花見といえばソメイヨシノ!北から南まで全国各地で見られる日本の桜の代表格の名所5選
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日本で現在最もポピュラーな桜である「ソメイヨシノ(染井吉野)」。北海道や沖縄など、一部の地域を除き、気象庁が桜の開花を発表した際はソメイヨシノの開花のことを指す。
ソメイヨシノ(染井吉野)は日本の桜の代表格
花の特徴は、丸く中輪の一重咲きで、色は淡い紅色。花が落ちるころに緑色の葉が育ち始めるため、開花時は花だけが枝を覆う見栄えのよさもソメイヨシノらしさのひとつ。開花時期は、関東では3月下旬から4月上旬だが、2020年には東京で3月14日の開花を記録している。
ソメイヨシノの名前の由来は、江戸時代末期に、現在の東京都豊島区付近にあたる染井村で育てられた桜が、「吉野桜」と銘打たれて広まったことにあるとされている。吉野といえば、当時から奈良県・吉野山の桜が名所として知られていたが、ソメイヨシノと吉野山の桜は別の品種であることが調査で発覚。両種を混同しないよう、1900年(明治33年)に染井村発祥の吉野桜を「ソメイヨシノ(染井吉野)」と命名し、現在に至っている。
各地で見られる桜で、東京・目黒川や埼玉県の熊谷桜堤をはじめ、北海道の松前公園 、鹿児島県の忠元公園と、北から南まで名所も数えきれないほど。
おすすめの「ソメイヨシノ」が鑑賞できる桜名所・お花見スポット
「ソメイヨシノ」が鑑賞できる全国の有名なスポットを紹介する。
円山公園の桜 - 北海道/例年の見頃時期:4月下旬~5月上旬
北海道札幌市にある、円山原始林の北側に位置する公園。公園内にはエゾヤマザクラ(蝦夷山桜)などの桜が約120本ある。
弘前公園(鷹揚公園)の桜 - 青森県/例年の見頃時期:4月下旬~5月上旬
弘前公園二の丸にあるソメイヨシノは、旧藩士の菊池楯衛が1882(明治15)年に寄贈し植栽されたもので、現存するソメイヨシノでは日本最古級といわれる。ソメイヨシノは成長が早いわりに寿命が60年から80年とされていたが、弘前公園には樹齢100年を越えるソメイヨシノが400本以上あり、多くの専門家から管理技術が日本一と称され、「日本さくら名所100選」にも選ばれている。
山崎川四季の道の桜 - 愛知県/例年の見頃時期:3月下旬~4月上旬
「日本さくら名所100選」にも選ばれた名古屋市の桜の名所。山崎川沿いを散策しながら、静かに花見を楽しめる。また、3月下旬から4月上旬にかけて見頃の時期には、満開の桜を楽しむことができる。木造の「鼎小橋(かなえこはし)」付近は古木が多く見どころ。川沿いを静かに散策しながら桜を鑑賞するのがおすすめだ。
花博記念公園 鶴見緑地の桜 - 大阪府/例年の見頃時期:2月下旬~4月上旬
広大な園地にバラ園やアーモンドの森など、様々な種類の植物が植えられた広域公園。桜も2月下旬から見頃を迎える河津桜をはじめ、オカメ、陽光、ソメイヨシノと季節ごとに園内を彩る桜が変化し、早咲きの桜は見頃を過ぎているようだが、様々な品種の桜を長い期間楽しむことができる。特にソメイヨシノは、園内に植えられた約1100本の桜の過半数を占め、大池の西側・北東側や緑地橋口など、多くの本数がまとまって植わっている場所もあれば、数本でポツポツと点在しているような場所もあり、お気に入りの桜を見つけるのも楽しい。
大池東側・西側、山のエリア(山の広場)から桜を見るのがおすすめ。大池東側では桜のトンネルの下を散策できる。また、バーベキュー広場やバーベキュー場では、花見をしながらバーベキューが楽しめる(要予約。詳細は公式サイト等をご確認ください)。
平和記念公園の桜 - 広島県/例年の見頃時期:4月上旬~中旬頃の1週間
広島市の中心部にあり、世界平和を願う人々の聖地として親しまれている、川と緑に囲まれた美しい公園。約300本のソメイヨシノが咲き誇る。河川では雁木タクシーや河川遊覧船に乗って花見とリバークルーズを楽しむこともできる。
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