国宝 松本城の桜/長野県松本市
松本城公園や本丸庭園には約300本の桜が植えられている。国宝松本城では、開花宣言の3日後から8日間、国宝松本城天守と本丸庭園の桜をライトアップする国宝松本城「夜桜会」が開催される。外堀沿いの桜並木をライトアップする「光の回廊」も同時開催される。
甲信越
ライトアップされた満開の桜は昼間とは違う美しい世界が広がる。その魅力を堪能してみては?そこで今回は、甲信越の夜桜・ライトアップが楽しめる名所の中から「ウォーカープラス・花見特集」でアクセス数の多かった人気の15スポットを紹介。2025年の花見スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2025年12月10日~2025年12月12日)
※イベントが中止になっている場合があります。また、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。
松本城公園や本丸庭園には約300本の桜が植えられている。国宝松本城では、開花宣言の3日後から8日間、国宝松本城天守と本丸庭園の桜をライトアップする国宝松本城「夜桜会」が開催される。外堀沿いの桜並木をライトアップする「光の回廊」も同時開催される。
新潟県上越市に位置する高田城址公園とその周辺を含めて約4000本の桜が咲き誇り、公園内を淡いピンク色に染め上げる。ライトアップされた三重櫓とぼんぼりに照らされて映える桜の美しさは、日本三大夜桜の一つに数えられている。例年ライトアップは18時~21時まで実施(桜最盛期22時まで)。
特に、三重櫓(さんじゅうやぐら)と桜、そしてお堀の水面に映る花びらが織りなす風景は、まるで絵画のような美しさ。また、2025年3月28日(金)~4月13日(日)の期間には、「第100回高田城址公園観桜会」を開催。
県の天然記念物になっており、満開時に根本から上を見上げると桜の天蓋のように見える。樹齢300年以上のしだれ桜は、糸が垂れたように淡い紅色の花を咲かせることからイトザクラとも言われている。例年、3月下旬~4月上旬頃にかけて、桜が開花し見頃を迎える。
境内には樋口一葉の文学碑があり、碑文は幸田露伴が書き、裏面には明治の文豪たちが名前を連ねる。満開にあわせ日没~21時頃はライトアップが行われる。また、近くには、桃畑が広がる「塩山桃源郷」もある。
「日本さくら名所100選」に選ばれている臥竜公園は、池の周りに約160本、臥竜公園に約260本、公園周辺で約600本の桜が咲き誇り、春には多くの花見客が訪れる。池に舞い散る花吹雪や水面に映る夜桜は幻想的。公園内にある須坂市動物園は、カピバラやベンガルトラなどがおり、家族で楽しめる。臥竜公園の名物「真っ黒おでん」や「お団子」を片手にお花見もできる。ボートに乗って池から桜を観賞するのもおすすめ。湖面に浮かぶ花いかだを間近で眺められるのがうれしい。
河口湖北岸からは、雄大な富士山と湖面をバックに約100本の桜が楽しめ、絶好の撮影スポットとなっている。湖岸の桜並木を散策しながらの花見も格別だ。満開の時期にはライトアップも実施される他、河口湖円形ホール付近で富士・河口湖さくら祭りも開催される。
「天下第一の桜」と称され、日本三大桜の名所でもある高遠城址公園の桜。固有種・タカトオコヒガンザクラを楽しむことができる。花はやや小ぶりで赤みが強く、樹齢140年を越える古木を含め約1500本が咲き誇る。満開時には公園全体が薄紅色に染まり、毎年多くの観光客が訪れる。
日本100名城にも選ばれた長野県小諸市の小諸城。約500本の桜が園内を春色に染める。ソメイヨシノのほか、小諸の名前を冠した「小諸八重紅しだれ」などの桜が楽しめる。2025年4月1日(火)~25日(金)には、小諸城址懐古園桜まつりが開催。期間中は21時までライトアップが実施される。
約3000本の桜が一咲き誇り、「日本さくら名所100選」にも選ばれている。また、観桜期間中は夜間ライトアップも行われ、夜桜も楽しめる。ふるさと展望台、愛宕神社、池などから眺める桜が特におすすめ。また園内には広場や遊具があり、満開の桜の下でゆっくりとお花見を楽しむことができる。
2025年3月29日(土)~13日(日)は、村松公園桜まつりを開催。4月5日(土)・6日(日)・12日(土)・13日(日)9時~16時(雨天中止)には、いいがんいっぺ!!村松公園マルシェ、キッチンカーの出店イベント、4月6日(日)9時~15時(雨天中止)には、ごせん芸能フェスタ、はたらく車大集合等のイベントも行われる。また、公園の隣には、約50aの菜の花畑が広がっており、桜と菜の花のコントラストを楽しむことが出来る。
長野県下屈指の大寺であり、国の文化財にも指定されている県内唯一の名勝庭園で、早太郎伝説と光苔の寺。国指定名勝 天台宗別格本山光前寺にはしだれ桜が約70本。光前寺住職が先代から育ててきた「光前寺不動滝桜」や「鐘楼の古木」桜など境内には70本のしだれ桜が植えられ、古いものは樹齢約200年。見頃は例年4月中旬で、複数の樹種があるので、咲き始める時季がずれ、花は長ければ3週間くらい楽しめる。長野県では善光寺に次ぐ規模の大刹。南信州随一の祈願霊場として広く信仰されている。樹齢数百年の巨木が立ち並ぶ境内には県宝三重塔が建つ。日の光を反射して美しく神秘的な光を放つ光苔は4月中旬から10月下旬頃まで見ることができる。
光城山は、長野県安曇野市豊科光にある標高911.7メートルの山。山の名前の由来は、鎌倉時代に海野氏の支族が築いた光城(仁場城)。約1500本のソメイヨシノが登山道に沿って麓から山頂へと咲き上がる。登山口から山頂まで桜の中を歩くトレッキングも可能。山頂付近からは北アルプス、眼下には安曇野が一望できる。
のどかな田園の中の塚の上にある、樹齢300年を超えるエドヒガンザクラ。残雪の山々をバックに咲き誇る姿は圧巻で、訪れる人々を魅了している。2025年はJR韮崎駅発着、韮崎市の「わに塚のサクラ」と北杜市の「山高神代桜」などをめぐるお花見バスツアーを開催(※詳細は公式サイトを確認)。見頃時期にはライトアップが行われ、昼とは一味違った幻想的な姿を楽しめる。
朝日が差し掛かる早朝、ライトアップ前の夕焼け時、夜桜ライトアップが終わった後の星空と一本桜など、多彩なコラボによって更に魅力的な外見となって楽しめる。見頃時期には一本桜の根元には黄色やピンクのカラフルな水仙が咲いており、春の彩りで包まれる。
長野県長野市に位置する長野市城山公園は、善光寺の東隣にある長野市随一の桜の名所で、約470本のソメイヨシノが咲き誇る。淡いピンク色の花びらが柔らかな日差しを浴び、ゆったりとした散策路を華やかに彩る。雲上殿へつづく坂道には、ぼんぼりも設置され、幻想的な夜桜が楽しめる。
公園内には、城山動物園や長野県立美術館などの施設もあり、カップルや家族連れで賑わう。
世紀の大事業「大河津分水路工事」の偉業を称えて植えられたソメイヨシノ約6000本のうち、今もなお残る約1500本が分水路の堤防沿いに咲き誇る。「日本さくら名所100選」にも選ばれた桜並木は、大河津分水さくら公園に車を停めて散策を楽しんだり車窓からの観桜を楽しむことができる。毎年「つばめ桜まつり」期間中には、電気ぼんぼり等と共に夜桜ライトアップの風情を楽しむことができる。つばめ桜まつり公式インスタグラム(@tsubame.sakuramatsuri)にて最新情報も確認できる。
燕市で毎春に開催される「つばめ桜まつり」、2025年の開催は3月21日(金)~4月20日(日)。大河津分水桜並木のライトアップの他、市内各地の桜がライトアップされる。また、4月13日(日)の開催されるメインイベントの「分水おいらん道中」は、ついに第80回目の記念すべき節目を迎える。3人のおいらん役が付き人らとともに総勢60名以上で練り歩く姿は絢爛豪華で壮大。
市街地からほど近い丘陵を整備した小出公園では、ソメイヨシノを中心に桜が咲き誇る。山頂にある展望休憩舎からは、越後三山や魚野川、魚沼の自然をバックに、桜の眺望が楽しめる。2025年5月5日(祝)には「小出公園春まつり」が開催。例年地元学生による吹奏楽演奏や、ふわふわ遊具、餅つきなどが行われ、飲食販売の露店など出店もあり。
例年、4月中旬~5月上旬頃にかけてが、桜の見頃の時期となる。夜には桜の開花に合わせて、ぼんぼりが設置される。ぼんぼりに照らさせた夜桜は、昼とは違う色を見せ、どこか懐かしい気持ちにさせてくれる。
長野県上田市に位置する上田城跡公園は、約1000本の桜が戦国の名城を埋め尽くすように咲き誇る。3つの櫓に映える桜やお堀の水面に映る桜など、日本らしい景色を堪能できる。夜は上田城跡がライトアップされ、にぎやかな昼間とは違う、幻想的な美しさも一見の価値あり。
※新型コロナウイルス感染対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。
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