上賀茂神社の桜/京都府京都市北区

京都市北区にある上賀茂神社は下鴨神社と共に古代の賀茂氏の氏神を祀る神社である。京都で最も古い神社で京都三大祭の一つ「葵祭」でも有名。境内には「斎王桜」をはじめ樹齢150年を超える「御所桜」や「風流桜」、「みあれ桜」などの銘木が点在している。それぞれの開花も、満開の時期も違うため寒緋桜の開花から始まり、3月下旬から4月中旬頃までさまざまな桜を長期にわたって楽しむことができる。
京都府
早咲き桜は1~3月に見頃となり、早春に桜を楽しめると人気を集めている。そこで今回は、早咲き桜が見られる京都府の桜名所から「ウォーカープラス・花見特集」でアクセス数の多かった人気の13スポットを紹介。2025年の花見スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2025年6月26日~2025年6月28日)
※イベントが中止になっている場合があります。また、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。
京都市北区にある上賀茂神社は下鴨神社と共に古代の賀茂氏の氏神を祀る神社である。京都で最も古い神社で京都三大祭の一つ「葵祭」でも有名。境内には「斎王桜」をはじめ樹齢150年を超える「御所桜」や「風流桜」、「みあれ桜」などの銘木が点在している。それぞれの開花も、満開の時期も違うため寒緋桜の開花から始まり、3月下旬から4月中旬頃までさまざまな桜を長期にわたって楽しむことができる。
京都市右京区にあり、学業成就、厄除、金運向上、良縁などのご利益があるとされる神社。境内には芸能の神を祀った芸能神社があり、芸能人が訪れることでも有名だ。多くの桜が植えられ、建立当初より「桜の宮」と呼ばれ親しまれていたが、後嵯峨天皇が嵐山御幸の際、社前で牛車の轅が折れたことから、車折神社と称されるようになった。ソメイヨシノ、八重桜、しだれ桜など約15種類40本の桜があり、早咲きから遅咲きまで多種多様の桜を鑑賞できる。花の見頃が長く続くので、訪れる度、満開の桜を楽しめる。
神社内にある河津桜、寒緋桜などの桜の中で、日本画家の冨田溪仙が献木した溪仙桜が特に有名だ。溪仙は、近代日本画家の巨匠で車折神社の元宮司だった富岡鉄斎に傾倒したと言われている。溪仙桜は3月下旬頃に見頃を迎える。
794年桓武天皇の命で大和国から遷座したのが起こりの平野神社。現在の社殿は寛永年間の造営で平野造とよばれ、本殿は重要文化財に指定されている。伊勢神宮、松尾大社などとならぶ格式ある名社で、江戸時代には桜の名所「平野の夜桜」として全国に知られていた。珍種が多く、苑内には、平野神社の代表的名桜の魁桜、寝覚桜、平野妹背、手弱女、突羽根など約60種類、400本の桜が咲く。
早咲きの品種は3月中旬に咲き始め、遅いものは4月20日頃に咲く品種があり、約1ヶ月間も桜を楽しむことができる。2025年4月10日(木)は桜花祭が10時から開催され、13時から約200名の時代行列が氏子地域の巡行する。
2002年に伊豆から取り寄せた2本の苗木を植樹したのが最初で、今では淀の町に300本、そのうち約200本の河津桜が1.1キロの淀緑地の水路沿いに咲き誇る。早咲きの河津桜は、濃いピンク色が鮮やかで2月中旬頃から咲き始め、3月末近くまで楽しめる。近年は多くの花見客で賑わうようになり、京都の春を呼ぶ風物詩として親しまれている。
地元住民を中心に植樹した約200本の河津桜が、2月中旬から見頃となる。淀水路の遊歩道を散策しながら、のんびりと桜を観賞できる。水面に桜の花びらが浮かぶ様子も風情があり、満開の時期を過ぎても花見を満喫できるのがうれしい。
京都の世界遺産として有名な二条城。城内には桜の園の里桜、清流園の山桜、ソメイヨシノ、本丸西側のしだれ桜など、約50品種、300本の桜が咲き誇る。2025年3月14日(金)~4月13日(日)には、「二条城桜まつり」が開催予定。期間中は春の陽ざしのもと、さまざまなイベントが開催される。
桜まつり期間中の夜間には桜のライトアップや歴史的空間を活かしたプロジェクションマッピングなどが行われ、幻想的な世界が演出される。
華道家元池坊で知られる六角堂は、「御幸桜(みゆきざくら)」というしだれ桜で知られている。咲きはじめは白に近い淡紅色が、開花が進むにつれて紅色へと変化していくのが特徴。996年(長徳2年)、花山法皇の六角堂の御幸(みゆき)により西国三十三所観音巡礼が始まったことを受け、花山院前内大臣(かざんいんさきのないだいじん)が六角堂の桜を見て詠んだ「世をいのる春の初めの法(のり)なれば君か御幸のあとはありけり」に由来している。六角堂御幸桜は、早咲きの桜で、いち早く京都の春の始めを告げてくれる。
正式名称は頂法寺だが、本堂を真上から見ると屋根が六角形となっているために京都では「六角さん」、「六角堂」という愛称で親しまれている。聖徳太子が創建したと伝えられ、いけばなの池坊発祥の地としても名高い。本堂前には、中心に丸く穴のあいた六角形の石「へそ石」があり、その歴史をひも解くのも興味深い。
陰陽師として名声を極めた安倍晴明公(921~1005年)が、活動拠点にしたといわれる屋敷跡に鎮座。創建当時の晴明神社は、東は堀川通、西は黒門通、北は元誓願寺通、南は中立売通という広大なものであったとされている。晴明神社と堀川通を挟んでちょうど向かい側にある一条戻り橋で開花する早咲きの河津桜は「晴明桜」とも呼ばれて親しまれている。河津桜特有の濃か鮮やかなピンクと厄払い魔除けの晴明神社から春のパワーを存分に感じ、受け取ることができる。
境内から徒歩5分にある一条戻り橋に咲くたくさんの河津桜が有名。運が良ければ可愛いメジロと桜の共演が見られ、春を先取りできる。清明神社境内には晴明公が念力により湧出させたという井戸「晴明井」があるが、井戸水は現在も飲むことができ無病息災のご利益があるという。また、魔除や厄除けの果物に例えられる桃を象った「厄除桃」、陰陽を表す「日月柱」、陰陽師が使う精霊の「式神石像」などもあるため、境内をゆっくり歩いて陰陽道への理解を深めることができる。
京の桜といえば円山公園の祇園枝垂が有名だが、その血縁関係にあるとされる樹齢約80年のしだれ桜はシンボル的な存在で、見頃時期にはライトアップを行う。2025年は3月20日(祝)~31日(月)まで夜間のみ無料で開放される(昼間は有料)。また八重桜ライトアップも4月中旬に開催予定。期間中は開園時間が20時まで延長されるため、夜桜を楽しむことができる。
例年の見頃 | 3月下旬~4月中旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり ※月曜休園(祝日の場合は翌日) |
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夜桜・ライトアップ |
あり
しだれ桜夜間無料公開 2025年3月20日(祝)~31日(月) 月~木17:30~20:00 ※金・土・日・祝日は17:30~21:00(変更の可能性あり) 、しだれ桜を植栽している一部をライトアップし、夜間のみ入場無料で楽しめる。八重桜ライトアップ(入園料が必要) 2025年4月中旬 |
桜祭り | なし |
桜の種類 | 河津桜、八重桜、ソメイヨシノ、山桜、しだれ桜、冬桜、エドヒガンザクラ |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている歴史深い寺社。史跡・特別名勝に指定されている曹源池庭園の奥には、後醍醐天皇を祀る多宝殿を取り囲むようにしだれ桜、ソメイヨシノが咲き乱れる。境内には山桜を含め約200本の桜があり、望京の丘から見下ろす景色は一見の価値ありだ。
京都府立植物園は「生きた植物の博物館」として多様な植物を展示し、憩いと学びを提供する。3月上旬の寒緋桜から4月上旬のソメイヨシノ、八重紅しだれ、4月下旬の菊桜まで、長期にわたり花見を楽しむことができる。桜の数は約500本あり、種類が約180品種と多いのも特徴だ。4月中旬から下旬は黄花の鬱金(ウコン)や緑花の御衣黄(ギョイコウ)など珍しい桜も必見。
ソメイヨシノと花壇を彩る赤いチューリップのコントラストも美しい。北山連峰を借景とした桜林は絶景。3月25日(火)~4月6日(日)には夜桜ライトアップが行われる予定。夜間開園して園内桜林のソメイヨシノやしだれ桜を中心に約300本の桜をライトアップ。あわせて、球根ベゴニア展を開催している観覧温室も夜間無料開室を行う(※詳細は公式サイトでご確認ください)。
清和源氏始祖の源経基を祭神とする、源氏三神社の1つで創建は平安時代にまでさかのぼる歴史ある神社。江戸時代五代将軍・徳川綱吉の時代に現在の本殿・拝殿等建物が再建された。花見のスポットとしても知られ、例年3月下旬~4月上旬頃にかけて、開花した桜の見頃となる。
京都府福知山市、福知山駅北東3キロに位置する高台に広がる三段池公園。江戸時代、この地を治めた福知山藩主松平忠房によって作られた灌漑用の池である三段池を中心に広がる公園の面積は55.9ヘクタール。その広大な園内には約1000本の桜が点在している。池の周辺には約50本の桜があり、周囲3キロの散歩道を歩きながら愛でることができる。大はらっぱの周辺にも、しだれ桜が立ち並び美しい花を咲かせる。バーベキューやキャンプができるエリアもある(要予約、有料)。
公園内には、サボテンやラン、 熱帯果樹の温室がある都市緑化植物園(入場料:大人330円、4歳〜中学生160円)もあり、 温室内には川や滝、 岩山などがありジャングルの冒険気分も味わえる。 その周辺の無料エリアには、兼六園菊桜、神代曙桜、雨情枝垂、天の川、薄墨桜などの珍しい種類の桜も花を咲かせる。
芝生広場(無料区域)には約300本の桜があり、満開の時期には桜に包まれた空間や園路で花見が楽しめる。水景園(有料区域)は広場ほど桜が多くないが、山桜をはじめさまざまな桜の品種があり、現代の回遊式日本庭園と桜の調和を楽しむことができる。2025年3月29日(土)17時~20時30分には、広場にてライトアップとともに夜桜まつりを開催。夜市や音楽ライブとともに夜桜を鑑賞できる(※詳細については公式サイトなどでご確認ください。桜の開花情報も紹介)。
※新型コロナウイルス感染対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。
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