桜の楽しみ方も多様化!コロナ対策もばっちりな“ニューノーマルお花見”に注目

2023年記事

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この記事は2023年花見特集のものです。最新トピックスはこちら

今年もまもなく桜シーズンが到来する。今春は新型コロナウイルス感染予防の制限緩和で、コロナ禍で自粛ムードだったお花見の動向にも変化が見られそうだ。

従来のお花見を楽しみたい人がいる一方、まだまだ用心して桜見物したいという人もいるはず。そこで今回は、人混みを避けて桜を楽しめるスポットやサービスをピックアップ。ニューノーマル時代のお花見を紹介したい。

日本交通の乗務員が自ら監修した桜スポットを巡る「お花見タクシー」
日本交通の乗務員が自ら監修した桜スポットを巡る「お花見タクシー」画像提供:日本交通


貸し切りクルーザーで目黒川の上から桜を満喫

【画像】目黒川の桜をクルーザーで間近で堪能「目黒川お花見CHANDONクルーズ」
【画像】目黒川の桜をクルーザーで間近で堪能「目黒川お花見CHANDONクルーズ」


都内有数の 桜の名所である目黒川 では、3月20日(月)~4月9日(日)まで、小型クルーザーによる貸し切りクルーズ「 目黒川お花見CHANDONクルーズ 」が運航される。

シャンドン ロゼや軽食を楽しみながら、約4kmにわたり、約800本の桜が咲き誇る目黒川を90分間クルーズするプラン。川の真ん中で両岸の桜を一望したり、水面に浮かぶ絨毯のような花びらを間近で見たりと、船の上ならではの光景を家族や友人とともにゆったりと満喫できる。

目黒川両岸の桜を船の上から楽しめる
目黒川両岸の桜を船の上から楽しめる


プランは1月31日より販売中で、料金は平日便1万3200円、週末便1万6500円(いずれも1人あたり)。貸し切り運行の最低人数は6名からで、最大8名まで乗船可能だ。また、船内やデッキ、備品のアルコール消毒やアルコール消毒液の設置、運航中の船内換気など引き続き感染症対策も実施している。

プランの詳細や予約の空き状況などは アニバーサリークルーズ公式ページ から確認しよう。

日本庭園の桜と絶品料理を楽しむ「ホテル花見」

東京千代田区のホテルニューオータニ(東京)内には、加藤清正公の下屋敷、井伊家中屋敷、伏見宮邸として400年の歴史を持つ1万坪もの広大な日本庭園が広がる。ホテル利用者以外も散策可能なこの庭園では、ヤマザクラ、シダレザクラ、ソメイヨシノ、ヤエザクラをはじめ、開花時期をずらして咲く全19種類58本もの桜が楽しめる。6時から22時まで開園しており、例年人混みも少なくゆったりと桜が楽しめる都心の桜の名所の一つだ。

ホテルニューオータニの日本庭園のシンボルでもある赤い太鼓橋と桜
ホテルニューオータニの日本庭園のシンボルでもある赤い太鼓橋と桜画像提供:ホテルニューオータニ


そんなホテルニューオータニ(東京)では、3月1日(水)から4月8日(土)まで、桜を感じる時期に合わせた宿泊プラン・レストラン・イベントを用意した『 春、桜めぐり2023 』を開催。

館内のレストランやバーでは、お花見にもぴったりなテイクアウトメニューも充実
館内のレストランやバーでは、お花見にもぴったりなテイクアウトメニューも充実画像提供:ホテルニューオータニ


鉄板焼「石心亭」の「花篭御膳」(1万3000円、サービス料別)やケーキショップ「パティスリーSATSUKI」の桜スイーツ各種(1026円から)をはじめ、館内のレストランやバーでは「春・桜」をテーマに季節ならではの特別メニューを期間限定で販売。コーヒーショップ「SATSUKI」の「桜・お花見重(三段)」(5万9400円)など、お花見にもぴったりなテイクアウトメニューも充実している。

ご当地のプロフェッショナルが名所案内「お花見タクシー」

タクシー大手の日本交通では、3月17日(金)から4月14日(金)の期間、都内の桜を満喫できる観光タクシー「 お花見タクシー 」を運行。穴場から屈指の名所までタクシー乗務員選りすぐりの都内の桜スポットを案内しながら桜見物できるプランで、人混みや場所取りを気にせず効率よく桜を楽しめるのが魅力だ。

日本交通のお花見タクシー
日本交通のお花見タクシー画像提供:日本交通


スタンダードコースでは午前発(10時発~13時)・午後発(13時発~16時)を選べ、運賃は普通車1台当たり1万8160円(3時間)から。また、出発時間の変更や3時間以上の利用、遠出しての桜見物など、利用者に要望に応じたオーダーメイドコースも用意されている。また、運行中のこまめな車内除菌清掃や換気、飛沫感染防止のための遮断カーテン設置など、感染症対策もしっかり行われている。

申し込みは日本交通の「 お花見タクシー特設サイト 」上の予約フォーム、または専用ダイヤルから。(予約期間は3月6日(月)~4月12日(水)まで)

また、横浜エリアでは三和交通が3月18日(土)から お花見タクシー を運行予定。こちらは2時間1万2000円(横浜コースの場合)で、モデルプランではみなとみらい、掃部山公園、大岡川沿い、元町公園、本牧通り、三渓園といった桜スポットを巡る。

三和交通のお花見タクシー(けやき坂)
三和交通のお花見タクシー(けやき坂)画像提供:三和交通


八王子や府中、小平など東京西部や埼玉エリアのプランもあり、迎車地やコースは相談可能。また、横浜コース限定で、乗務社員おすすめの和菓子屋を紹介し、ツアー中に購入した和菓子を車内で味わいながら桜を巡れる「花も団子もツアー」(1万5000円)も用意されている。また感染症対策では、飛沫防止パネルの設置、運行前の車内消毒や車内換気などを引き続き実施している。

関東管区警察学校(小平市)周辺の桜。三和交通では横浜エリアをはじめ東京23区・西部や埼玉でもお花見タクシーを運行する
関東管区警察学校(小平市)周辺の桜。三和交通では横浜エリアをはじめ東京23区・西部や埼玉でもお花見タクシーを運行する画像提供:三和交通


各プランの予約は2月22日から 三和交通公式サイト の予約フォームにて申し込みがはじまっている。

どこでも360度満開の桜を!「お花見VR」

気象情報会社のウェザーニューズは、外出しなくても満開の桜が楽しめる「 お花見 VR 」をスマホアプリ「ウェザーニュース」上で提供。人気名所TOP10、東京夜桜編、日本三大桜編、京都おいでやす編など、さまざまなテーマで作成された桜名所の360度動画をスマートフォンに表示し、VR(仮想現実)でお花見体験ができるサービスだ。

360度動画でお花見が楽しめる「お花見VR」
360度動画でお花見が楽しめる「お花見VR」


スマートフォンで動画を再生すると、端末の動きに映像が連動し、動画内の風景を360度見渡せる。さらにVRゴーグルがあれば、自分がその桜名所にいるかのような臨場感ある感覚を味わうことができる。なお、360度動画はウェザーニュースウェブサイトでPCからも閲覧が可能となっている。

レジャーシートを広げての従来のお花見とは一味違った光景を楽しめる、さまざまなお花見のスタイルに注目だ。

文=国分洋平

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詳細情報

■目黒川お花見CHANDONクルーズ(アニバーサリークルーズ)
https://www.anniversary-cruise.com/season/ohanami-plan/ohanami-chandon/

■ホテルニューオータニ「春、桜めぐり2023」
https://www.newotani.co.jp/tokyo/sakura/

■日本交通「お花見タクシー」
https://www.nikkotaxi.jp/sightseeing/ohanami

■三和交通「お花見タクシー」
https://www.sanwakoutsu.co.jp/special/vol_010.html

■ウェザーニューズ「お花見VR」
https://weathernews.jp/sakura/vr/
情報は2023年3月7日 22:15時点のものです。おでかけの際はご注意ください。

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