河津桜は一般的なサクラに比べて早い時期に開花し、約1カ月間という長さで咲き続けるのが魅力のひとつ。そこで今回は、河津桜が見られる関西の桜名所から「ウォーカープラス・花見特集」でアクセス数の多かった人気の15スポットを紹介。2024年の花見スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2024年11月18日~2024年11月20日)
※イベントが中止になっている場合があります。また、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。
平野神社の桜/京都府京都市北区
794年桓武天皇の命で大和国から遷座したのが起こりの平野神社。現在の社殿は寛永年間の造営で平野造とよばれ、本殿は重要文化財に指定されている。伊勢神宮、松尾大社などとならぶ格式ある名社で、江戸時代には桜の名所「平野の夜桜」として全国に知られていた。珍種が多く、苑内には、平野神社の代表的名桜の魁桜、寝覚桜、平野妹背、手弱女、突羽根など約60種類、400本の桜が咲く。
見どころ
早咲きの品種は3月中旬に咲き始め、遅いものは4月20日頃に咲く品種があり、約1ヶ月間も桜を楽しむことができる。2024年4月10日(水)は桜花祭が10時から開催され、13時から約200名の時代行列が氏子地域の巡行する。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
淀水路の桜/京都府京都市伏見区
2002年に伊豆から取り寄せた2本の苗木を植樹したのが最初で、今では淀の町に300本、そのうち約200本の河津桜が1.1kmの淀緑地の水路沿いに咲き誇る。早咲きの河津桜は、濃いピンク色が鮮やかで2月中旬頃から咲き始め、3月末近くまで楽しめる。近年は多くの花見客で賑わうようになり、京都の春を呼ぶ風物詩として親しまれている。2024年3月9日(土)・10日(日)には、さくらまつりが開催。
見どころ
地元住民を中心に植樹した約200本の河津桜が、2月中旬から見頃となる。淀水路の遊歩道を散策しながら、のんびりと桜を観賞できる。水面に桜の花びらが浮かぶ様子も風情があり、満開の時期を過ぎても花見を満喫できるのがうれしい。
例年の見頃 |
2月中旬~3月下旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
夜桜・ライトアップ |
なし
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桜祭り |
あり
2024年3月9日(土)・10日(日) さくらまつり[問合せ先: 淀さくらを育てる会事務局080-4391-4182]
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桜の種類 |
河津桜 |
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大阪城公園の桜/大阪府大阪市中央区
大阪城を中心に広がる緑豊かな公園で駅からも近い都会のオアシス。重要文化財に囲まれた西の丸庭園は、ソメイヨシノを中心に約300本の桜の名所として知られている。桜を眺めながら大阪城を知るには、谷町四丁目駅から大阪城公園への約3キロメートルのゴールデンルート(大手門~ミライザ大阪城~大阪城天守閣~青屋門~ジョー・テラス・オオサカ)がおすすめだ。【※2024年のイベントと観桜ナイターは未定です。詳細は公式サイト等でご確認ください】
見どころ
歴史のロマンあふれる天守閣を中核に据えている大阪城公園では、随所で四季折々の花と緑を鑑賞できる。105品種約1245本の梅の花が咲き競う梅林も人気が高く、早咲きの梅は1月下旬から楽しめる。
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車折神社の桜/京都府京都市右京区
京都市右京区にあり、学業成就、厄除、金運向上、良縁などのご利益があるとされる神社。境内には芸能の神を祀った芸能神社があり、芸能人が訪れることでも有名だ。多くの桜が植えられ、建立当初より「桜の宮」と呼ばれ親しまれていたが、後嵯峨天皇が嵐山御幸の際、社前で牛車の轅が折れたことから、車折神社と称されるようになった。ソメイヨシノ、八重桜、しだれ桜など約15種類40本の桜があり、早咲きから遅咲きまで多種多様の桜を鑑賞できる。花の見頃が長く続くので、訪れる度、満開の桜を楽しめる。
見どころ
神社内にある河津桜、寒緋桜などの桜の中で、日本画家の冨田溪仙が献木した溪仙桜が特に有名だ。溪仙は、近代日本画家の巨匠で車折神社の元宮司だった富岡鉄斎に傾倒したと言われている。溪仙桜は3月下旬頃に見頃を迎える。
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滋賀県立近江富士花緑公園の桜/滋賀県野洲市
三上山(通称近江富士)の麓に広がる、花と緑に囲まれた森林公園。ソメイヨシノやしだれ桜の他、早咲き品種の寒緋桜から遅咲き品種の里桜まで、様々な品種が植えられているので、長期間に渡って花見を楽しむことができる。また、植物園では多彩な品種の桜をはじめ、シャクナゲなど季節の花木が植わり、四季の自然美も楽しめる。
見どころ
早咲きから遅咲きまで揃っているので、長期間桜を楽しめる。※改修工事の進捗状況によっては、一部区域が立入禁止となる場合もあります。詳しくは施設までお問い合わせください。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
京都府立植物園の桜/京都府京都市左京区
憩いと学びを両立する「生きた植物の博物館」。3月上旬の寒緋桜から4月上旬のソメイヨシノ、八重紅枝垂、4月下旬の菊桜まで、長期にわたり花見を楽しむことができる。桜の数は約500本あり、種類が約180品種と多いのも特徴だ。4月中旬から下旬は黄花の鬱金(ウコン)や緑花の御衣黄(ギョイコウ)など珍しい桜も必見。
見どころ
ソメイヨシノと花壇を彩る赤いチューリップのコントラストも美しい。北山連峰を借景とした桜林は絶景。3月23日(土)~4月7日(日)には夜桜ライトアップが行われる予定。夜間開園して園内桜林のソメイヨシノやシダレザクラを中心に約300本の桜をライトアップ。あわせて、球根ベゴニア展を開催している観覧温室も夜間無料開室を行う。(※詳細は公式サイトでご確認ください)
例年の見頃 |
3月中旬~4月下旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
夜桜・ライトアップ |
あり
桜ライトアップ期間(※予定変更になる場合あり) 2024年3月23日(土)~4月7日(日)日没~21:00(入園は20:00まで)、入園料は、通常通りで入れ替えなし[問合せ先:京都府立植物園075-701-0141]
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桜祭り |
なし
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桜の種類 |
河津桜、八重桜、ソメイヨシノ、山桜、しだれ桜、彼岸桜、冬桜、寒緋桜、大島桜、寒桜、エドヒガンザクラ、鬱金、御衣黄、大原渚、太白 |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
明石公園の桜/兵庫県明石市
明石城を中心とした都市公園で「桜名所100選」に選出されている。明石駅前という至便な場所にありながら、阪神甲子園球場13個分もの広大な敷地を擁し、園内には約1400本もの桜が咲き誇る。剛ノ池では池をぐるりと囲む桜を眺めながらボートでの回遊も楽しめる。毎年、県内外から訪れるたくさんのお花見客でにぎわう。
見どころ
国指定重要文化財である2基の櫓、坤(ひつじさる)・巽(たつみ)櫓と桜の見事なコラボレーションは必見。剛の池はもちろんだが、静かに観賞できる桜堀や全国有数の約380メートルの直線石垣に沿って桜が並ぶ姿などはたいへん風情がある。歴史に思いを馳せながら桜の花を一日中楽しめる。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
晴明神社の桜/京都府京都市上京区
陰陽師として名声を極めた安倍晴明公(921~1005年)が、活動拠点にしたといわれる屋敷跡に鎮座。創建当時の晴明神社は、東は堀川通、西は黒門通、北は元誓願寺通、南は中立売通という広大なものであったとされている。晴明神社と堀川通を挟んでちょうど向かい側にある一条戻り橋で開花する早咲きの河津桜は「晴明桜」とも呼ばれて親しまれている。河津桜特有の濃か鮮やかなピンクと厄払い魔除けの晴明神社から春のパワーを存分に感じ、受け取ることができる。
見どころ
境内から徒歩5分にある一条戻り橋に咲くたくさんの河津桜が有名。運が良ければ可愛いメジロと桜の共演が見られ、春を先取りできる。清明神社境内には晴明公が念力により湧出させたという井戸「晴明井」があるが、井戸水は現在も飲むことができ無病息災のご利益があるという。また、魔除や厄除けの果物に例えられる桃を象った「厄除桃」、陰陽を表す「日月柱」、陰陽師が使う精霊の「式神石像」などもあるため、境内をゆっくり歩いて陰陽道への理解を深めることができる。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
花博記念公園 鶴見緑地の桜/大阪府大阪市鶴見区
広大な園地にバラ園やアーモンドの森など、様々な種類の植物が植えられた広域公園。桜も2月下旬から見頃を迎える河津桜をはじめ、オカメ、陽光、ソメイヨシノと季節ごとに園内を彩る桜が変化し、長い期間花を楽しむことができる。特にソメイヨシノは、園内に植えられた約1100本の桜の過半数を占め、大池の西側・北東側や緑地橋口など、多くの本数がまとまって植わっている場所もあれば、数本でポツポツと点在しているような場所もあり、お気に入りの桜を見つけるのも楽しい。
見どころ
大池東側・西側、山のエリア(山の広場)から桜を見るのがおすすめ。大池東側では桜のトンネルの下を散策できる。また、バーベキュー広場やバーベキュー場では、花見をしながらバーベキューが楽しめる(要予約。詳細は公式サイト等をご確認ください)。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
宇治市植物公園の桜/京都府宇治市
京の桜といえば円山公園の祇園枝垂が有名だが、その血縁関係にあるとされる樹齢約70年のしだれ桜はシンボル的な存在で、見頃時期にはライトアップを行う。2024年は3月20日(祝)~31日(日)まで夜間のみ無料で開放される(昼間は有料)。また八重桜ライトアップも4月中旬に開催予定。期間中は開園時間が20時まで延長されるため、夜桜を楽しむことができる。
見どころ
田舎の段々畑をイメージして造成された春のゾーンには、ソメイヨシノの花が終わる頃から約20品種150本の八重桜が咲き誇り、陽だまりの桜の下でゆっくり弁当を食べることもできる。
例年の見頃 |
3月下旬~4月中旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり ※月曜休園(祝日の場合は翌日) |
夜桜・ライトアップ |
あり
しだれ桜夜間無料公開 2024年3月20日(祝)~31日(日)。月~木17:30~20:00 ※金・土・日・祝日は21:00まで(変更の可能性あり) 。しだれ桜を植栽している一部をライトアップし、夜間のみ入場無料で楽しめる。
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桜祭り |
あり
2024年4月中旬開催予定:八重桜ライトアップ(入園料が必要)。[問合せ先:宇治市植物公園 0774-39-9387]
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桜の種類 |
河津桜、八重桜、ソメイヨシノ、山桜、しだれ桜、冬桜、エドヒガンザクラ |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
六孫王神社の桜/京都府京都市南区
清和源氏始祖の源経基を祭神とする、源氏三神社の1つで創建は平安時代にまでさかのぼる歴史ある神社。江戸時代五代将軍・徳川綱吉の時代に現在の本殿・拝殿等建物が再建された。花見のスポットとしても知られ、例年3月下旬~4月上旬頃にかけて、開花した桜の見頃となる。
見どころ
神社紋を牡丹とするが、境内にはソメイヨシノや山桜などの桜も植えられており、見頃の時期には神社への参拝とあわせて風情ある景色を楽しめる。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
久宝寺緑地の桜/大阪府八尾市
大阪府八尾市にある、甲子園球場の約10倍の広大な敷地を持つ公園。硬式・軟式野球場や陸上競技場、プールなどのスポーツ設備の他、シャクヤク園や花の広場などがあり、スポーツと景観どちらも楽しめる。北地区花の広場のウメが咲く2月から、ファミリー広場東側のハナモモが咲き始め、北側のソメイヨシノの開花が続く他、東地区の第1駐車場南側樹林帯には7種類の開花時期の違う桜が植えられており、早咲き、遅咲きと長く桜を楽しむことができる。また、4月には花の広場をネモフィラが埋め尽くし、天候によっては桜と同時に楽しむことができる。
見どころ
2022年3月に東地区に新エリア「あいあい広場」がオープン。児童複合遊具や幼児用の滑り台など、幅広い年齢の子供が楽しめる遊具がそろい、芝生エリアでのお花見やピクニックに最適。また、あいあい広場には、隣接して第4駐車場もある。北地区ファミリー広場にはバーベキュー無料エリアがあり、1グループ最低1セット500円のゴミ袋購入で利用できる。また、手ぶらでバーベキューができる事前予約制の有料エリアは3月下旬頃から営業予定でバーベキューと花見を同時に楽しめる(※詳細は公式サイトでご確認ください)。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
念法眞教 総本山 金剛寺の桜/大阪府大阪市鶴見区
大阪に総本山を置く念法眞教の金剛寺には四季折々の花が植えられ、中でも桜は毎年金剛寺の敷地を取り囲むように美しく咲き誇る。数種類の桜をはじめ桃やチューリップなど、さまざまな花が境内を彩る中、ピンクの法被で白象を曳く花まつり行列や、お釈迦様の像に甘茶をかける甘茶かけ、仏生会(ぶっしょうえ)など、さまざまな行事を楽しみながらお釈迦様の誕生を祝う。
見どころ
2月下旬からから3月中旬は往生極楽堂前の河津桜や修善寺桜、3月末から4月上旬はソメイヨシノや木洩れ陽の路の八重桜が鑑賞できる。
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大仙公園の桜/大阪府堺市堺区
仁徳天皇陵古墳と履中天皇陵古墳の間に広がる緑豊かな公園で、「日本歴史公園100選」にも選定。公園内にはソメイヨシノや山桜、大島桜など、さまざまな種類の桜が植えられており、毎年春には花見を楽しむ家族連れで賑わう。
見どころ
櫻街道では平成7年からシダレザクラの街道整備が始まり、植栽されたシダレザクラ、早咲きのシロヒガンシダレがソメイヨシノより10日ほど早く開花する。ヤエベニシダレとベニシダレがソメイヨシノと同時期に咲き始め、4月中旬まで艶やかな花を楽しめる。
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ひらかたパークの桜/大阪府枚方市
ソメイヨシノを中心に約300本の桜が美しく咲き誇る。観覧車へと続く坂道では桜並木が優しく包みこむように佇み、散る様子も見事。ベンチが多くお弁当の持ち込みOKなのでお花見にぴったり。「レッドファルコン」からは桜を間近に眺めることができる。
見どころ
観覧車「スカイウォーカー」に乗って空から園内を一望しながらのお花見もおすすめ。また、花見をしながらバーベキューも楽しめる(要予約。詳細は公式サイト等をご確認ください)。
例年の見頃 |
3月下旬~4月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。不定休のため、営業日は公式サイトにて要確認 |
夜桜・ライトアップ |
なし
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桜祭り |
なし
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桜の種類 |
河津桜、八重桜、ソメイヨシノ |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
※新型コロナウイルス(COVID-19)などの関係により、今年の桜・花見情報、観覧情報に変更が生じる場合があります。
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。