旧嵯峨御所 大本山大覚寺の桜/京都府京都市右京区

桜の咲く大沢池の光景はまるで絵画のよう
画像提供:旧嵯峨御所大本山大覚寺大覚寺境内の東に広がる大沢池は、平安時代に嵯峨天皇が中国の洞庭湖を模して造られたという日本最古の人工の林泉。約1キロの周囲にはソメイヨシノや八重桜が咲き乱れる。夕暮れ時には水面が照らされ、さらに幻想的な姿を見せる。
見どころ
桜の咲く大沢池の光景は、まるで絵画のようだ。また、勅使門の脇に植えられている八重紅しだれも見事。
京都ならではの桜スポットといえば、歴史的建造物と桜が織りなす趣深い名所の数々。
桜の名所が密集する人気No.1エリア・東山
繁華街や駅から近い東山エリアは、清水寺や高台寺といった京都で外せない桜スポットが多い。古都の雰囲気を堪能しながら名刹(有名な寺)や観光名所を散策して、京都の春を存分に感じよう!
雄大な自然が広がる観光名所・嵐山、嵯峨野
東山に並ぶ一大観光地・嵐山、嵯峨野は、豊かな自然を借景にしながらの桜スポットが多いのが特徴。寺社はもちろん、公園や列車など嵐山ならではの花見もできるので、春爛漫の1日を満喫しよう。
今回は二大エリアの東山、嵐山に加え、その他のおすすめスポットも徹底紹介。人気スポットから穴場まで、桜の京都をご堪能あれ!
桜の咲く大沢池の光景はまるで絵画のよう
画像提供:旧嵯峨御所大本山大覚寺大覚寺境内の東に広がる大沢池は、平安時代に嵯峨天皇が中国の洞庭湖を模して造られたという日本最古の人工の林泉。約1キロの周囲にはソメイヨシノや八重桜が咲き乱れる。夕暮れ時には水面が照らされ、さらに幻想的な姿を見せる。
桜の咲く大沢池の光景は、まるで絵画のようだ。また、勅使門の脇に植えられている八重紅しだれも見事。
夜のライトアップが演出する幻想的な風景は必見だ
画像提供:元離宮二条城事務所京都の世界遺産として有名な二条城。城内には桜の園の里桜、清流園の山桜、ソメイヨシノ、本丸西側のしだれ桜など、約50品種、300本の桜が咲き誇る。2025年3月14日(金)~4月13日(日)には、「二条城桜まつり」が開催予定。期間中は春の陽ざしのもと、さまざまなイベントが開催される。
桜まつり期間中の夜間には桜のライトアップや歴史的空間を活かしたプロジェクションマッピングなどが行われ、幻想的な世界が演出される。
桜が歴史ある境内に趣をそえる
画像提供:浄土宗総本山知恩院東山三十六峰のひとつ、華頂山の麓に広がる浄土宗総本山知恩院。東山華頂山から東大路までの広範囲に桜並木が見られる他、高さ24メートルの巨大な国宝三門の周辺や、友禅苑、御廟所でも見事な桜が楽しめる。特に三門周辺や友禅苑のしだれ桜は見事で、静寂の中に華やかさを添えている。夜にはライトアップも行われ、幻想的な夜桜を楽しむことができるのも魅力だ。訪れる際は公共交通機関の利用がおすすめだ。
2025年3月26日(水)~4月6日(日)には、「知恩院春のライトアップ2025」を実施(17時45分~21時30分)。友禅苑・国宝三門周辺・女坂・国宝御影堂・阿弥陀堂(外観のみ)が夜間拝観できる(※料金大人800円、子ども(小中学生)400円)。
ひときわ存在感を放つ山桜の大木
画像提供:常寂光寺京都府京都市右京区にあり、小倉山の中腹に位置する静かな山寺で、京都観光の隠れた名所のひとつ。主に山桜の大木が見どころで、例年は3月下旬に開花し4月上旬に見頃を迎える。ヒガンシダレザクラは3月下旬、紅枝垂は4月上旬が見頃となる。境内のツバキ、ミツバツツジ、ヤマブキ、シャクナゲなどの花木とモミジの新緑が百花繚乱の美しさを見せる。
2万坪の境内で桜とモミジの新緑、苔庭も共演が見どころ。また、本堂から眺める庭園や周囲の桜は、日本の四季の美しさを堪能できる絶景ポイントとして人気だ。
境内の各所で多様な桜を観賞できる
画像提供:天龍寺「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている歴史深い寺社。史跡・特別名勝に指定されている曹源池庭園の奥には、後醍醐天皇を祀る多宝殿を取り囲むようにしだれ桜、ソメイヨシノが咲き乱れる。境内には山桜を含め約200本の桜があり、望京の丘から見下ろす景色は一見の価値ありだ。
境内には山桜を含め約200本の桜があり、望京の丘から見下ろす景色は一見の価値ありだ。2025年4月2日(水)には、多宝殿の桜の下で野点席が行われる予定である。
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