桜の見頃シーズンは一瞬。今がまさに満開のタイミング!美しく咲き誇る桜を眺めながら、最高のお花見を楽しもう。そこで今回は、全国の今見頃の桜名所の中から「ウォーカープラス・花見特集」でアクセス数の多かった人気の15スポットを紹介。2025年の花見スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2025年4月25日~2025年4月27日)
※イベントが中止になっている場合があります。また、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。
桜・菜の花ロードの桜/秋田県南秋田郡大潟村
桜と菜の花のコントラストが春らしい画像提供:大潟村
県道298号線沿い約11キロにわたり、約4000本のソメイヨシノ、八重桜、紅山桜が植栽されている。天候に恵まれれば、満開の桜と菜の花が織り成すピンクと黄色の鮮やかなコントラストを堪能できる。2025年4月中旬から5月上旬に「桜と菜の花まつり」を開催。メインイベントは大型連休中に行われる(※詳細は公式サイト等でご確認ください)。
見どころ
延長11キロにわたって咲く菜の花は、まるで黄色いじゅうたんを敷き詰めたかのような光景。桜のピンクと菜の花の黄色が織りなす鮮やかなコントラストは、訪れる人々の目を楽しませ、春の到来が感じられる。車で約10分程移動すると、日帰り温泉美肌の湯「大潟モール温泉」を楽しめる。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
五稜郭公園の桜/北海道函館市
復元された奉行所とともに満開の桜を望める画像提供:一般財団法人函館市住宅都市施設公社
榎本武揚や土方歳三らが明治新政府軍と戦った戊辰戦争最後の地。張り出した五つの稜堡が美しい星形を形作る,我が国初の西洋式城塞だ。25.2ヘクタールという広大な五稜郭全域は公園として整備され、春には満開の桜が咲き誇る。例年、花見期間中は、火気の使用および飲食が可能。また、提灯によるライトアップも行われる(2025年の花見期間、ライトアップは未定。詳細は公式サイトなどでご確認ください)。
見どころ
例年、4月下旬~5月上旬に見頃を迎え、約1500本の桜が咲き誇る。見頃の終わりに、散った花びらが堀の水面を桜色に埋め尽くすさまも美しい。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
雫石川園地の桜並木/岩手県岩手郡雫石町
枝を広げるソメイヨシノ画像提供:しずくいし観光協会
雫石駅の南側を流れる雫石川の堤に植えられた約150本のソメイヨシノの並木で有名。並木は1.5キロほど続き、約40年前に植樹され、毎年多くの人で賑わう花見のスポット。桜並木の中を歩くことができ、春ならではのひとときを過ごせるのが魅力だ。堤防に上がれば、ほぼ目線の高さで桜が楽しめる。
見どころ
例年、4月下旬~5月上旬頃にかけてが、桜の見頃の時期となる。開花シーズンには約100のこいのぼりが掲揚され、夜には一部ライトアップも実施されれる(※状況により中止となる場合があります)。
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越代の桜/福島県石川郡古殿町
桜をはじめ、色とりどりの花が咲く画像提供:古殿町役場 産業振興課
福島県石川郡古殿町に位置する越代の桜は、林野庁「森の巨人たち百選」に選ばれている山桜の大木で、樹高約20メートル、樹齢は400年を越え、増々樹勢を増している。県の天然記念物にも指定されている。また、桜の開花時期にあわせて地元団体による「越代のサクラ祭り」が開催され、多くの人で賑わう。
見どころ
力強さを感じさせる山桜。朝、夕の姿が一段と美しい。また、見頃に合わせてライトアップも行われる。
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志波彦神社 鹽竈神社の桜/宮城県塩竈市
国の天然記念物・ 鹽竈桜画像提供:志波彦神社鹽竈神社
国の天然記念物に指定されている八重桜の一種、鹽竈桜27本をはじめ、ソメイヨシノや八重咲きのしだれ桜など200本あまりが春を彩る。なお 鹽竈桜の特徴は、めしべが変化して2枚か3枚の青い葉となり、花軸が短く、花弁は35~50枚ほどで縦じわがあり、先端が2~5のノコギリ状になっている。
見どころ
鹽竈桜は境内の桜の中では花期が最も遅く、例年4月中旬~下旬頃が見頃となる。また、2025年4月27日(日)には、「花まつり」神輿渡御が開催。
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倶利伽羅県定公園の桜/富山県小矢部市
源平合戦ゆかりの地に咲く6000本の八重桜画像提供:小矢部市観光協会
倶利伽羅県定公園には、源氏の武将木曾義仲が奇襲作戦「火牛の計」を用いて平家の大軍を打ち破ったことで有名な古戦場や日本三大不動に数えられる「倶利迦羅不動寺」などがあり、春には6000本の八重桜が咲き誇る名所として知られている。桜を楽しみながら整備された旧北陸道を歩くのもおすすめ。
見どころ
標高が高く、遅咲きの八重桜が多いことから、4月下旬から見頃となり、山頂一帯がピンク色に染まる。日本三大不動の倶利伽羅不動寺では毎年4月下旬に「厄除け念仏赤餅つき」が行われる。
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弘前公園(鷹揚公園)の桜/青森県弘前市
弘前城天守の周りを満開の桜が覆う※2025年現在天守は石垣修理に伴い、本丸内で約70メートル移動しています。画像提供:弘前市
弘前公園二の丸にあるソメイヨシノは、旧藩士の菊池楯衛が1882(明治15)年に寄贈し植栽されたもので、現存するソメイヨシノでは日本最古級といわれる。ソメイヨシノは成長が早いわりに寿命が60年から80年とされていたが、弘前公園には樹齢100年を越えるソメイヨシノが400本以上あり、多くの専門家から管理技術が日本一と称され、「日本さくら名所100選」にも選ばれている。
見どころ
2025年4月18日(金)~5月5日(祝)には、弘前さくらまつりを開催。敷地面積が約49万2000平方メートルの弘前公園には、しだれ桜や八重桜など52種、約2600本の桜が咲き、さくらまつりの開催時期に合わせてライトアップを実施。光り輝く弘前城天守と夜桜の対比は圧巻だ。
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湯沢中央公園の桜/新潟県南魚沼郡湯沢町
山の緑と桜のピンクのコントラストが美しい画像提供:湯沢町総合管理公社
新潟県南魚沼郡湯沢町に位置する湯沢中央公園では、湯沢町の「木」に指定されている紅山桜(べにやまさくら)が中心でソメイヨシノやしだれ桜など280本の桜並木がある。特に、紅山桜は、鮮やかな濃い紅色の花びらが特徴で満開のころは、目をみはる美しさだ。
見どころ
例年、4月中旬~5月上旬頃にかけてが、桜の見頃の時期となる。2025年4月上旬の観桜週間には、開花に合わせライトアップが実施される。ライトアップされた満開の桜が昼とは違う風情を感じさせてくれ、とても見応えがある。
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最上公園の桜/山形県新庄市
花びらがお堀を桜色に染める画像提供:新庄市広報担当
カドとは、「鰊(ニシン)」のこと。東北地方では、産卵のために押し寄せるニシンが門口で獲れたことからカドと呼ぶようになったと言われ、春の産卵期に北方の海に現れることから「春告魚(はるつげうお)」とも呼ばれる。山形県の新庄は、豪雪地帯のため、冬期間は鮮魚の入手が困難であった。そのため雪解けと共に入荷するカドを焼いて酒を酌み交わし、春の到来を喜んだ。今日では、新庄の春の風物詩になっている。
見どころ
2025年4月29日(祝)~5月5日(祝)の期間、最上公園内特設会場で「新庄カド焼きまつり」が開催。周辺には約300本の桜が咲き誇り、夜にはぼんぼりが灯され、ライトアップされた夜桜を楽しめる。
例年の見頃 |
4月中旬~5月中旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
桜の種類 |
ソメイヨシノ |
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奥比叡・延暦寺境内の桜/滋賀県大津市
桜と比叡山ドライブが楽しめる画像提供:奥比叡参詣自動車道株式会社
延暦寺総本堂根本中堂のある東塔から西塔・横川を経て比叡山麓の仰木まで続く、約12キロの奥比叡ドライブウェイ沿線の桜は、ほとんどが八重桜で約40種植えられている。例年、4月下旬から5月上旬のゴールデンウィークにかけてが桜の見頃で、遅咲きの桜の名所となっている。
見どころ
2025年4月26日(土)から5月6日(振休)までの間、延暦寺西塔エリアにおいて「比叡山さくらフェスタ」を開催。無料抽選会では、オリジナルグッズなどのプレゼントがある。また、期間中キッチンカーも出店する。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
荘川桜/岐阜県高山市
力強く咲き誇る荘川桜画像提供:高山市観光課
2本の巨桜は、約500年余の老桜でいずれもアズマヒガンザクラ。岐阜県指定天然記念物である。ダム建設の際に移植された物語のある桜で、いまは湖底に沈む中野照蓮寺、光輪寺の境内にあった桜。移植など不可能だという声の中、関係者の尽力により不可能を可能にした桜として、荘川の人達から愛されている。
見どころ
2本の巨老木が力強く咲き誇る様子が魅力的だ。また、満開前後の3日間には、18時~21時に、荘川桜のライトアップが行われる。【2025年の桜祭り開催は未定です。詳細は公式サイト等でご確認ください】
例年の見頃 |
4月下旬~5月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
桜の種類 |
アズマヒガンザクラ |
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静峰ふるさと公園の桜/茨城県那珂市
「日本さくら名所100選」にも選ばれた八重桜の名所画像提供:那珂市観光協会
静峰ふるさと公園は「日本さくら名所100選」に選ばれた八重桜の名所。広大な園内に、約2000本の八重桜が満開となる光景はまさに壮観で、家族連れや観光客で賑わいを見せる。シートを持参しての花見や、園内の散策を楽しめる。2025年4月10日(木)~23(水)の期間は、静峰ふるさと公園八重桜まつりが開催。4月20日(日)には、ステージイベントが行われる。また、公園内には、バーベキュー施設(全2サイト)があり、まつり期間中もご利用可能。桜を見ながらBBQを家族や友人と楽しめる。※事前予約制、2000円/1サイト、前日までにしどりの里窓口(029-296-4770)へお電話ください。
見どころ
2025年4月15日(火)~22日(火)18:00~20:00には、ライトアップ(夜桜)が行われる。昼間の桜も素晴らしいが、夜間のライトアップされた夜桜は、また違った風情で見応えがある。
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真人公園の桜/秋田県横手市
公園沼を見下ろすように桜が咲き乱れる画像提供:一般社団法人増田町観光協会
「日本さくらの名所100選」に認定された公園で、開花に合わせてさくらまつりが開催される。ソメイヨシノや山桜など約2000本が咲きそろい、松の緑で色づく真人山を背景に満開の桜が沼に映る景色が見事。また、園内にはアスレチック遊具もあり大人も子どもも楽しめる。
見どころ
2025年4月12日(土)~5月6日(振休)には、真人公園さくらまつりを開催。まつり期間中は公園沼で貸ボート遊びや増田名物「たらいこぎ競争」4月29日(火)が行われ、日没後には、ぼんぼり点灯が行われる。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
日本国花苑の桜/秋田県南秋田郡井川町
色とりどりの桜を背景に撮影された象のオブジェ画像提供:井川町役場
秋田県立県百年に当たる1972年(昭和47年)に、日本各地から集められた桜200種約2000本が2年がかりで植樹された公園。全国に数ヶ所しかない学術的にも貴重な公園といわれている。散策路も多く、子ども連れから、お年寄りまで様々な年代でも楽しむことができる。約40万平方メートルの敷地には、4月下旬から十月桜、冬桜が咲き始め、4月下旬から5月中旬はしだれ桜や八重桜などが見頃を迎える。
見どころ
苑内には200種、2000本の桜が咲き誇り、様々な彫刻と共に自然と芸術の調和が楽しめる。2025年4月19日(土)~5月6日(振休)の期間は、さくらまつりを開催。
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米内浄水場の桜/岩手県盛岡市
浄水場敷地内に咲き誇るヤエベニシダレヒガンザクラ画像提供:米内浄水場
盛岡市の郊外、上米内にある桜の名所で、例年開花時期には特別に敷地内が開放される。場内には34本のヤエベニシダレヒガンザクラがあり、盛岡市指定の景観重要樹木として保護されている。また,米内浄水場は創設から現在に至るまで90年間にわたり、市民へ水を供給し続けている。
見どころ
例年、4月下旬~5月上旬頃にかけてが、桜の見頃の時期となる。推定樹齢約90年を誇るヤエベニシダレヒガンザクラが咲き誇る様は圧巻だ。満開時は花が滝のように垂れ下がり、見事な姿を見せてくれる。
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※新型コロナウイルス感染対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。