旧中川の桜/東京都江戸川区

河川敷沿いの河津桜が1月下旬頃から咲き始め、大寒桜、ソメイヨシノなど約275本の桜が順に開花を迎える。例年ソメイヨシノの見頃が終わる4月上旬頃までの約2カ月の間、5種類の桜が咲き誇る様子を眺められる。旧中川の穏やかな水面に映る景観と桜、晴れた日に見られる東京スカイツリーの共演は見ごたえ抜群だ。
関東
河津桜は一般的なサクラに比べて早い時期に開花し、約1カ月間という長さで咲き続けるのが魅力のひとつ。そこで今回は、河津桜が見られる関東の桜名所から「ウォーカープラス・花見特集」でアクセス数の多かった人気の15スポットを紹介。2025年の花見スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2025年3月21日~2025年3月23日)
※イベントが中止になっている場合があります。また、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。
河川敷沿いの河津桜が1月下旬頃から咲き始め、大寒桜、ソメイヨシノなど約275本の桜が順に開花を迎える。例年ソメイヨシノの見頃が終わる4月上旬頃までの約2カ月の間、5種類の桜が咲き誇る様子を眺められる。旧中川の穏やかな水面に映る景観と桜、晴れた日に見られる東京スカイツリーの共演は見ごたえ抜群だ。
プラタナス並木が美しい整形式庭園や、広大な芝生とユリノキが特徴の風景式庭園、伝統的な日本庭園が巧みに組み合わされており、明治を代表する近代西洋庭園ともいわれている。園内はユリノキ、プラタナス、ヒマラヤシーダー、ラクウショウなど約1万本の樹木により独特の景観が形づくられ、約70品種約900本の桜は春の大きな魅力となっている。【※新宿御苑は酒類持ち込み禁止です。また、2025年3月22日(土)、23日(日)、29日(土)、30日(日)、4月5日(土)、6日(日)の10時~16時は事前予約制となります。詳細は公式サイト等でご確認ください】
上野の山は、江戸時代から桜の名所として知られ、四季を通じて自然を存分に満喫できる。桜は天海僧正が吉野山から移植させたといわれ、公園さくら通りを中心に約800本の桜が園内を彩る。最寄り駅からも近く、美術館や博物館、動物園などもあって子どもから大人まで楽しめる。
2025年3月下旬から4月上旬ごろには、うえの桜フェスタを開催予定。竹の台広場(噴水広場)でさまざまなイベントが催され、上野のお店を始めとした50店舗以上の物産展も大集合する。イベントの詳細については公式サイトを参照。
名前の通り上、中、下の3つの池を豊かな樹林に囲む神奈川県横浜市の公園。「日本さくら名所100選」にも選ばれており、2月中旬に開花する寒桜を皮切りに、河津桜や八重桜、ソメイヨシノなど多様な品種約1000本の桜が時期をずらしながら花を咲かせ、あたり一面を彩る。
3つの池の周囲を桜が囲み、水面がピンク色に変わるさまは見応えがある。約70品種もの桜が植えられ、それぞれの花の特徴を見比べながら散策するのもおすすめだ。
園内には早咲きの品種から遅咲きの品種までが植えられており、2月中旬の河津桜の開花を皮切りに、3月上旬のオカメ、3月下旬のソメイヨシノなど全13種の桜の姿を楽しむことができる。4月下旬には、淡黄緑色の「御衣黄(ぎょいこう)」と淡黄色の「鬱金(うこん)」という珍しい種類の桜が見頃を迎え、並ぶ姿が見られるのもうれしい。そのほか、早咲きの桜が5種あり、河津桜とオカメのほかに彼岸桜、春めき桜、神代曙を観賞できる。また、フラワーガーデンに至るまでの道路が桜のトンネルとなっており、園内にたどり着く前から春の息吹を感じられる。
園内のカフェハイビスカスで春季限定メニュー「桜の花ジェラート」「桜ぜんざいジェラート」などを販売。ほかにも、お土産コーナーでは桜風味のクッキーやクランチもおすすめ。
2022年に、開業70周年を迎えた老舗のホテル。2月中旬より寒緋桜、修善寺寒桜が咲き始め、4月上旬までに約20種100本の桜が順に見頃を迎える。3月下旬以降は春の陽気の中、ソメイヨシノやしだれ桜が咲き誇る様子を見られる。また、日没後はライトアップが行われる。闇夜の中で照らし出される桜の姿は必見だ。
敷地内のさまざまざエリアで桜を観賞できるので、散策と花見を同時に楽しめる。また、2025年2月11日(祝)~4月2日(水)の特定日には「春のお花見ランチ&ディナービュッフェ2024」を開催。詳細は公式サイトを参照。
狭山公園は、都立狭山自然公園の区域内にあり、武蔵野の里山の風景や自然が今も色濃く残っている。都民の水がめである多摩湖(村山貯水池)の堰堤の東側に広がり、雑木林の中に宅部(たっちゃん)池や太陽広場などがある。園内には約150本のソメイヨシノ、山桜、里桜などの桜が植えられており、趣の異なる品種を堪能できる。宅部池周辺のイロハモミジ、ハナミズキは新緑の頃と秋の紅葉の美しさが格別。ススキ原っぱは、2月~3月の河津桜、秋のススキが美しい。
春を迎えると、さいたま市の見沼田んぼに繰り広げられる桜回廊。見沼代用水沿いの桜並木の西縁と東縁、および見沼通船堀に連なる桜を増やして作り上げたのが「見沼田んぼの桜回廊」。たくさんの人々の協力や賛同を得ながら「サクラサク見沼田んぼプロジェクト」を展開し、桜回廊の魅力をさらに高めている。見沼代用水に沿って20キロにもわたり延々と連なる桜回廊は圧巻だ。約2000本の桜は昔からあるソメイヨシノに加え、雅、山桜、エドヒガンザクラなども植樹されているため、長期にわたり桜の下を散策できる。
桜回廊が長いため各エリアを紹介するガイドマップを公開している。アクセスしやすい最寄り駅から徒歩圏内で桜回廊を楽しめる。開花時期には桜の開花状況なども公式サイトでも紹介。また、2025年3月17日(月)~30日(日)17時~21時には、見沼田んぼの桜回廊ライトアップ2025が開催。土日のみキッチンカーの出店がある。
荒川放水路により分断された中川の下流、およそ6.7キロの区間を旧中川と呼び、川の東側には江戸川区、西側には墨田区と江東区が接している。3つの区はそれぞれの川沿いが桜の名所となるようにと、特徴を持たせて桜を植えている。墨田区では河川敷を公園として整備し、ソメイヨシノに限らず河津桜、思川(オモイガワ)、陽光(ヨウコウ)、関山(カンザン)、普賢象(フゲンゾウ)、一葉(イチヨウ)、大山桜(オオヤマザクラ)、仙台枝垂(センダイシダレ)と、早咲きから遅咲きまでの9種約260本の桜を植えている。
桜が開花する頃は、土手にツクシも顔を出し、都内とは思えないような、のどかな風景が広がる。
587年に法輪独守居士によって開かれたという名刹。「一に安産 二に子育よ、三に桜の楽法寺」と俚謡に詠われているように、桜の名所としても名高い。山一帯に河津桜やエドヒガンザクラ、ソメイヨシノなど約3000本が咲き、見頃の3月下旬〜4月中旬の夜にはライトアップもある。
加藤清正公の下屋敷や井伊家の庭園として400年余りの歴史を有し、江戸城外堀に囲まれた約1万坪の広大なホテルニューオータニの日本庭園。例年3月上旬から山桜やしだれ桜、ソメイヨシノ、八重桜が開花する。池にかかる赤い太鼓橋や高さ6メートルの大滝など、見どころの多い日本庭園でゆっくりと花見が楽しめる。その他、紅枝垂や啓翁桜など全19種類58本もの桜が開花時期をずらして咲き誇るため、長い期間花見が満喫できる。都心にあって、都会の喧騒を離れ、心行くまで日本情緒にひたることができる安らぎの場所だ。
1869年(明治2年)、明治天皇の思し召しにより創建された招魂社が始まり。幕末の志士から先の大戦までの、国を守るために亡くなった方を祀っている。また、境内には東京管区気象台が指定した東京の桜の標本木があり、古くより桜の名所として知られている。3月下旬~4月上旬が境内の桜の見頃。
2月に開花する早咲きの河津桜約360本は、春の訪れを感じる松田山ハーブガーデンのシンボルだ。眼前に足柄平野や相模湾、箱根連山を見渡せ、富士山を望める絶景スポット。河津桜の開花期間は比較的長く、濃いピンク色の花が咲き始め、7分咲き頃から見頃を迎える。満開後も約10日間にわたり美しい花を楽しむことができる。また、2025年2月8日(土)から3月16日(日)の9時から16時は「第26回まつだ桜まつり」が開催され、キッチンカーなどが並ぶ。
ワンパク王国ゾーンにソメイヨシノが多く植えられ、芝生広場やにじの池周辺が特に美しい。寒緋桜、河津桜、ソメイヨシノ、大島桜、山桜、しだれ桜、八重桜(開花順)など合計約800本が順次開花する。2025年3月20日(祝)~4月6日(日)の期間には、さくらまつりが開催。
大島小松川公園からすぐ近くの荒川沿いには、約1000本の桜「小松川千本桜」が南北約2キロにわたり咲き誇る。川沿いを散策しながら、ソメイヨシノ、大島桜、山桜など10種類以上の桜が楽しめる。2025年4月6日(日)10時~15時には、小松川千本桜まつりが開催(雨天は一部中止)。
南北約2000メートルの園内に1000本以上の桜があり、園路が桜の花弁で彩られる。バーベキュー場では10時から16時の利用時間に花見をしながらバーベキューが楽しめる(要予約。一区画に付き2100円、ゴミ持ち帰り。申込みは江戸川区公園占用電子化システムをご利用ください)。
※新型コロナウイルス感染対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。
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