国宝・彦根城の桜/滋賀県彦根市

滋賀県の琵琶湖畔を望む旧彦根藩主・井伊家35万石の彦根城は、往時の天守が現存する全国12城の一つで、国宝にも指定されている。桜はお堀沿いを中心に約1100本あり、城を取り巻く二重の堀の水面や、櫓の白壁に映える桜が目を見張る美しさ。桜の開花期間中は夜桜のライトアップ(内堀沿い)が行われ、夜間は照明に照らされ幽玄の世界となる。
関西
寒さも和らぎはじめ、今年も到来する桜のシーズン。風光明媚な城と桜は圧巻!そこで今回は、関西の桜・花見が楽しめる城・城跡の中から「ウォーカープラス・花見特集」でアクセス数の多かった人気の11スポットを紹介。2025年の花見スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2025年6月29日~2025年7月1日)
※イベントが中止になっている場合があります。また、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。
滋賀県の琵琶湖畔を望む旧彦根藩主・井伊家35万石の彦根城は、往時の天守が現存する全国12城の一つで、国宝にも指定されている。桜はお堀沿いを中心に約1100本あり、城を取り巻く二重の堀の水面や、櫓の白壁に映える桜が目を見張る美しさ。桜の開花期間中は夜桜のライトアップ(内堀沿い)が行われ、夜間は照明に照らされ幽玄の世界となる。
大阪城を中心に広がる緑豊かな公園で駅からも近い都会のオアシス。重要文化財に囲まれた西の丸庭園は、ソメイヨシノを中心に約300本の桜の名所として知られている。桜を眺めながら大阪城を知るには、谷町四丁目駅から大阪城公園への約3キロのゴールデンルート(大手門~ミライザ大阪城~大阪城天守閣~青屋門~ジョー・テラス・オオサカ)がおすすめだ。また、2025年3月22日(土)から4月13日(日)は「西の丸庭園 観桜ナイター」を開催し、18時ごろからライトアップが行われる。(※詳細は公式サイト等でご確認ください)
歴史のロマンあふれる天守閣を中核に据えている大阪城公園では、随所で四季折々の花と緑を鑑賞できる。105品種約1245本の梅の花が咲き競う梅林も人気が高く、早咲きの梅は1月下旬から楽しめる。
「日本さくら名所100選」に選定されている史跡郡山城跡。築城から400年余りの歴史があり、2017年4月には「続日本100名城」にも選ばれている。城跡一帯は、約600本の桜がお堀を囲むように植えられ、天守台展望施設からは城跡の桜を一望できる。夜には、約300本のボンボリの灯りに照らされた夜桜が楽しめる。駅からも近くアクセス良好なので、花見スポットとして最適だ。
「日本さくらの名所100選」の一つでもある、世界文化遺産・国宝姫路城の桜は、白漆喰総塗籠(しろしっくいそうぬりごめ)の白壁に鮮やかに映える。姫路城周辺にはソメイヨシノや八重桜、しだれ桜など、さまざまな種類の桜が植えられており、城を背景にした三の丸広場の桜並木などが必見だ。
9つの庭園群で構成される池泉回遊式の本格的な日本庭園、好古園では、池に桜が映り込み、風情ある美しい景観を楽しめる。2025年3月28日(金)~4月6日(日)には西の丸庭園で「姫路城夜桜会」が開催。また、3月29日(土)には三の丸広場で「姫路城観桜会」が開催。
和歌山城内にはソメイヨシノを中心に約450本の桜が咲き乱れ、岡口門から二の丸庭園まで風情ある桜並木が続く。一の橋付近のしだれ桜も美しく、他にも、和歌山城公園敷地内の各所で桜を楽しむことができる。平成30年度に整備した本丸跡ビュースポットから見る天守閣は、桜ごしに間近に見えるのでおすすめ。
竹田城跡の天守台は標高353.7メートルの山頂に築かれており、縄張りの規模は南北400メートル、東西100メートルに及ぶ。完存する石垣遺構としては全国屈指のもので、晩秋の霧に浮かぶ姿は「天空の城」として親しまれている。城跡内にはソメイヨシノ、山桜、霞桜など30本以上の桜があり、春には満開の桜を見ようと毎年多くの人が訪れる。
「日本さくら名所100選」に選ばれている豊公園は、長浜城歴史博物館を囲むように桜の木が植えられており、ソメイヨシノを中心に約550本の桜が一斉に咲き誇る。日没~21時頃には、ボンボリの点灯も行われ、昼とは違う花見を楽しめる。公園内には長浜城歴史博物館をはじめ、音楽が流れる洋風庭園や噴水、児童公園、テニスコートもあり、家族や友人と気軽に楽しめるスポットだ。
長浜城天守閣周辺を埋め尽くす桜を、お城の天守閣(展望台)から眺める景色がおすすめ。
京都府長岡京市にある勝龍寺城は、明智光秀・細川ガラシャゆかりの城。春は公園内の桜が満開になり、城と桜の美しい景色を楽しむことができる。公園を散歩しながら、城を桜で囲むように取れるフォトジェニックスポットを探すのも楽しい。例年の桜の見頃は、3月下旬~4月上旬。
京都の世界遺産として有名な二条城。城内には桜の園の里桜、清流園の山桜、ソメイヨシノ、本丸西側のしだれ桜など、約50品種、300本の桜が咲き誇る。2025年3月14日(金)~4月13日(日)には、「二条城桜まつり」が開催予定。期間中は春の陽ざしのもと、さまざまなイベントが開催される。
桜まつり期間中の夜間には桜のライトアップや歴史的空間を活かしたプロジェクションマッピングなどが行われ、幻想的な世界が演出される。
京都府福知山市に位置する福知山城は、1579年明智光秀により築城された。明治時代の初めに廃城令により一旦は取り壊されたが、1986年に再建された。築城当時の面影を残す石垣や安土城や二条城などと共通の特徴をもつ望桜型の天守閣などを背景に花見が楽しめる。
兵庫県豊岡市出石町にある史跡。城自体は取り壊されたが、辰鼓楼、堀、石垣などが現存するほか、隅櫓、登城門・登城橋などが復元されており、当時の雰囲気を今に残す。出石城跡から、但馬の小京都と形容される出石の町を一望すると、江戸時代を思わせる城下町風情を漂わせている。春にはソメイヨシノと八重桜が咲き誇り、多くの花見客で賑わう。名物の出石皿そばは町内に40軒ほどあり、花見と合わせて味わってほしい。
※新型コロナウイルス感染対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。
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