野毛山動物園・野毛山公園の桜/神奈川県横浜市西区

野毛山公園内各所でソメイヨシノが見られる
画像提供:野毛山動物園みなとみらい21地区を眼下に見下ろす高台に位置する野毛山動物園は1951年(昭和26年)に開園。園内にはキリンやシマウマなど親しみのある動物をはじめ、は虫類や鳥類などを展示している。動物との距離が近いのが魅力の動物園だ。動物園内と隣接している公園ではソメイヨシノを中心に約250本の桜が咲き誇る。公園のほか、野毛山動物園内にも各所に桜があり、レッサーパンダやキリンなどさまざまな動物たちを見ながら花見も楽しめる。
見どころ
明治末期、E.R.シドモア女史のほか多くの関係者の尽力によって、アメリカの首都ワシントンに、3000本の桜苗が寄贈された。その後アメリカからの返礼としてハナミズキが来日。今やこれら二つの花は、両国をつなぐ友好の架け橋とされている。この桜の寄贈100周年を記念し、2012年に野毛山公園の展望地区に、ワシントンから里帰りした「シドモア桜(品種ソメイヨシノ)」の苗木と共にハナミズキが植樹された。日米国際親善の象徴とされる二つの花の開花を楽しみたい。