勝ち運の寺 勝尾寺の桜/大阪府箕面市

大阪平野の真北に位置し、数千年の昔より山自体のもつ霊力によって無類の聖地として崇拝されてきた。緑に映える山門に一歩足を踏み入れると、薄紅色をした見事なしだれ桜が参拝者を迎えてくれる。また、この寺は勝ち運の寺として知られ、勝ち運祈願には世界中から多くの参詣者が訪れる。
見どころ
様々な桜が約26万4000平方メートルの境内を彩り、さながら一幅の絵巻物のようになる。
関西
早咲き桜は1~3月に見頃となり、早春に桜を楽しめると人気を集めている。そこで今回は、早咲き桜が見られる関西の桜名所から「ウォーカープラス・花見特集」でアクセス数の多かった人気の15スポットを紹介。2025年の花見スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2025年9月14日~2025年9月16日)
※イベントが中止になっている場合があります。また、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。
大阪平野の真北に位置し、数千年の昔より山自体のもつ霊力によって無類の聖地として崇拝されてきた。緑に映える山門に一歩足を踏み入れると、薄紅色をした見事なしだれ桜が参拝者を迎えてくれる。また、この寺は勝ち運の寺として知られ、勝ち運祈願には世界中から多くの参詣者が訪れる。
様々な桜が約26万4000平方メートルの境内を彩り、さながら一幅の絵巻物のようになる。
2002年に伊豆から取り寄せた2本の苗木を植樹したのが最初で、今では淀の町に300本、そのうち約200本の河津桜が1.1キロの淀緑地の水路沿いに咲き誇る。早咲きの河津桜は、濃いピンク色が鮮やかで2月中旬頃から咲き始め、3月末近くまで楽しめる。近年は多くの花見客で賑わうようになり、京都の春を呼ぶ風物詩として親しまれている。
地元住民を中心に植樹した約200本の河津桜が、2月中旬から見頃となる。淀水路の遊歩道を散策しながら、のんびりと桜を観賞できる。水面に桜の花びらが浮かぶ様子も風情があり、満開の時期を過ぎても花見を満喫できるのがうれしい。
京都市右京区にあり、学業成就、厄除、金運向上、良縁などのご利益があるとされる神社。境内には芸能の神を祀った芸能神社があり、芸能人が訪れることでも有名だ。多くの桜が植えられ、建立当初より「桜の宮」と呼ばれ親しまれていたが、後嵯峨天皇が嵐山御幸の際、社前で牛車の轅が折れたことから、車折神社と称されるようになった。ソメイヨシノ、八重桜、しだれ桜など約15種類40本の桜があり、早咲きから遅咲きまで多種多様の桜を鑑賞できる。花の見頃が長く続くので、訪れる度、満開の桜を楽しめる。
神社内にある河津桜、寒緋桜などの桜の中で、日本画家の冨田溪仙が献木した溪仙桜が特に有名だ。溪仙は、近代日本画家の巨匠で車折神社の元宮司だった富岡鉄斎に傾倒したと言われている。溪仙桜は3月下旬頃に見頃を迎える。
京の桜といえば円山公園の祇園枝垂が有名だが、その血縁関係にあるとされる樹齢約80年のしだれ桜はシンボル的な存在で、見頃時期にはライトアップを行う。2025年は3月20日(祝)~31日(月)まで夜間のみ無料で開放される(昼間は有料)。また八重桜ライトアップも4月中旬に開催予定。期間中は開園時間が20時まで延長されるため、夜桜を楽しむことができる。
例年の見頃 | 3月下旬~4月中旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり ※月曜休園(祝日の場合は翌日) |
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夜桜・ライトアップ |
あり
しだれ桜夜間無料公開 2025年3月20日(祝)~31日(月) 月~木17:30~20:00 ※金・土・日・祝日は17:30~21:00(変更の可能性あり) 、しだれ桜を植栽している一部をライトアップし、夜間のみ入場無料で楽しめる。八重桜ライトアップ(入園料が必要) 2025年4月中旬 |
桜祭り | なし |
桜の種類 | 河津桜、八重桜、ソメイヨシノ、山桜、しだれ桜、冬桜、エドヒガンザクラ |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
奈良県桜井市にある長谷寺は真言宗豊山派の総本山の寺で、十一面観音を本尊とし、西国三十三所観音霊場の札所として信仰を集めている。「花の御寺」の愛称があり四季折々に花ごよみが境内を彩る。桜の名所としても有名。3月下旬から4月下旬までソメイヨシノ、山桜、しだれ桜、寒緋桜、御衣黄、紅枝垂、奈良の八重桜など多種の桜が咲き誇り、一帯を春一色に染め上げる。北朝光明法皇の御庵跡にあるしだれ桜は、一見の価値がある。
本堂の舞台からは境内の桜全体を眺めることができ、その景色はまさに絶景。3月1日から本尊大観音特別拝観、春季寺宝展が開催される。
明治6(1873)年に開園された、日本で最も古い公園のひとつで開設150周年にあたる、住吉公園。園内の約100本の桜はソメイヨシノが大半を占めており、その半数以上が桜広場に集約されている。広々とした芝生エリアでは、お花見を楽しむ家族連れや友人同士で賑わい、春の訪れを祝う穏やかな時間が流れる。アクセスが便利なので毎年多くの花見客が訪れる。
桜広場の桜も見事だが、心字池周辺にも桜が並んでおり、心字池に写る「逆さ桜」も絶景だ。2025年4月6日(日)の10時~16時には、「2025さくらカーニバル in 住吉公園」を開催。花見をしながらバーベキューが楽しめる。お花見シーズンにはバーベキュー利用客で賑わう(※詳細は公式サイトなどをご確認ください)。
京都市北区にある上賀茂神社は下鴨神社と共に古代の賀茂氏の氏神を祀る神社である。京都で最も古い神社で京都三大祭の一つ「葵祭」でも有名。境内には「斎王桜」をはじめ樹齢150年を超える「御所桜」や「風流桜」、「みあれ桜」などの銘木が点在している。それぞれの開花も、満開の時期も違うため寒緋桜の開花から始まり、3月下旬から4月中旬頃までさまざまな桜を長期にわたって楽しむことができる。
広大な園地にバラ園やアーモンドの森など、さまざまな種類の植物が植えられた広域公園。桜も2月下旬から見頃を迎える河津桜をはじめ、オカメ、陽光、ソメイヨシノと季節ごとに園内を彩る桜が変化し、長い期間花を楽しむことができる。特にソメイヨシノは、園内に植えられた約1100本の桜の過半数を占め、大池の西側・北東側や緑地橋口など、多くの本数がまとまって植わっている場所もあれば、数本でポツポツと点在しているような場所もあり、お気に入りの桜を見つけるのも楽しい。
大池東側・西側、山のエリア(山の広場)から桜を見るのがおすすめ。大池東側では桜のトンネルの下を散策できる。また、バーベキュー広場やバーベキュー場では、花見をしながらバーベキューが楽しめる(要予約。詳細は公式サイト等をご確認ください)。
大阪に総本山を置く念法眞教の金剛寺には四季折々の花が植えられ、中でも桜は毎年金剛寺の敷地を取り囲むように美しく咲き誇る。数種類の桜をはじめ桃やチューリップなど、さまざまな花が境内を彩る中、ピンクの法被で白象を曳く花まつり行列や、お釈迦様の像に甘茶をかける甘茶かけ、仏生会(ぶっしょうえ)など、さまざまな行事を楽しみながらお釈迦様の誕生を祝う。
2月下旬からから3月中旬は往生極楽堂前の河津桜(20本)や修善寺桜、3月末から4月上旬は花桃(12本)やヒマラヤ桜(10本)、ソメイヨシノ(約60本)、木洩れ陽の路の八重桜(12本)が鑑賞できる。
星田妙見宮と星田神社の間、妙見川の両岸を約400~500メートルにわたって、約300本の桜が咲く。ソメイヨシノ、山桜、彼岸桜などが咲き誇り、桜のトンネルを作る。「妙見の観桜」として、交野市の交野八景にも指定されている。新古今和歌集にも歌われた古の桜は、3月下旬から4月上旬に楽しめる。
妙見坂の桜並木の道なりには、ピンクの桜をはじめ、白色の雪柳、黄色のレンギョウ、赤色のボケの花の色合いが織りなす鮮やかなコントラストが見事。
滋賀県内で唯一の天然記念物に指定されている西明寺の不断桜(フダンザクラ)は彼岸桜系統の冬桜に分類される。その名は9月中旬~翌年5月上旬にかけて断つことなく花を咲かせることに由来し、春と秋に満開となる。親株は樹齢約280年にもなり、国指定名勝庭園「蓬莱庭」のあちこちで花を咲かせる光景はとても風情がある。「近江の苔寺」とも呼ばれ、境内の苔と桜の花びらとのコントラストも美しい。また表参道で存在感を放つ樹齢約250年のしだれ桜は圧巻で、紫がかった花をつける阿亀藤桜(オカメフジザクラ)や紅花の寒緋桜(カンヒザクラ)も一見の価値がある。
794年桓武天皇の命で大和国から遷座したのが起こりの平野神社。現在の社殿は寛永年間の造営で平野造とよばれ、本殿は重要文化財に指定されている。伊勢神宮、松尾大社などとならぶ格式ある名社で、江戸時代には桜の名所「平野の夜桜」として全国に知られていた。珍種が多く、苑内には、平野神社の代表的名桜の魁桜、寝覚桜、平野妹背、手弱女、突羽根など約60種類、400本の桜が咲く。
早咲きの品種は3月中旬に咲き始め、遅いものは4月20日頃に咲く品種があり、約1ヶ月間も桜を楽しむことができる。2025年4月10日(木)は桜花祭が10時から開催され、13時から約200名の時代行列が氏子地域の巡行する。
京都府立植物園は「生きた植物の博物館」として多様な植物を展示し、憩いと学びを提供する。3月上旬の寒緋桜から4月上旬のソメイヨシノ、八重紅しだれ、4月下旬の菊桜まで、長期にわたり花見を楽しむことができる。桜の数は約500本あり、種類が約180品種と多いのも特徴だ。4月中旬から下旬は黄花の鬱金(ウコン)や緑花の御衣黄(ギョイコウ)など珍しい桜も必見。
ソメイヨシノと花壇を彩る赤いチューリップのコントラストも美しい。北山連峰を借景とした桜林は絶景。3月25日(火)~4月6日(日)には夜桜ライトアップが行われる予定。夜間開園して園内桜林のソメイヨシノやしだれ桜を中心に約300本の桜をライトアップ。あわせて、球根ベゴニア展を開催している観覧温室も夜間無料開室を行う(※詳細は公式サイトでご確認ください)。
四季折々の花が植えられた花と緑のスクエアや、野球場・球技広場・プールなどを備え、自然との親しみに加えスポーツも楽しめる公園。2月上旬から開花し紅梅との競演が見られる寒緋桜や、万博協会から寄贈された大島桜と神代桜が。大池右岸や北側の住吉川沿いには4月上旬まで楽しめるソメイヨシノもあり、長い期間桜を楽しむことができる。また、住炭BBQ広場では、花見をしながらバーベキューが楽しめる(有料、要予約。詳細は公式サイト等をご確認ください)。
2025年3月16日(日)および4月6日(日)の10時~17時に、花と緑のスクエアにおいて「ピットアウトあいどる祭り」vol.10とvol.11を開催。また、3月30日(日)の10時~16時は、児童広場において「春インパーチィ」を開催。30台のキッチンカーが集合し、フリマやミニライブが行われる。さらに4月13日(日)12時~16時は花と緑のスクエアで「ミュ-ジックガ-デン」を開催。ライブコンサ-トやフリマが催され、キッチンカ-も出店する。
例年の見頃 | 2月上旬~4月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
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夜桜・ライトアップ | なし |
桜祭り |
あり
2025年3月16日(日)・4月6日(日)10:00~17:00 ピットアウトあいどる祭りvol.10およびvol.11 (花と緑のスクエア)・3月30日(日)10:00~16:00春インパーチィ(児童広場)。4月13日(日)12:00~16:00 ミュ-ジックガ-デン(児童広場)[問合せ先:住之江公園管理事務所 06-6685-9521 ] |
桜の種類 | ソメイヨシノ、寒緋桜、大島桜 |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
大阪府八尾市にある、甲子園球場の約10倍の広大な敷地を持つ公園。硬式・軟式野球場や陸上競技場、プールなどのスポーツ設備のほか、シャクヤク園や花の広場などがあり、スポーツと景観どちらも楽しめる。北地区花の広場のウメが咲く2月から、ファミリー広場東側のハナモモが咲き始め、北側のソメイヨシノの開花が続くほか、東地区の第1駐車場南側樹林帯には7種類の開花時期の違う桜が植えられており、早咲き、遅咲きと長く約100本の桜を楽しむことができる。また、4月には花の広場をネモフィラが埋め尽くし、天候によっては桜と同時に楽しむことができる。北地区ファミリー広場にはバーベキュー無料エリアがあり、1グループ最低1セット500円のゴミ袋購入で利用できる。手ぶらでバーベキューができる事前予約制の有料エリアはバーベキューと花見を同時に楽しめる(※詳細は公式サイトでご確認ください)。
東地区にある「あいあい広場」では、児童複合遊具や幼児用の滑り台など、幅広い年齢の子どもが楽しめる遊具がそろい、芝生エリアでのお花見やピクニックに最適。あいあい広場に隣接して第4駐車場もある。あいあい広場の隣にある「ウェルネス広場」は、2023年6月にオープン。誰もが楽しみながら運動し、交流することができる健康増進広場になり、ストレッチや筋力トレーニングも可能。八尾の特産物であるえだまめをモチーフとした休憩ゾーンもあり、大人も子どもも楽しめる。
※新型コロナウイルス感染対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。
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