府宇治市
京都府立宇治公園と左岸をつなぐ木製の橋画像提供:宇治市観光協会
日本最古の橋、京都府宇治市の宇治橋上流の宇治川沿いには、両岸に約2000本の桜が植えられている。例年3月下旬から4月上旬に満開となり美しい桜景色となる。塔の島と橘島をつなぐ朱塗りの橋も見どころで、朱色と桜のコントラストが映える。また、周辺には観光スポットが多く点在する。
見どころ
2025年4月5日(土)・6日(日)には、宇治川さくらまつりを開催。宇治川春の市(宇治の特産品などの販売)などが行われる予定(※状況によっては中止となる場合があります。詳細は公式サイトでご確認ください)。
例年の見頃 |
3月下旬~4月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
桜祭り |
あり
2025年4月5日(土)・6日(日) 宇治川さくらまつり[問合せ先:宇治市観光協会0774-23-3353]※状況によっては中止となる場合があります。詳細は公式サイトでご確認ください。
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桜の種類 |
八重桜、ソメイヨシノ、しだれ桜 |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
平野神社の桜/京都府京都市北区
格式ある社殿を桜が彩る画像提供:平野神社
794年桓武天皇の命で大和国から遷座したのが起こりの平野神社。現在の社殿は寛永年間の造営で平野造とよばれ、本殿は重要文化財に指定されている。伊勢神宮、松尾大社などとならぶ格式ある名社で、江戸時代には桜の名所「平野の夜桜」として全国に知られていた。珍種が多く、苑内には、平野神社の代表的名桜の魁桜、寝覚桜、平野妹背、手弱女、突羽根など約60種類、400本の桜が咲く。
見どころ
早咲きの品種は3月中旬に咲き始め、遅いものは4月20日頃に咲く品種があり、約1ヶ月間も桜を楽しむことができる。2025年4月10日(木)は桜花祭が10時から開催され、13時から約200名の時代行列が氏子地域の巡行する。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
墨染寺の桜/京都府京都市伏見区
さまざまな桜が堪能できる画像提供:墨染寺
こじんまりとした境内には、ソメイヨシノの他に八重桜、御衣黄、墨染(すみぞめ)桜の計7本の桜が咲き誇る。特に「墨染」という地名の由来と伝えられる墨染桜が有名。平安時代の歌人・上野峯雄が、藤原基経の死を悼み詠んだところ、桜が喪に服すかのように薄墨色に咲いたという云われがある。花は小さく白色の単弁。
見どころ
現在は4代目の墨染桜が花を咲かせる。墨染さくらまつりが2025年3月30日(日)10時~16時頃まで行われるほか、夜桜ライトアップが2025年3月26日(水)から桜が散るまで行われる。 ※ライトアップは桜の開花状況によって変更あり。
例年の見頃 |
3月下旬~4月中旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
桜祭り |
あり
2025年3月30日(日)10:00~16:00 墨染さくらまつり[問合せ先:リファイン桃山075-642-4566]
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桜の種類 |
八重桜、ソメイヨシノ、墨染桜、御衣黄 |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
毘沙門堂の桜/京都府京都市山科区
堂々たるしだれ桜画像提供:毘沙門堂
京都市山科区にある天台宗の寺院で、「天台宗京都五門跡」の1つ。毘沙門天を祀っていることから、毘沙門堂という名前が付けられた。703年に行基が開いた出雲寺がその前身とされている。宸殿前には、樹齢150年を超えるしだれ桜があり、支え木に支えられながらも、30メートルにおよぶ枝張りで古木の堂々たる姿を見せている。3月末から4月上旬が見頃だ。
見どころ
本堂の脇にはソメイヨシノ、一切経蔵の前にもしだれ桜など、50本の桜が咲く。また、2025年4月6日(日)には、花まつり・観桜会が開催され、奉納演奏や演舞、参道での縁日などで境内はにぎわう。
例年の見頃 |
3月下旬~4月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
桜祭り |
あり
2025年4月6日(日) 花まつり・観桜会[問合せ先:毘沙門堂 075-581-0328]詳細は公式サイトご参照ください
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桜の種類 |
ソメイヨシノ、山桜、しだれ桜、彼岸桜、御衣黄、鬱金 |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
正寿院の桜/京都府綴喜郡宇治田原町
満開時には境内が一面桜色に染まる画像提供:正寿院
高野山真言宗に属し、およそ800年前に創建された歴史ある寺。境内には樹齢100年の桜が咲き誇り、日本伝統文様のひとつであるハート形の猪目窓からは桜色に染まった景色を眺められる。2025年3月28日(金)~31日(日)、4月4日(金)~6日(日)は春の特別拝観「観桜会」が行われる。桜のライトアップも実施され、昼間とは違った雰囲気のお花見を楽しめる。「観桜会」は公式サイトから申し込みが必要(※詳細は公式サイト参照)。
見どころ
一面が桜に染まる景色は桜の海のようで圧巻。桜の木を下からではなく同じ高さの目線で眺められる珍しいスポットとなっている。また水鏡のような景色も愛でることができる。
例年の見頃 |
4月上旬~4月中旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。観桜会は2025年3月28日(金)~31日(日)・4月4日(金)~6日(日) |
桜祭り |
あり
毎年4月第3日曜日 春の大祭 御影供(トークショー、福引あり)[問合せ先:正寿院 0774-88-3601]
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桜の種類 |
八重桜、ソメイヨシノ、しだれ桜 |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
元離宮二条城の桜/京都府京都市中京区
夜のライトアップが演出する幻想的な風景は必見だ画像提供:元離宮二条城事務所
京都の世界遺産として有名な二条城。城内には桜の園の里桜、清流園の山桜、ソメイヨシノ、本丸西側のしだれ桜など、約50品種、300本の桜が咲き誇る。2025年3月14日(金)~4月13日(日)には、「二条城桜まつり」が開催予定。期間中は春の陽ざしのもと、さまざまなイベントが開催される。
見どころ
桜まつり期間中の夜間には桜のライトアップや歴史的空間を活かしたプロジェクションマッピングなどが行われ、幻想的な世界が演出される。
例年の見頃 |
3月中旬~4月中旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
桜祭り |
あり
2025年3月14日(金)~4月13日(日) 二条城桜まつり2025[問合せ先:文化市民局元離宮二条城事務所 075-841-0096 ]
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桜の種類 |
八重桜、ソメイヨシノ、山桜、しだれ桜、寒緋桜、里桜 |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
馬坂川の桜/京都府京田辺市
ソメイヨシノが約800mにわたり咲く画像提供:(一社)京田辺市観光協会
京都府京田辺市の馬坂川畔の桜並木では、約190本のソメイヨシノが約800メートルにわたりこぼれんばかりに咲き乱れる。この桜並木は、地元では有名な花見スポット。見頃の時期には混雑するため、足を運ぶ際は公共交通機関の利用がおすすめだ。例年は、3月下旬~4月上旬にかけてが見頃の時期となっている。
見どころ
満開の桜並木を眺めながらゆっくりと散策するのがおすすめ。2025年3月20日(木)~4月6日(日)には、ひとやすみフェスティバル2025を開催。
例年の見頃 |
3月下旬~4月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
桜祭り |
あり
2025年3月20日(木)~4月6日(日) ひとやすみフェスティバル2025[問合せ先:京田辺市観光案内所 0774-68-2801]
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桜の種類 |
ソメイヨシノ |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
梅宮大社の桜/京都府京都市右京区
境内で可憐な八重の花を開く画像提供:梅宮大社
酒造安全と子孫繁栄を祈願した神社で、池泉迴遊式庭園を中心に、北庭園にかけて20種約80本の桜が植えられている。境内には古木の山桜が数多くあり、そのボリュームある桜は見ごたえがある。また、子授け、安産にご利益があることでも有名で、本殿の奥には、またげば子どもが授かると伝わる「またげ石」がある。
見どころ
八重桜が中心となるため、見頃は例年4月20日頃となる。ソメイヨシノに比べて開花期が1~2週間ほど遅いため、境内で長い期間桜を鑑賞することができる。毎年4月の第3日曜に桜祭が開催される。
例年の見頃 |
4月中旬~4月下旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
桜祭り |
あり
2025年4月20日(日) 桜祭[問合せ先:梅宮大社 075-861-2730]
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桜の種類 |
八重桜、ソメイヨシノ、山桜 |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
天龍寺の桜/京都府京都市右京区
境内の各所で多様な桜を観賞できる画像提供:天龍寺
「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている歴史深い寺社。史跡・特別名勝に指定されている曹源池庭園の奥には、後醍醐天皇を祀る多宝殿を取り囲むようにしだれ桜、ソメイヨシノが咲き乱れる。境内には山桜を含め約200本の桜があり、望京の丘から見下ろす景色は一見の価値ありだ。
見どころ
境内には山桜を含め約200本の桜があり、望京の丘から見下ろす景色は一見の価値ありだ。2025年4月2日(水)には、多宝殿の桜の下で野点席が行われる予定である。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
※新型コロナウイルス感染対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。