水上から花見が楽しめる!「第21回 お江戸深川さくらまつり」が3月22日から開催

東京都

江戸時代の埋立地に造られた運河沿いを中心に咲き乱れる桜を、船から、橋から、護岸から楽しめる。江戸の伝統を引き継ぐ東京随一の桜まつりである「お江戸深川さくらまつり」が今年も開催される。2025年3月22日(土)から4月6日(日)まで開催される本イベントについて、担当者に話を聞いてみた。

江戸情緒を満喫できる和船乗船体験
江戸情緒を満喫できる和船乗船体験

――「第21回 お江戸深川さくらまつり」に関して、意図や狙い、ターゲットについて教えてください。

下町の人情や江戸情緒に興味をお持ちの方には、特に貴重な体験となることでしょう。川沿いの桜を船上から楽しめる乗船体験や夜桜のライトアップなど、深川の桜を楽しめるイベントが盛りだくさんです。

――本イベントのイチオシポイントやこだわりについて教えてください。

門前仲町から高橋につながる大横川・仙台掘川・小名木川の河畔を満開の桜が艶やかに彩ります。特に、大横川の両岸には約1.3キロ以上の桜並木が続きます。橋の上には深川の名店が出店します。

――ほかのお花見スポットとの違いや、ここならではの特徴について教えてください。

江戸時代から盛んな水運を活かした水上からの花見は深川ならではの楽しみ方です。水面まで低くせり出した桜を船の上や遊歩道から間近に楽しめます。三味線の音色がこだまする新内流しなど、街に江戸情緒が漂います。

――今回21回目の開催となりますが、今までの反響について教えてください。

例年、当日に整理券を配布する和船、動力船は大人気です。桜を眺めることができる酒場も賑わっています。

――読者へのメッセージをお願いします。

深川周辺に咲き乱れる桜を多くの方々に鑑賞していただきたいです。周辺にはオシャレなカフェも点在し、商店街や神社でも春の到来を祝うイベントが開催されていますので、深川でゆっくりと1日をお楽しみください。

盛りだくさんなイベントの一部を紹介!

大横川の名は江戸城から見て横に流れることから呼ばれたと伝わる。明暦の大火(1657年)後の復興事業として掘り開いた河川
大横川の名は江戸城から見て横に流れることから呼ばれたと伝わる。明暦の大火(1657年)後の復興事業として掘り開いた河川

江戸時代から盛んな水運を生かした水上からの花見が楽しめるお江戸深川さくらまつり。豊富なイベントやコンテンツの一部を紹介する。なお、各イベントの開催情報や日時などの詳細については、WebサイトやX(旧Twitter)を確認してほしい。なお、開催日時が変更となる可能性もある。

動力船観光(お花見クルーズ)

手が届きそうな距離で桜を楽しめる
手が届きそうな距離で桜を楽しめる

大横川の両岸に桜並木が続く
大横川の両岸に桜並木が続く

揺れる水面に映る夜桜は深川ならではの楽しみ
揺れる水面に映る夜桜は深川ならではの楽しみ

●黒船橋乗船場を発着の大横川周遊+隅田川ミニクルーズ付き(期間中毎日)
●日本橋乗船場と高橋乗船場を30分で結ぶ特別シャトル便(3月26日・27日のみ)

和船乗船体験

江東区和船友の会により動力を使わず昔ながらの100パーセント櫓漕ぎでの遊覧を楽しむ
江東区和船友の会により動力を使わず昔ながらの100パーセント櫓漕ぎでの遊覧を楽しむ


●黒船橋乗船場を発着(土日のみ)
※当日9時30分に整理券配布。例年、短時間で配布を終了する。

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詳細情報

<第21回 お江戸深川さくらまつり 開催概要>

日時:2025年3月22日(土)から4月6日(日)
開催エリア:門前仲町・清澄白河・森下・越中島・石島橋・黒船橋・牡丹町公園お花見エリア(大横川)・高橋周辺お花見エリア(小名木川)・東京海洋大学お花見エリア(隅田川、豊洲運河)
※雨天・荒天時はイベントによっては中止となる場合もございます。
詳細はお江戸深川さくらまつり委員会(03-3642-4867)にお問い合わせください。

当日イベント等は下記で適宜公開いたします。
Webサイト:https://fukagawa-sakura.com/見どころ詳細、ビューマップも掲載
X(旧Twitter):https://x.com/fukagawasakurah
情報は2025年3月12日 11:30時点のものです。おでかけの際はご注意ください。

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