近場で桜を見たい人におすすめの公園の桜。ピクニックはもちろん、園内を歩きながら桜鑑賞をするのもおすすめ。そこで今回は、大阪府の桜が見られる公園の中から「ウォーカープラス・花見特集」でアクセス数の多かった人気の15スポットを紹介。2025年の花見スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2025年4月29日~2025年5月1日)
※イベントが中止になっている場合があります。また、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。
打上川治水緑地の桜/大阪府寝屋川市
白から淡いピンクの桜のトンネルが眺められる画像提供:寝屋川市
寝屋川と打上川の合流点付近から、洪水時に河川の水の量を軽減するために造られた打上川治水緑地。全体で12万7000平方メートルの広大な敷地を持ち、芝生広場は、公園全体が一望できる眺めの良さも人気で大規模イベントにも利用される。春には遊歩道沿いの桜がトンネルを作り、桜の花にうもれたような景観が見られるほか、水面に映る桜の姿も楽しめる。
見どころ
2025年3月28日(金)~30日(日)には「ねやがわパーク事業~桜と光の舞い2025~」が開催(28日(金)は17時~20時30分、18時から点灯式。29日(土)・30日(日)は12時~20時30分)。3日間通して約30店舗の市内飲食店などが出店する。3月29日(土)・30日(日)には物販エリアが登場するほか、ふわふわ遊具や写真映えする演出を盛り込んだキッズエリアが展開される。また、3月31日(月)~4月6日(日)の18時~20時30分には、北側遊歩道沿いの桜並木のライトアップを実施。遊歩道沿いの桜並木が幻想的にライトアップされるほか、水辺はライトアップされた和傘などによる光の演出が行われる。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
大阪城公園の桜/大阪府大阪市中央区
「平成の大改修」によりよみがえった天守閣画像提供:大阪城パークセンター
大阪城を中心に広がる緑豊かな公園で駅からも近い都会のオアシス。重要文化財に囲まれた西の丸庭園は、ソメイヨシノを中心に約300本の桜の名所として知られている。桜を眺めながら大阪城を知るには、谷町四丁目駅から大阪城公園への約3キロのゴールデンルート(大手門~ミライザ大阪城~大阪城天守閣~青屋門~ジョー・テラス・オオサカ)がおすすめだ。また、2025年3月22日(土)から4月13日(日)は「西の丸庭園 観桜ナイター」を開催し、18時ごろからライトアップが行われる。(※詳細は公式サイト等でご確認ください)
見どころ
歴史のロマンあふれる天守閣を中核に据えている大阪城公園では、随所で四季折々の花と緑を鑑賞できる。105品種約1245本の梅の花が咲き競う梅林も人気が高く、早咲きの梅は1月下旬から楽しめる。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
花博記念公園 鶴見緑地の桜/大阪府大阪市鶴見区
目の前の桜はもとより水面に映る桜も美しい大池西側画像提供:花博記念公園 鶴見緑地
広大な園地にバラ園やアーモンドの森など、さまざまな種類の植物が植えられた広域公園。桜も2月下旬から見頃を迎える河津桜をはじめ、オカメ、陽光、ソメイヨシノと季節ごとに園内を彩る桜が変化し、長い期間花を楽しむことができる。特にソメイヨシノは、園内に植えられた約1100本の桜の過半数を占め、大池の西側・北東側や緑地橋口など、多くの本数がまとまって植わっている場所もあれば、数本でポツポツと点在しているような場所もあり、お気に入りの桜を見つけるのも楽しい。
見どころ
大池東側・西側、山のエリア(山の広場)から桜を見るのがおすすめ。大池東側では桜のトンネルの下を散策できる。また、バーベキュー広場やバーベキュー場では、花見をしながらバーベキューが楽しめる(要予約。詳細は公式サイト等をご確認ください)。
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大仙公園の桜/大阪府堺市堺区
濃いピンクが特徴の八重紅しだれは例年4月頃に見頃を迎える画像提供:堺市建設局大仙公園事務所
大阪府堺市にあり、仁徳天皇陵古墳と履中天皇陵古墳の間に広がる緑豊かな大仙公園は「日本歴史公園100選」にも選定され、四季折々の自然が楽しめる。公園内にはソメイヨシノや山桜、大島桜など、さまざまな種類の桜が約1000本植えられており、毎年春には花見を楽しむ家族連れや観光客でにぎわう花見の名所だ。
見どころ
櫻街道では1995年からしだれ桜の街道整備が始まり、植栽されたしだれ桜、早咲きのシロヒガンシダレがソメイヨシノより10日ほど早く開花する。八重紅しだれとベニシダレがソメイヨシノと同時期に咲き始め、4月中旬まで艶やかな花を楽しめる。
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毛馬桜之宮公園の桜/大阪府大阪市北区
ゆったり流れる大川沿いの歩道が桜色に染まる画像提供:大阪市役所
大川の毛馬洗い堰から下流の天満橋まで延長4.2キロの河川敷を利用した河岸公園で、右岸には造幣局や泉布観など明治初期を代表する建築物がある。大川の流れに沿った桜並木のプロムナードには、天満橋から桜之宮橋(銀橋)あたりを中心に、ソメイヨシノ、山桜、里桜など約4800本が植えられており、夜遅くまで沢山の花見客で賑わう。
見どころ
公園内の散策路は桜のトンネルのようで、穏やかな川風を感じながらゆったりと散歩を楽しむことができる。特に、川面に映る花々が織りなす景色は圧巻だ。
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住之江公園の桜/大阪府大阪市住之江区
早咲きで色の濃い寒緋桜画像提供:住之江公園管理事務所
四季折々の花が植えられた花と緑のスクエアや、野球場・球技広場・プールなどを備え、自然との親しみに加えスポーツも楽しめる公園。2月上旬から開花し紅梅との競演が見られる寒緋桜や、万博協会から寄贈された大島桜と神代桜が。大池右岸や北側の住吉川沿いには4月上旬まで楽しめるソメイヨシノもあり、長い期間桜を楽しむことができる。また、住炭BBQ広場では、花見をしながらバーベキューが楽しめる(有料、要予約。詳細は公式サイト等をご確認ください)。
見どころ
2025年3月16日(日)および4月6日(日)の10時~17時に、花と緑のスクエアにおいて「ピットアウトあいどる祭り」vol.10とvol.11を開催。また、3月30日(日)の10時~16時は、児童広場において「春インパーチィ」を開催。30台のキッチンカーが集合し、フリマやミニライブが行われる。さらに4月13日(日)12時~16時は花と緑のスクエアで「ミュ-ジックガ-デン」を開催。ライブコンサ-トやフリマが催され、キッチンカ-も出店する。
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浜寺公園の桜/大阪府堺市西区
広場がソメイヨシノで包まれたようになる画像提供:浜寺公園指定管理グループ
1873年(明治6年)に公園として指定された、大阪で最も古い公園のひとつ。ジャイアントスライダーのあるプールをはじめ、テニスコートや球技広場のほか、野球場などスポーツ設備が充実している。また、ばら庭園や交通遊園もあり、総合公園として多くの人に親しまれている。園内にはソメイヨシノをはじめ、大島桜や陽光、八重桜など開花時期と色味の違う桜が約1000本植えられており、さまざまな表情の桜を長い期間楽しむことができる。
見どころ
ばら庭園の入り口から南に続く桜のトンネルは息をのむような美しさだ。無料BBQエリアでは桜を見ながらBBQが楽しめる。
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五月山緑地の桜/大阪府池田市
ローラーコースターや迷路などがある五月山公園画像提供:五月山緑地管理センター
大阪府池田市にある五月山緑地は、豊かな自然と開放感が魅力の広大な公園で、春には桜が咲き誇る人気の花見スポット。公園入口から山頂の日の丸展望台までソメイヨシノや山桜が咲き、ドライブウェイでは車窓からも桜を堪能できる。遊具のある公園には、ローラーコースターや迷路などファミリーにも人気だ。また、2025年3月29日(土)・30日(日)には、さくらグリーンマルシェが開催。
見どころ
桜が見える緑楓台ではバーベキューも楽しめる。また、散策路を歩けば、桜のアーチをくぐるような贅沢な体験が楽しめる。
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万博記念公園の桜/大阪府吹田市
太陽の塔の周りを桜が彩る画像提供:万博記念公園マネジメント・パートナーズ
太陽の塔で有名だが、「日本さくら名所100選」にも選定され、桜の名所としても知られている万博記念公園。12種類約5500本の桜が咲き競い、3月中旬頃からは彼岸桜や寒緋桜、後にソメイヨシノが園内をピンク色に染め上げる。3月下旬~ 4月上旬には、自然文化園の東大路を中心とした公園内各所で、SAKURA EXPO 2025を開催予定。
見どころ
SAKURA EXPO 2025の期間の一部日程では、全長200メートルを超える東大路の桜並木ライトアップが開催予定。昼とは違った夜桜を楽しめる。
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長野公園(奥河内さくら公園)の桜/大阪府河内長野市
山肌に咲く桜のライトアップ画像提供:都市公園長野公園管理共同体
園内に奥河内さくら公園・奥河内あじさい公園・奥河内もみじ公園など、5つのエリアを持つ広大な長野公園。奥河内さくら公園エリアでは春になると約500本の桜が咲き誇り、新河内長野八景の一つである夜桜を楽しめる。(展望休憩所が建て替え工事中のため、しだれ桜等一部が工事エリア含まれる。)また、設備持参でバーベキューが可能となっており、バーベキュー可能エリアからは山肌の桜を見ながら楽しめる。予約も不要だ。今年は建て替え工事のバリケードエリア外での利用が可能となっている。
見どころ
2025年3月22日(土)~4月6日(日)には、約500本の桜が咲き誇る奥河内さくら公園(長野公園・長野地区)で、夜桜ライトアップが実施予定だ。山肌に咲く桜のライトアップやアプローチ階段の和傘オブジェが優しい灯りで灯される。光が彩る幻想的な風景を楽しめる。
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花園中央公園の桜/大阪府東大阪市
その名の通り開花時期には桜で彩られる「桜の広場」画像提供:東大阪市
緑豊かな公園内には野球場や多目的球技広場等のスポーツ施設のほか、プラネタリウムや科学展示室を備えたドリーム21、市民美術センターなどがあり、東大阪市の文化・スポーツ活動の拠点となっている。東側には桜の広場があり、開花時期には多くの人が訪れ、公園利用者の憩いの場となっている。
見どころ
ソメイヨシノを中心に、早咲きの河津桜、遅咲きの八重桜なども植えられており、長い期間桜を楽しむことができる。また、公園内にはバーベキュー場があり、花見をしながらバーベキューが楽しめる(予約などの詳細はhttps://www.good-bbq.com/shop/hanazono/をご確認ください)。
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深北緑地の桜/大阪府大東市
まるで桜にうずもれたかのような感覚が楽しめる画像提供:深北緑地パートナーズ
44.7ヘクタールの広い園内は、深野池の水辺や芝生広場・子供の大型遊具、ドッグラン、BMX広場、バーベキューエリアなどのほか、球技広場やテニスコート、軟式野球場、バスケット広場、スケートボード広場のスポーツ施設が充実している。週末にはふわふわの滑り台などの遊具や無料の大きなボールなども登場。自然豊かな広い公園は、季節になると園内の至る所で桜を見ることができる。バーベキューは、無料広場が2カ所あり、9時~17時(火の使用は16:30まで)利用できる(ゴミは持ち帰り、炭捨て場あり)。手ぶらで楽しめる有料BBQエリアもある(要予約。詳しくは、公式サイト参照)。
見どころ
「桜の園」と名付けられたエリアには、ソメイヨシノはもとより早咲きの寒緋桜からしだれ桜、八重桜まで多くの種類の桜が植えられており、さまざまな桜を見ることができる。2025年3月22日(土)〜4月6日(日)の18時30分〜21時にはライトアップ「夜桜灯り散歩」が開催。桜の園エリアのライトアップや撮影用の和傘レンタル、ハート等のフォトスポットもあり、最終日にはJAZZライブも楽しむことができる。
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黒鳥山公園の桜/大阪府和泉市
昼から夜まで1日中桜を楽しめる画像提供:緑化センター公園管理担当
大阪府和泉市を代表する公園。園内には約900本の桜があり、開花時期には大勢の人々で賑わう憩いの場となっている。既成市街地の小高い丘に位置していることから眺望もよく、花壇や親水デッキなどもある。例年、3月下旬から4月上旬頃にかけて、桜が開花し見頃を迎える。
見どころ
2025年3月29日(土)~4月13日(日)には、桜祭りが開催。期間中は露店が出店する。また、18時~21時には、ライトアップが行われ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気が広がる。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
大井関公園の桜/大阪府泉佐野市
歴史的文化財と満開の桜、両方を楽しめる画像提供:泉佐野市観光協会 ※写真はイメージ。
樫井川の渓流沿いにある大井関公園は、「大阪みどりの百選」に選ばれており、岩がつくる美しい景観と谷底の清流、満開の桜が織りなす絶景が魅力。2025年3月30日(日)から4月6日(日)までの期間で大井関桜まつりが開催、4月5日(土)の11時~15時にはイベントも行われる(※天候等により内容の変更・中止の場合あり)。
見どころ
日根神社が隣接するほか、周辺には慈眼院多宝塔(国宝)などの文化財が多数あり、楽しく散策できる。
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枚岡公園の桜/大阪府東大阪市
公園の入り口部分「桜園路」では桜のトンネルが来場者を出迎える画像提供:枚岡公園管理事務所
園内に2つの尾根を持つ広大な敷地が特徴の枚岡公園。園内のほぼ中心部分に東大阪市でも有数の桜の名所と言われる「桜広場」があり、毎年3月末から4月上旬にかけて約100本のソメイヨシノが咲き誇り、一面がピンク色に染まる。また、枚岡公園の入口となる「桜園路」も桜の名所の1つ。通路の両側に植えられたソメイヨシノが桜のトンネルを作り、ロマンチックな雰囲気を醸し出す。
見どころ
ローラー滑り台やコンビネーション遊具が揃った「森のおもちや箱」などの遊戯施設もある。また、桜広場、枚岡山、額田山両展望台からは桜だけではなく、大阪平野が一望できる。
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※新型コロナウイルス感染対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。