富士と桜の最強タッグが見られる神の絶景とは

北海道で桜が咲き始めるのはゴールデンウィーク頃から、場所によって5月下旬まで楽しめます。今年は花見らしい花見が出来なかった……。そんな人は5月の北海道旅行がオススメ。その中でも、富士と桜並木、最強の取り合わせが楽しめる名所をご紹介します。

1910年、背後に羊蹄山を背負うように社殿が建設された村の総鎮守

「蝦夷富士」という別名をもつ「羊蹄山(ようていざん)」は、均整のとれた円錐状の山で、その姿はまさに富士山そのものです。周りに景色を邪魔するものが何もないため、「羊蹄と○○」といった組み合わせの風景が楽しめます。例えば5月中旬を過ぎると、耕運機で耕され美しく筋を引かれた畑とのセット。7月に入ると咲き誇るジャガイモの白い花とのセットも見応え抜群です。本家の富士山にも負けず劣らず、まさに北海道ならではの景色が楽しめるのです。

しかし、5月上旬に見られる真狩神社の桜並木と残雪の羊蹄山の美しさは、一度見た人をとりこにすること間違いなし! 赤銅色の鳥居から、約500メートル先の本殿に向かう参道沿いに、60本ものエゾヤマザクラが並んでいます。1920(大正9)年に地域の人々によって植えられたもので、数えで御年99歳! 薄いピンク色に染まる桜の花と、羊蹄山の雪の白さのコントラストが、息を呑むほどの絶景を生み出します。

ここでの一番の楽しみ方は、まず神社への参拝。鳥居をくぐり桜並木の下を真狩神社の本殿に向かいましょう。そして本殿では心安らかに“二礼二拍手一礼”。そして歩いてきた参道を戻りながら、ふっと振り返って見てください。そこに広がるのは……。

見事な絶景が広がる桜並木の参道。車を降りたらゆっくり歩いて鑑賞して

桜と富士の見事なコントラスト。参拝後の蝦夷富士の姿は、神々しく見えてくると思います。真狩神社は桜の名所としても有名ですが、蝦夷富士と田園風景や桜並木の景色はまさに神の領域です。

周辺には地元産の野菜を味わえるカフェなども点在しますし、5月はアスパラも出回り始めます。5月の真狩神社では、桜と、雄大な景色と、そして旬の野菜を味わえますよ。

真狩神社 ■見ごろ:5月上旬 ■本数:50~60本 ■ライトアップ:なし ■住所:虻田郡真狩村社79 ■料金:無料 ■時間:24時間 ■駐車場:約30台(神社横の駐車場無料) ※桜の開花などについての問い合わせは0136・45・3613(真狩村役場総務企画課)

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情報は2018年4月時点のものです。おでかけの際はご注意ください。

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