伊豆の桜の名所が五感で楽しめる「桜オープンバスツアー」が今年も運行!

静岡県

静岡県の伊豆半島に位置する温泉旅館「界 アンジン」「界 伊東」で、2025年3月23日(日)〜4月7日(月)の期間に伊豆の桜の名所を巡る「桜オープンバスツアー」が今年も運行。4年目を迎える今年は新たに地元で長年愛される「祇園」のお弁当や、ツアー後にはそれぞれの大浴場で温泉を堪能できるプランが追加。そんな「桜オープンバスツアー」について、担当者に話を聞いてみた。

伊豆の春の定番「桜オープンバスツアー」が今年も運行!
伊豆の春の定番「桜オープンバスツアー」が今年も運行!


――「桜オープンバスツアー」について、開催意図や狙い、目的、ターゲットなどを教えてください。
温泉旅館ブランド「界」は、地域色豊かな季節の体験を提供することに力を入れています。例えば、静岡県の「界 遠州」では初夏に旬を迎える新茶の「利き茶体験」、青森県の「界 津軽」では雪深い冬を楽しむ「かまくら体験」など、その土地ならではの季節の楽しみ方を提案しています。伊豆エリアに位置する「界 アンジン」「界 伊東」では、温暖な気候と豊かな自然を活かし、春の伊豆の魅力を満喫できる「桜オープンバスツアー」を企画しました。このツアーの特徴は、オープンバスならでは、ダイナミックに桜を楽しめるところです。さらに、東海バスと界のスタッフが「桜バスガイド」として伊豆の自然や桜を解説することで、お花見に学びの要素を加え、より深い思い出となるよう工夫しています。ツアーのターゲットは、日本の春の風情を満喫したい方、温泉と合わせて春の旅を楽しみたい方を想定しました。 実際に、40~50代の旅慣れたご夫婦、女性グループ、アクティブシニア層の方々に多くご参加いただいています。

――「桜オープンバスツアー」のイチオシのポイントを教えてください。
イチオシのポイントは、何と言ってもオープンバスならではの開放感あふれるお花見体験です。360度パノラマビューで、桜のトンネルを駆け抜けるような感覚を味わえます。界のスタッフによる解説で、桜や伊豆の魅力を深く知ることができるのもポイントです。実際にご参加いただいたお客様からは「まるで芸能人になった気分で、興味深い話から知識も増えた」といううれしい声もいただいています。

【写真】オープンバス運行中の写真はこちら!
【写真】オープンバス運行中の写真はこちら!


――「桜オープンバスツアー」というアイデアはどのようにして生まれましたか?また、その実現に向けて苦労した点などあればそれをどうクリアしたか、あわせて教えてください。
「界」では、コロナ禍においても3密回避を徹底した旅の楽しみ方を提案してきました。2020年から栃木県の施設で実施していた「紅葉オープンバスツアー」の成功を受け、「ほかの地域でも安心して四季の魅力を楽しんでいただきたい」という想いから、2022年に伊豆で「桜オープンバスツアー」をスタートさせました。見どころが多い伊豆エリアだからこそ、ルート選定に苦労しました。伊豆エリアで初めての「オープンバスツアー」として、お客様にどこの景色を見ていただきたいか、界のスタッフと日の丸自動車興業株式会社、株式会社東海バスが連携し、「さくらの名所100選」の「さくらの里」や、地元スタッフおすすめの穴場スポット「梅ノ木平」などを組み合わせた、特別なルートを完成させました。また、2023年には、伊豆の自然に精通した環境学習コーディネーター監修のもと、「桜バスガイド」を導入しました。桜を目で見ても耳で聞いても楽しめるよう、解説内容にもこだわっています。毎年、施設のスタッフからバスガイド役を募っていますが、伊豆の魅力を自らお客様に伝えたいという熱意あるスタッフの参加が年々増えています。特別なルートとこだわりのガイドにより、毎年多くの方にご参加いただける鉄板ルートとなりました。

――2022年から行われているとのことですが、毎年の反響を教えてください。
毎年多くのお客様にご好評いただいており、「以前から気になっていた。参加してみたら、満開の桜を楽しむことができ、バスの中でいろいろな桜に関しての話も聞けて、知らない情報が満載だった」「オープンバスに乗るのは初めてだったが、爽快さとワクワクを感じて楽しかった」といったお声をいただいています。リピーターの方も多いことから、2025年は「祇園」のお弁当やツアー参加者限定の温泉体験を追加し、さらなる満足度向上を目指します。

――読者へのメッセージをお願いします。
「桜オープンバスツアー」で、伊豆の春を満喫しませんか?オープンバスならではの解放感、桜のトンネルを駆け抜ける爽快感はほかでは味わえません。旬の味覚や温泉も合わせて、五感で春を感じることができる旅へぜひお越しください。

「桜オープンバスツアー」概要

期間:2025年3月23日~4月7日
時間:11時15分~14時30分
料金:「祇園」のお弁当(稲荷寿司1300円、幕の内弁当1500円)※宿泊者限定参加

「祇園」の幕の内弁当(1500円)
「祇園」の幕の内弁当(1500円)

「祇園」のいなり寿し(1300円)
「祇園」のいなり寿し(1300円)

場所:以下の時刻表に沿って運行
11:15界 アンジン→11:25界 伊東→桜スポットにて降車→14:15界 伊東→14:30界 アンジン
※さくらの里の降車時間は当日の道路状況によって変更する場合あり。
対象:界 アンジン、界 伊東の宿泊者(4歳以上)
※安全管理上の理由により年齢制限あり
※ペット参加不可
予約:乗車日の前日正午までにインターネットで予約
※ツアー参加は当日空きがある場合、宿泊施設にて受付可能
※「祇園」のお弁当は事前予約(3日前の17時まで)
備考:天候によって中止となる可能性あり。気象状況などにより桜の開花時期が前後する場合あり。

■界 アンジン(静岡県・伊東温泉)

全室オーシャンビューの「界 アンジン」
全室オーシャンビューの「界 アンジン」

英国人航海士・三浦按針ゆかりの地、静岡県伊東市に位置する全室オーシャンビューの宿。館内随所に海や船旅をテーマにしたデザインが配されたモダンな空間が特徴。船の甲板をイメージした湯上がり処「サンブエナデッキ」では海風を感じられる。
所在地:〒414-0023 静岡県伊東市渚町5-12
客室数:45室
料金:1泊3万1000円~(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込み、夕朝食付)
アクセス
【電車】JR伊東駅より車で5分
【車】東名厚木ICより約100分

■界 伊東(静岡県・伊東温泉)

日本庭園が特徴の「界 伊東」
日本庭園が特徴の「界 伊東」

豊富な湯量と泉質を誇る伊東温泉に位置し、湯殿やプール、足湯など存分に温泉を楽しめる宿。伊勢海老、鮑など伊豆の豊かな海の幸を味わう会席料理や四季折々の花を愛でることができる日本庭園が特徴。
所在地:〒414-0016 静岡県伊東市岡広町2-21
客室数:30室
料金:1泊3万1000円~(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込み、夕朝食付)
アクセス
【電車】JR伊東駅より徒歩10分
【車】東名厚木ICより約100分

伊豆の春を五感で楽しめる定番イベントとなった「桜オープンバスツアー」は毎年パワーアップしており、年々楽しみ方が増えている。行ったことがある人もない人も楽しめる、春限定の「桜オープンバスツアー」をチェックしてみよう。

文=岸遥南
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

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詳細情報

■桜オープンバスツアー予約サイト
界 アンジン:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaianjin/activities/
界 伊東:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiito/activities/

■界 アンジン公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaianjin/
■界 伊東公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiito/
情報は2025年2月12日 17:07時点のものです。おでかけの際はご注意ください。

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