名勝 仙巌園の桜/鹿児島県鹿児島市
万治元(1658)年、島津家19代光久によって築かれた島津家の別邸。雄大な桜島を望む仙巌園では、例年2月上旬から寒緋桜、ガンタンザクラ、山桜、ソメイヨシノ、里桜といった約150本の桜が次々と咲き誇る。
見どころ
島津家の別邸から望む広大な景色(桜島、錦江湾、約150本の桜)は見どころだ。また、2024年3月2日(日)には「流しびな」、4月7日(日)には「曲水の宴」を開催。仙巌園で行われる「流しびな」は、園内にある曲水の庭の清流に身代わりびなを流し、無病息災を祈る特別な春の催し。一方、曲水の宴は、上流から流した酒盃が前を通り過ぎないうちに和歌を作り、盃を取り上げて酒をいただく優雅な宴だ。