河津桜の見頃時期や全国の名所を紹介

「河津桜」とは?

日本の春のシンボルであるサクラ。3月から4月にかけて咲くのが一般的だが、実はまだ肌寒い季節から咲く桜も存在する。伊豆の早咲き桜「河津桜(カワヅザクラ)」もその1つだ。

河津川沿いには約800本、全体では約8000本の河津桜が咲き誇る

河津桜は、静岡県の河津町で発見された早咲きのサクラ。台湾や中国南部で咲き、日本では沖縄など、暖かな地方を中心に1月頃から咲くカンヒザクラ系と、日本の野生種であるオオシマザクラ系の自然交配種と考えられている。河津町では、ほかの桜に比べてかなり早い2月上旬に咲き始め、3月上旬までの約1カ月間に渡り咲き続ける。


花の見た目にも特徴があり、一般的な桜の品種であるソメイヨシノに比べ、河津桜は花が大きく、濃いピンク色になる。一番の見頃といわれているのは、満開になる前の6~8分咲きで、河津町での例年の見頃は2月中旬から3月上旬頃だ。

河津桜の原木

桜の名前の由来となった河津町では、河津桜の原木や、河津川沿い約4キロに咲く850本の河津桜など、各所で桜を楽しむことができる。また、町内では毎年2月10日から3月10日までの約1カ月間、河津桜まつりが開催。桜並木のある河津川を中心に、町内各地でイベントが行われ、来訪者100万人を数える人気のイベントだ。

2020年には、オープニングセレモニーとしてテープカット、商工会女子部とオカリナの会による河津町新生総踊り・花こよみ、氷アートのパフォーマンスグループによる氷の彫刻などが催された。期間中の18時~21時の間には、河津駅前の館橋より下流などの各地域でライトアップが行われ、夜桜を楽しむことができる。

その名所である静岡県河津町で毎年開催されている「河津桜まつり」が、2021年は開催を中止することが発表された。早咲きの桜を楽しもうと、多くの観光客が訪れる伊豆の春の風物詩となっている同イベントだが、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、地域住民の健康面や安全面への影響を考慮しての判断となった。

各種パフォーマンスとライトアップは中止され、駐車場も大幅に縮小されている。来年の開催を楽しみにしよう。

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