東京都の桜・花見が楽しめる公園おすすめ15選

東京都

近場で桜を見たい人におすすめの公園の桜。ピクニックはもちろん、園内を歩きながら桜鑑賞をするのもおすすめ。そこで今回は、東京都の桜が見られる公園の中から「ウォーカープラス・花見特集」でアクセス数の多かった人気の15スポットを紹介。2025年の花見スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2025年9月24日~2025年9月26日)

※イベントが中止になっている場合があります。また、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。

隅田公園の桜/東京都墨田区

隅田公園の桜
遊歩道沿いをピンク色に染める桜並木画像提供:墨田区観光協会

「日本さくら名所100選」にも選ばれている花見の人気スポット。江戸時代に4代将軍・徳川家綱の命により植えられたのが始まりと言われ、1717年(享保2年)には8代将軍・徳川吉宗が100本の桜を植え足した記録が残っており、現在では墨田区側に約300本、対岸の台東区側に約600本の桜が植えられている。駅から近く、隅田川の両岸を約1キロにわたって桜並木が続き、東京スカイツリー(R)とのコラボレーションを楽しめる。

見どころ

隅田川の屋形船に乗って両岸の桜並木を眺めるのもおすすめ。夜には園内の桜がライトアップされ、幻想的な雰囲気が広がる。2025年の墨堤さくらまつりは3月中旬~4月上旬で開催予定。※詳細は公式サイトなどでご確認ください。

例年の見頃 3月中旬4月上旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 ソメイヨシノしだれ桜、神代曙、ほか

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

上野恩賜公園の桜/東京都台東区

上野恩賜公園の桜
不忍池そばの桜並木は花見客で賑わいを見せる画像提供:上野恩賜公園

上野の山は、江戸時代から桜の名所として知られ、四季を通じて自然を存分に満喫できる。桜は天海僧正が吉野山から移植させたといわれ、公園さくら通りを中心に約800本の桜が園内を彩る。最寄り駅からも近く、美術館や博物館、動物園などもあって子どもから大人まで楽しめる。

見どころ

2025年3月下旬から4月上旬ごろには、うえの桜フェスタを開催予定。竹の台広場(噴水広場)でさまざまなイベントが催され、上野のお店を始めとした50店舗以上の物産展も大集合する。イベントの詳細については公式サイトを参照。

例年の見頃 3月中旬4月上旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 河津桜八重桜ソメイヨシノ山桜しだれ桜彼岸桜寒緋桜大島桜寒桜エドヒガンザクラ、十月桜、ほか約50種

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

浜離宮恩賜庭園の桜/東京都中央区

浜離宮恩賜庭園の桜
富士見山からの桜画像提供:公益財団法人東京都公園協会

潮入の池と二つの鴨場をもつ徳川将軍家の庭園で、江戸時代は江戸城の「出城」としての機能を果たしていた。11代将軍家斉の時にほぼ現在の姿の庭園が完成した。明治維新後は皇室の離宮となり、名称も浜離宮となった。1945年(昭和20年)に東京都に下賜され、整備のうえ1946年から一般公開。1952年11月には周囲の水面を含め、国の特別名勝および特別史跡に指定された。園内には約26種、80本の桜が植えられている。

見どころ

ソメイヨシノの見頃は3月下旬から4月上旬、八重桜の見頃は4月中旬となっているため、3月下旬から4月中旬まで色とりどりの桜が楽しめる。

例年の見頃 3月下旬4月中旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 八重桜ソメイヨシノ山桜しだれ桜冬桜寒緋桜大島桜、鬱金(うこん)

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

小石川後楽園の桜/東京都文京区

小石川後楽園の桜
春の到来を感じさせる新緑と薄桃色のコントラストが美しい画像提供:(公財)東京都公園協会

小石川後楽園は都内に現存する大名庭園の中で最も古く、江戸期の庭園として典型的な回遊式庭園。1629年(寛永6)年に水戸徳川家初代藩主・頼房が造成し、2代藩主・光圀(水戸黄門)の代に完成した。「海・山・川・田園」を見立てた起伏に富んだ景観の中に、日本と中国の景勝地が数多く展開する和漢の調和が美しい庭園。いまなお秀れた景観を維持しており、特別史跡及び特別名勝として国の文化財に指定されている。

見どころ

里山の風景が表現されている菖蒲田付近では、花を咲かせた山桜がのどかな雰囲気に彩りを添える。春の到来を感じさせる新緑と薄桃色のコントラストが美しく、花見におすすめのスポットだ。

例年の見頃 3月中旬4月上旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 ソメイヨシノ山桜しだれ桜寒緋桜エドヒガンザクラ、大寒桜、鬱金

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

石神井公園の桜/東京都練馬区

石神井公園の桜
三宝寺付近の桜画像提供:東京都公園協会

木々に囲まれ落ち着いた風情の三宝寺池やボートで賑わう石神井池を中心に、3月下旬から4月上旬に約170本のソメイヨシノ4月中旬には約70本の山桜が咲く。サービスセンター脇の並木は見事な花のトンネルに姿を変えるので、こちらも見逃せない。駅からは徒歩10分以内でアクセスもよく訪れやすい。公園内にある三宝寺池沼沢植物群落は国の天然記念物に指定されている。

見どころ

サービスセンター脇には練馬区より「ねりまの名木」に指定されたソメイヨシノ並木がある。ソメイヨシノよりも後に咲く石神井池南側台地の山桜もあるため、長い期間、桜を楽しむことができる。

例年の見頃 3月下旬4月中旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 八重桜ソメイヨシノ山桜寒桜

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

小金井公園の桜/東京都小金井市

小金井公園の桜
可憐な花を携えて枝を大きく広げるソメイヨシノ画像提供:公益財団法人 東京都公園協会 小金井公園サービスセンター

東京都小金井市にあり、都立公園の中でも最大規模を誇る公園。園内には、山桜ソメイヨシノ、里桜など約50種類、約1400本の桜が見られ、隣接する名勝「小金井桜」とともに桜の名所となっている。例年、3月下旬から4月下旬頃にかけてが、桜の見頃の時期となる。2025年3月29日(土)・30日(日)には、第71回小金井桜まつりが開催。

見どころ

特にたてもの園前広場のソメイヨシノは多くの花見客で賑わい、「桜の園」では多彩な桜が春を彩る。

例年の見頃 3月下旬4月下旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 河津桜ソメイヨシノ山桜しだれ桜冬桜寒緋桜大島桜寒桜エドヒガンザクラ、小金井薄紅桜、楊貴妃、駒繋、駿河台匂、上溝桜、一葉、関山、霞桜、白妙

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

日比谷公園の桜/東京都千代田区

日比谷公園の桜
ビジネス街にある都会のオアシスでは四季折々に咲く花々と桜が同時に楽しめる画像提供:日比谷公園サービスセンター

東京都千代田区に位置する日比谷公園は、日本初の近代式洋風公園で、噴水や大小さまざまな花壇が配された緑と花の癒しの空間。公園内にはソメイヨシノを中心に、ヤマザクラやシダレザクラなどの桜が植えられ、ビル群に囲まれた都会ならではの桜風景を楽しむことができる。全体的に本数は多くないが、かもめの広場と草地広場周辺は桜のベストスポット。

見どころ

かもめの広場にはベンチも設置されており、のんびりとソメイヨシノを鑑賞できる。

例年の見頃 3月下旬4月上旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 ソメイヨシノ山桜しだれ桜寒緋桜大島桜、陽光

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

中央公園の桜/東京都北区

中央公園の桜
満開の桜の園内画像提供:北区役所

明治から昭和にかけて軍用地であり、戦後は米軍接収の王子キャンプ(野戦病院)だった。園内には野球場やテニスコースなどのスポーツ施設やサイクリングコースも整備されている。広々とした芝生広場でピクニックも楽しめる。災害時には区民の避難場所となるよう四方に入口が配されている。

見どころ

現在では、約220本のソメイヨシノ八重桜が植えられた広々とした公園となり、園内でのんびりとした時間を過ごすことができる。例年、3月下旬~4月上旬頃にかけてが、桜の見頃の時期となる。

例年の見頃 3月下旬4月上旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 八重桜ソメイヨシノ

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

向島百花園の桜/東京都墨田区

向島百花園の桜
桜と東京スカイツリーを臨む池周辺の景色画像提供:東京都公園協会

文化・文政期(1804~1830年)、骨董商を営んでいた佐原鞠塢が、交遊のあった江戸の文人墨客の協力を得て、花の咲く草木鑑賞を中心とした花園として開園。百花園とは、一説では「四季百花の乱れ咲く園」という意味でつけられたとされる。開園当初は360本のウメが主体であったが、後に詩経や万葉集など、中国・日本の古典に詠まれている有名な植物を集め、四季を通じて花が咲く庭となる。庶民的で文人趣味豊かな庭として、大名庭園とは異なった美しさが魅力の庭園

見どころ

約25本の桜が植えられており、2月下旬の寒緋桜から4月下旬の普賢象まで長く楽しめる。また、桜以外にもゲンペイモモやツクシ、シロバナタンポポ、スミレ、ヒトリシズカなど春の訪れを告げる花々も一緒に楽しめる。

例年の見頃 2月下旬4月下旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 ソメイヨシノ山桜寒緋桜大島桜エドヒガンザクラ、鬱金、関山、御衣黄、普賢象

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

清澄庭園の桜/東京都江東区

清澄庭園の桜
園内で最後に見頃を迎える里桜画像提供:公益財団法人東京都公園協会

東京都江東区に位置し、泉水、築山、枯山水を主体に、全国の名石を池の周囲に配した回遊式林泉庭園。この造園手法は、江戸時代の大名庭園に用いられたものだが、明治時代の造園にも受け継がれ、清澄庭園によって近代的な完成をみたと言われている。園内では2月下旬の寒緋桜の開花から始まり、3種類の桜が時期をずらしながら順々に開花していく。

見どころ

自由広場にある里桜は4月上旬頃に見頃を迎え、遅めの花見を楽しめる。庭園内にはソメイヨシノをはじめとする桜が点在しており、満開の時期には庭園の池や景石と見事に調和した風景を楽しむことができる。

例年の見頃 2月下旬4月中旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 ソメイヨシノ寒緋桜、里桜

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

井の頭恩賜公園の桜/東京都武蔵野市

井の頭恩賜公園の桜
ボートに揺られて眺める桜も美しい

東京都武蔵野市にある井の頭恩賜公園は、さくら名所100選に選出されており、駅から近く気軽に訪れることができる。公園全体で約400本の桜があり、池の周囲には約200本の桜が雄大に枝を広げている。七井橋の上から眺める満開の桜が池にせり出して咲くさまはまさに圧巻で、水面に散りゆく花吹雪もまた風情がある。西園には多くの品種の桜があり2月中旬頃から早咲きの桜が咲き出し、八重桜や、しだれ桜、白花の桜、濃紅色の桜などが次々に咲き誇る。遅咲きの桜は4月中旬まで鑑賞することができる。

見どころ

池の周囲の桜が見頃を迎えると、水面に映える桜と散りゆく花吹雪が美しい景観を生み出す。

例年の見頃 3月下旬4月上旬
2月中旬頃から咲き始める早咲きの桜もあり。期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 河津桜八重桜ソメイヨシノ山桜しだれ桜彼岸桜寒緋桜大島桜寒桜エドヒガンザクラ、関山、普賢象、御衣黄

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

水元公園の桜/東京都葛飾区

水元公園の桜
満開のソメイヨシノが園内を桃色に染め上げる画像提供:水元公園サービスセンター

東京都葛飾区にある水元公園は、桜の名所として親しまれている。96万平方メートルもの広大な園内には桜が約388本点在。公園沿いの遊歩道(水元さくら堤)には約530本のソメイヨシノを主とした古木が美しく咲き誇る。例年の桜の見頃は3月下旬から4月上旬。また、水郷景観が特徴の公園内では、多様な水生植物や自然の景色も楽しめる。

見どころ

「水元さくら堤」の桜並木は約3.5キロにわたり続き、満開時には見事なピンクのトンネルのような景色が広がる。公園内は無料で開放されており、桜を見ながらの遊歩道散策がおすすめだ。

例年の見頃 3月下旬4月上旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 ソメイヨシノしだれ桜、ヤマザクラ、サトザクラ

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

代々木公園の桜/東京都渋谷区

代々木公園の桜
園内にはソメイヨシノ、大島桜、山桜などが植えられている画像提供:代々木公園

東京23区内の都市公園の中で5番目に広く、道路を挟んで広がる森林公園地区と、陸上競技場、野外ステージなどを備えた広場地区とに分かれている。隣接する明治神宮の木々とともに緑濃い森を作り、大小3基の噴水や水回廊を持つ水景施設がうるおいを生み出している。園内にはソメイヨシノ大島桜山桜など約600本の桜が例年3月下旬頃から見頃を迎える。満開時には「桜の園」や「中央広場」などが鮮やかに彩られる。

見どころ

例年2月下旬から3月上旬にかけて河津桜が見頃となり、ひと足早く春を感じることができる。

例年の見頃 2月下旬4月上旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 河津桜八重桜ソメイヨシノ山桜大島桜寒桜

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

六義園の桜/東京都文京区

六義園の桜
名物のしだれ桜は必見画像提供:公益財団法人東京都公園協会

第5代将軍徳川綱吉の側用人、柳澤吉保が造った和歌の趣味を基調とする「回遊式築山泉水」の大名庭園で1953年(昭和28年)に国の特別名勝に指定された。六義園の春の風物詩として親しまれている「春夜の六義園 夜間特別観賞」は、しだれ桜の開花状況に合わせて2025年3月14日(金)~30日(日)の中で連続した7日間に開催予定。普段は入園できない夜間(期間中毎日18時30分~21時)しだれ桜を中心に、六義園の主景観のひとつである中の島、吟花亭跡、水香江など各スポットをライトアップする。入場には夜間特別観賞券が必要(※詳細については公式サイトなどでご確認ください)。

見どころ

六義園のシンボルともいえるしだれ桜は、高さ約15メートル、幅は20メートルにもおよび、夜空に浮かび上がる姿は見ごたえ十分。夜間特別観賞期間中は、岩崎家時代に建てられた土蔵壁面へのプロジェクション投影、水香江に光で「水紋」の創作、園内複数箇所にフォトスポットの設置などがありイベントが盛りだくさんだ。

例年の見頃 3月下旬4月上旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 八重桜ソメイヨシノ山桜しだれ桜大島桜エドヒガンザクラ

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

駒沢オリンピック公園の桜/東京都世田谷区

駒沢オリンピック公園の桜
スポーツとともに、美しく咲いた桜を楽しめる画像提供:(公財)東京都公園協会

1964年の東京オリンピック跡地として開放されている駒沢オリンピック公園総合運動場。陸上競技場や野球場、テニスコートなど10カ所の体育施設があり、大会などでも使用している。この広大な敷地の中には約130本ものソメイヨシノ、里桜などが植えられ、桜の見どころが随所にある。

見どころ

自由広場周辺の桜並木は大変美しいので、おすすめスポット。春には桜以外にも、ツツジやハナミズキなど多数の花が咲く。

例年の見頃 3月中旬4月上旬
期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
桜の種類 ソメイヨシノ山桜しだれ桜大島桜、里桜

現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

※新型コロナウイルス感染対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。

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