奈良公園のお花見スポットを徹底ガイド!ベストルート丸わかり

奈良県

奈良を代表するスポットとして知られ、国の天然記念物にも指定されているシカが棲息していることで有名な奈良公園。東西南北511万平方メートルもの広さを誇り、東大寺や興福寺、 奈良国立博物館など、数々の社寺や文化施設が隣接している。のどかな雰囲気が漂う園内では、春になると各所で桜の木々が美しい表情を見せる。特に例年4月下旬から5月上旬にかけて開花する、天然記念物のナラノヤエザクラは見応え十分。今回は、奈良公園のお花見のおすすめルートを紹介!

※情報は一部2023年のものです。2024年のものに順次更新していきますのでお待ちください。

奈良公園の桜を満喫するルート / 見頃:3月下旬〜5月上旬、本数:約1700本、品種:ナラノココノエザクラ、ヤマザクラなど

いにしえの日本文化を伝える「興福寺」
いにしえの日本文化を伝える「興福寺」写真提供=奈良市観光協会

まずは「興福寺」から訪れよう。高さ約50.1メートルの五重塔や東金堂(とうこんどう)が桜で彩られる。薄紅色に染まった南円堂を猿沢池越しに見ても優美な景色だ。五重塔で有名な興福寺は東金堂、阿修羅像などを安置する国宝館があり、いにしえの日本文化を伝える行事も多い。歴史とあわせて楽しんで。

春日野園地では鹿と桜のコントラストを楽しめる
春日野園地では鹿と桜のコントラストを楽しめる


次は「春日野園地」へ。広々とした芝生が広がる春日野園地には、ソメイヨシノが多く植えられている。興福寺から春日野園地へ向かう途中には「奈良国立博物館」がある。ここには仏教美術を中心に数多くの名品が集められるので、興味がある人はぜひ。周辺は開けていて、たくさんのシカの姿が見られるスポットでもある。

春色に染まった山麓沿いは感動間違いなし
春色に染まった山麓沿いは感動間違いなし


そのあとはソメイヨシノ、八重桜、ナラノココノエザクラが満開の絶景ポイントのひとつ「若草山」を訪れよう。若草山は山頂や一重目頂上はもちろん、少し登っただけでも視界が開けるので、時間や体力に余裕がない場合はふもとからの眺めを楽しむのがおすすめ(入山料150円)。若草山の登山口の近くには「手向山八幡宮」がある。3月下旬〜4月下旬には桜が咲き誇り、お花見の穴場スポットとしても知られているので、立ち寄ってみて。

奈良を代表するナラノヤエザクラが咲き誇る
奈良を代表するナラノヤエザクラが咲き誇る


次に訪れたいのが「茶山園地」。ナラノヤエザクラの大木が圧巻の美しさを誇る茶山園地。こちらの見頃はゴールデンウィーク頃と少し遅めなので、時期を調節して訪れるのがおすすめ。また、少し足を伸ばして、春日大社にも訪れたい。春日大社の周辺にも多くの桜が植えられている。鮮やかな朱塗りの社殿が、緑濃い杉木立の中に浮かぶようだ。

【写真】人生で一度は目にしたい「浮見堂」の湖面の景色
【写真】人生で一度は目にしたい「浮見堂」の湖面の景色


最後は「浮見堂」。ポスターにも使われるほど美しい春の浮見堂。鷺池ではボートに乗って水上からいつもと違った角度で桜を楽しめる。

奈良ホテルも隠れた名スポット
奈良ホテルも隠れた名スポット


このほか、1909年(明治42年)に関西の迎賓館として開業した奈良ホテルも近くにある。玄関前に見事に咲くしだれ桜があり、宿泊しなくても見られるので、興味があれば覗いてみよう。

歴史的建造物と桜の対比が見事な奈良公園。鹿とのコラボも見どころのひとつだ。奈良県庁屋上広場からは、東側と南側に広がる奈良公園の東大寺大仏殿、若草山、興福寺五重塔を間近に眺めることができる。


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情報は2024年1月23日 00:04時点のものです。おでかけの際はご注意ください。

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