コロナ禍で3度目の桜シーズン、お花見の予定「あり」が過半数に。第6波でもお花見意向は増加

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この記事は2022年花見特集のものです。最新トピックスはこちら

“花より団子”離れ?57%が「飲食なしのお花見」

また、アンケートではお花見での飲食や行き先など、具体的な楽しみ方についても調査。お花見を誰と楽しみたいかという質問では、「家族と」(57.2%)、「恋人・夫婦で」(35.2%)、「一人で」(21.1%)が上位回答に。プライベートの友人と行くと答えた人は「5人以下」であれば16.5%いたものの、「6人以上」ではわずか1.3%で、グループなら極力家族などの近しい人同士で、他人と行くとしてもごく少人数でという意識がうかがえる。

家族に限ってならグループでのお花見も、友人や同僚とはごく少数に
家族に限ってならグループでのお花見も、友人や同僚とはごく少数にウォーカープラス調べ


お花見の時の飲食では「飲食は考えていない」(57.6%)がもっとも多く、昨年(44.5%)と比べても13.1ポイント増加。飲食をすると答えた人でも「ビールなどアルコール類を飲みながら」は11.1%に留まり、「宴会控え」の傾向は強まっている。

飲食を伴わない控えめなお花見に広まり
飲食を伴わない控えめなお花見に広まりウォーカープラス調べ


今年のお花見は「近場で」が上位、通り抜けスタイルも支持

また、どんな風にお花見を楽しむかを聞くと「近場の公園などで」(60.0%)や、「近場の名所に行く」(49.3%)が上位を占め、「遠方の名所に行く」(10.8%)、「遠方の穴場に行く」(9.6%)と、引き続き遠出のお花見は避けられる流れに。ただ、昨年のアンケートではそれぞれ「遠方の名所に行く」(6.2%)、「遠方の穴場に行く」(4.1%)だったことから、遠方の桜を見に行こうという層は昨年より微増していることが分かる。

お花見の近場志向は増加も、遠出の花見も微増
お花見の近場志向は増加も、遠出の花見も微増ウォーカープラス調べ


このほか、「桜並木を歩く」(40.4%)や「桜並木をドライブする」(26.5%)など、ひとつの場所に留まらない形での桜見物も挙げられる傾向にある一方で、感染リスクの低い楽しみ方として提案されている「ホテルなど室内から楽しむ」(3.2%)や「オンラインで楽しむ(VRなど)」(1.9%)はいずれも少数にとどまった。

「第6波」でも感染症対策をしながら、お花見をするスタイルが定着か

昨年の調査では、半数近くの人が花見の予定がないと答えていたが、今年はお花見を予定している人が増加。また、遠方の桜を見に行くという声も昨年に比べると多くなった。新型コロナウイルスの影響を受けて3年目のお花見シーズンだが、全体としては2021年に比べお花見をしたいという意向が強まる結果となった。

昨年のアンケート時は2度目の緊急事態宣言下であったことも影響していると思われるものの、今年は感染症への理解や対策が広まり、人ごみの多い場所や時間を避けるなど、感染症対策を徹底したうえでお花見をする、という一定のスタイルが定着しつつあるといえそうだ。

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詳細情報

■2021年のアンケート記事はこちら
https://hanami.walkerplus.com/topics/article/1022512/

■全国の「公園」にある桜名所・お花見スポットはこちら
https://hanami.walkerplus.com/list/ss0013/
情報は2022年3月9日 16:30時点のものです。おでかけの際はご注意ください。

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