旧中川の桜/東京都江戸川区
河川敷沿いの河津桜が1月下旬頃から咲き始め、大寒桜、ソメイヨシノなど約275本の桜が順に開花を迎える。例年ソメイヨシノの見頃が終わる4月上旬頃までの約2カ月の間、5種類の桜が咲き誇る様子を眺められる。旧中川の穏やかな水面に映る景観と桜、晴れた日に見られる東京スカイツリーの共演は見ごたえ抜群だ。
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関東
河津桜は一般的なサクラに比べて早い時期に開花し、約1カ月間という長さで咲き続けるのが魅力のひとつ。そこで今回は、河津桜が見られる関東の桜名所から「ウォーカープラス・花見特集」でアクセス数の多かった人気の15スポットを紹介。2024年の花見スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2024年7月24日~2024年7月26日)
※イベントが中止になっている場合があります。また、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。
河川敷沿いの河津桜が1月下旬頃から咲き始め、大寒桜、ソメイヨシノなど約275本の桜が順に開花を迎える。例年ソメイヨシノの見頃が終わる4月上旬頃までの約2カ月の間、5種類の桜が咲き誇る様子を眺められる。旧中川の穏やかな水面に映る景観と桜、晴れた日に見られる東京スカイツリーの共演は見ごたえ抜群だ。
上野の山は、江戸時代から桜の名所として知られ、四季を通じて自然を存分に満喫できる。桜は天海僧正が吉野山から移植させたといわれ、公園さくら通りを中心に約800本の桜が園内を彩る。2024年3月22日(金)~31日(日)の10時~21時(最終日のみ19時終了)には、うえの桜フェスタが開催。竹の台広場(噴水広場)でさまざまなイベントが催され、上野のお店を始めとした50店舗以上の物産展も大集合する。
最寄り駅からも近く、美術館や博物館、動物園などもあって子供から大人まで楽しめる。
東京都清瀬市の台田運動公園は、狭山湖を源流にして新河岸川へと注いでいる柳瀬川沿いにある。全長長915.43メートルの遊歩道が整備されており、春に咲き誇る約150本の桜並木が美しい。ソメイヨシノがほとんどだが、早咲きの河津桜も植えられている。
川沿いの台田運動広場にはサイクリング道路が造られ、緑をぬうようにしてサイクリングや散歩を楽しむことができる。「柳瀬川とさくら並木」は、清瀬市内の美しいまちなみや風景などの中から選定された「清瀬十景」のひとつ。この地で過ごす春を人々は心待ちにしている。
都心であることを忘れるような感覚を味わえるグランドプリンスホテル高輪の日本庭園。約2万平方メートルもの敷地内では、花木が四季の移り変わりを表現。2月頃に河津桜が開花すると、寒緋桜、ソメイヨシノ、しだれ桜などが4月上旬までに次々と開花、そして見頃を迎える。港区指定有形文化財にも指定されている真っ赤な観音堂や池を背景に桜が咲き誇る姿は見ごたえ抜群だ。また、2024年3月8日(金)~4月14日(日)にかけて「高輪 桜まつり2024」を開催。桜と春を満喫できるさまざまなイベントやプランが用意されている。
例年の見頃 | 2月中旬~4月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。「高輪 桜まつり2024」は2024年3月8日(金)~4月14日(日)開催 |
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夜桜・ライトアップ |
あり
2024年3月8日(金)~4月14日(日) 17:00~23:00 日本庭園ライトアップ |
桜祭り |
あり
2024年3月8日(金)~4月14日(日) 高輪 桜まつり2024[問合せ先:グランドプリンスホテル高輪 03-3447-1111] |
桜の種類 | 河津桜、ソメイヨシノ、山桜、しだれ桜、寒緋桜、大島桜、小彼岸、神代曙、御車返し、八重紅枝垂、関山、松月、霞桜、朱雀、御衣黄、普賢象、御殿場桜 |
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
加藤清正公の下屋敷や井伊家の庭園として400年余りの歴史を有し、江戸城外堀に囲まれた約1万坪の広大なホテルニューオータニの日本庭園。例年3月中旬から山桜やしだれ桜、ソメイヨシノ、八重桜が開花する。池にかかる赤い太鼓橋や高さ6mの大滝など、見どころの多い日本庭園でゆっくりと花見が楽しめる。その他、紅枝垂や啓翁桜など全19種類58本もの桜が開花時期をずらして咲き誇るため、長い期間花見が満喫できる。都心にあって、都会の喧騒を離れ、心行くまで日本情緒にひたることができる安らぎの場所だ。
神奈川県三浦市の三浦海岸駅から小松ヶ池公園までの片道約1kmに、約1000本の河津桜が植えられている。ウォーキングしながら、早咲きの河津桜と菜の花を楽しむことができる。
JR常磐線松戸駅から江戸川にかけての地域は松戸宿と呼ばれ、江戸時代には宿場と水運が盛んで賑っていた。坂川はこの旧松戸宿で江戸川と並行して流れており、早春には坂川沿いに植えられた河津桜が毎年人々を楽しませている。河津桜の並木道は、松戸駅西口・春雨橋親水広場から松戸神社~松龍寺~レンガ橋までの坂川沿い。2024年3月2日(土)・3日(日)は、第12回松戸宿坂川河津桜まつりが開催(11:00~16:00※雨天中止)。坂川沿道約500メートルの区間に飲食物を販売する屋台が並び、野だて、物品販売などの催しを行う。春雨橋からレンガ橋までぐるっと一周しながらお花見と催し物を楽しめる。
この時期にあわせて坂川と並行する旧水戸街道沿いの5つの商店会の会員店舗で「さくらまつり謝恩セール」を実施や屋外イベントなども開催する。春雨橋親水広場に設けるフードコートにもキッチンカーとテント合わせて6店が出店予定。同時開催される「矢切ねぎまつり」では、松戸特産品の矢切ねぎ3000本を販売する。
2月に咲く早咲きの河津桜約360本は、春の訪れを感じる松田山ハーブガーデンのシンボル。眼前に足柄平野や相模湾、箱根連山を見渡せ、富士山を望める絶景の場所。河津桜の開花期間は長く、3~5分咲の濃いピンクの花と7分咲頃から見頃となり、満開からは10日間ほど楽しめる。また、2024年2月3日(土)~3月3日(日)の9:00~16:00には「第25回まつだ桜まつり」が開催。土産物の出店やふるさと鉄道の運行も予定されているが、新型コロナウイルスの感染拡大状況により、飲食禁止となる場合あり。
河津桜のピンクと菜の花のイエローのコラボレーションや大島まで見渡せる眺望は絶景で、公園からの景色は富士見百景にも選ばれている。詳しくは(一社)松田町観光協会に問い合わせ。
横浜市と藤沢市の市境に位置する風致公園で、河岸段丘を利用した高低差のある地形が特徴となっている。外苑と内苑に分かれているが、外苑は、住宅地の中にあることを忘れさせる静かな雰囲気に包まれており、四季折々のさまざまな花木や草花を楽しむことができる。内苑は平成29年4月に公開され、俣野別邸の主屋を中心とした芝庭が広がっている。2月中旬頃から咲き始める河津桜をスタートに、3月上旬頃はオカメザクラ、寒緋桜、3月下旬頃にはソメイヨシノ、大島桜、4月上旬頃は鬱金(ウコン)、御衣黄(ギョイコウ)、関山(カンザン)と、4月上旬頃まで次々と開花のリレーを楽しむことができる(※桜の開花時季は、その年の天候によって変動があります)。また、2024年3月20日(祝)10:00~12:00には桜染めのワークショップ、3月23日(土)・24日(日)15:00~16:00にはリビングコンサートが開催(※以上のイベントは事前申込制、詳細は俣野別邸庭園までお問い合わせください)。
公園名の由来となった俣野別邸は、昭和14年に建築された和洋折衷住宅で、主な部屋の造りや仕上げが復元されており、横浜市認定歴史的建造物に指定された。晴天時には、外苑や俣野別邸の展示室から、丹沢山系や富士山を望むことができる。
春を迎えると、さいたま市の見沼田んぼに繰り広げられる桜回廊。見沼代用水沿いの桜並木の西縁と東縁、および見沼通船堀に連なる桜を増やして作り上げたのが「見沼田んぼの桜回廊」。たくさんの人々の協力や賛同を得ながら「サクラサク見沼田んぼプロジェクト」を展開し、桜回廊の魅力をさらに高めている。見沼代用水に沿って20キロにもわたり延々と連なる桜回廊は圧巻だ。約2000本の桜は昔からあるソメイヨシノに加え、雅、山桜、エドヒガンザクラなども植樹されているため、長期にわたり桜の下を散策できる。
桜回廊が長いため各エリアを紹介するガイドマップを公開している。アクセスしやすい最寄り駅から徒歩圏内で桜回廊を楽しめる。開花時期には桜の開花状況なども公式サイトでも紹介。例年、見頃の時期には、さいたま市立病院北側周辺でライトアップが行われ、夜桜も楽しめる。【2024年のライトアップは中止となりました。詳細は公式サイト等でご確認ください】
千葉県成田市にある成田山公園。敷地内にはしだれ桜6本をはじめ、ソメイヨシノ、河津桜など約350本が植えられている。公園の池の近くの桜が水面に映り、ほんのり桜色に薄化粧する。
五井駅西口から吹上通りを北西方向に進むと五井大橋があり、養老川を渡している。養老川は昔は江戸との貨物輸送にあたった五大力船への積み下ろしをする川舟が行き交っていた川で、吹上橋一帯は大いに賑わいをみせていた。この五井大橋周辺で早咲きの河津桜の並木がいち早く春を告げる風物詩となっている。養老川(五井の河川敷)を清掃整備しているボランティア団体が200本ほど植樹したのが始まりで、いまでは河津桜の濃いピンク色と可愛らしい花びらを楽しむ人々が多い。河津桜の後にはソメイヨシノも開花する。
養老川は清澄山東麓を水源とし、市原市域をほぼ東西に分けながら北流、五井・岩崎地区で東京湾に注いでいる。ゆったりと流れる養老川沿いを散策しながらお花見を楽しめる。
約65万平方メートルの敷地に約1000本の桜が植えられ、毎年3月上旬から4月中旬にかけて見頃を迎える。2024年3月23日(土)・24日(日)に千本桜まつりが開催される。
日本がアメリカに寄贈したソメイヨシノが、レーガン元大統領夫人によって里帰り。この歴史ある「レーガン桜」を、園内で見ることができる。バーベキュー場で桜を見ながらバーベキューもおすすめだ(※要予約。花見広場からは離れています)。
荒川放水路により分断された中川の下流、およそ6.7kmの区間を旧中川と呼び、川の東側には江戸川区、西側には墨田区と江東区が接している。3つの区はそれぞれの川沿いが桜の名所となるようにと、特徴を持たせて桜を植えている。墨田区では河川敷を公園として整備し、ソメイヨシノに限らず河津桜、思川(オモイガワ)、陽光(ヨウコウ)、関山(カンザン)、普賢象(フゲンゾウ)、一葉(イチヨウ)、大山桜(オオヤマザクラ)、仙台枝垂(センダイシダレ)と、早咲きから遅咲きまでの9種約250本の桜を植えている。
桜が開花する頃は、土手にツクシも顔を出し、都内とは思えないような、のどかな風景が広がる。
住宅街の中にあり、広い芝生広場でのボール遊びやジョギング、夏場に開放されるじゃぶじゃぶ池での水遊びなど、いろいろな楽しみ方ができる、大人にも子どもにもぴったりな公園。
※新型コロナウイルス(COVID-19)などの関係により、今年の桜・花見情報、観覧情報に変更が生じる場合があります。
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
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